2008年02月05日

ヤッターマン

ヤッターマンの録画を見る。やっぱり歌がどうしてもなじめない。映像はいいんだけれど、なんでこれにしちゃったのだろう。かっこいいかもしれないけれど、楽しい曲には思えない。一緒に歌って元気になるって曲じゃない。いまさら一緒に歌うわけじゃないんだけれど、あの昔のOPとEDがあってこそのヤッターマンだったんだなと分かってくる。山本正之氏の独特の歌声がないともう別なものに思えてしまう。それに富山敬氏のナレーションも重要だったとしみじみ思う。すべての要素が当時の子供が楽しめるようにとても魅力的に組み合わさっていたんだなあ。だから長期にわたってマンネリが続けられたんだろうな。

今日の話の内容(「北の国から」のパロディ)からも昔の視聴者を意識して作ってくれているんだろうけど、そこまで昔のファンが喜んで見ているとは思えない。とはいえ、新番組でドロンボー一味とドクロベー様が再結集してくれたことは大感謝。僕はそこしか見るところがない。今後は今の子供たちの心をつかんだ面白い作品を作ってくださいとしか言えない。

何年か前カートゥーンネットワークで延々やってたタイムボカンシリーズを見て十分堪能してるから、正直今回のヤッターマンにそれほど要望することもない。調べてみると、今はキッズステーションで昔のヤッターマンをやっている。昔を懐かしがりたい人はスカパーで見ればいいってこと。タイムボカンシリーズはDVDも既に出てるじゃないですか。今のに不満がある人も大人買いすれば万事解決。きっと今回のヤッターマンはオリジナル版のDVD販売促進というそういう計略にもなってるんでしょ。

追記:2008/02/08
Gyaoでもオリジナル版毎週2話ずつやってますね。

■関連リンク
番組表『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』|キッズステーション

お仲間の懐古主義者はこちらをどうぞ



パソコンは前の環境に戻ったけれど、最近仕事に時間を使わないといけなくなって、前から書こうとしていることにも没頭できない。プログラミングをする時間もとれない。読みたい本も買ったのにまだ読み終えられない。やっと暇ができたと思ったら、今度は頭が痛くなって寝込んで、無駄につぶれてしまう。それに、お金はちっとも貯まらない。


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2008年02月07日

ゴールボールの選考結果はまだ?

seesaaブログではどのページにどれくらいアクセスがあったのかを見ることができる。もちろん自分のブログについてだけど。最近index.rdfへのアクセスがちょと増えた。つまりrssリーダにここを登録する人が増えた。きっとここを登録していれば、浦田理恵さんの情報を知ることができるのではないかと考えた人たちではないかと想像する。だって、このブログで扱っている話題の中で「見えない生活」関連のページのアクセスが群を抜いて多いから。そして考えてみた。その方たちにとって今一番の関心事は「りえちゃんが北京パラリンピックの最終選考に残っただろうか」ではないだろうか。

去年9月の「ドォーモ」の放送では、本人が出場できるかどうかは今年1月の選考会を待たなければならないという意味の発言があった。僕の記事でもそのことを書いていた。1月は終わったけれど、結局どうなったんだろう?

ゴールボール協会(JGBA)の公式ページを見てみると、パラリンピックに参加する役員の名前だけがあがっている。いろいろ探してみると、去年のブラジル大会にも参加した浅井さんのブログに記述があった(こういう生の言葉を聞くと、みんなを応援したくなる)。どうやら、2月の強化合宿で最終的に決まるようだ。11人中6人。僕が興味本位でこんなこと書いているのが不謹慎に思えてくるような真剣勝負が行われるんだろうな。その合宿が終わった後にJGBAのトップページを見れば、選ばれた選手たちの名前を見つけることができるかもしれない。


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2008年02月08日

ピンキリ考 第三弾

ピンキリの語源についてまた調べてみた。
今回は「ピン」について。
あらかじめ書いておくけど、卑語とか出ます。

以前調べたように、広辞苑(第五版)によると「ピン」は、「pinta(ポルトガル) 点の意」とある。ここを疑ってみる。

ポルトガル語の「pinta」が対応する英単語は「point」ではなく、「paint」である。広辞苑にある「点」という意味より、斑点とか、しみとかいう意味の方が近い。では英単語の「point」に対応するポルトガル語はというと、「ponto」である。これはサイコロの目を指す言葉としても使われる。つまり広辞苑の解釈ならば、pintaよりもpontoの方が語源には適している。

「ponto」というポルトガル語を聞いて、「先斗町」を思い起こす人もいるかもしれない。広辞苑で先斗(ポント)町のポントを調べると「pontaは先、pontoは点の意。「斗」は捨て仮名」と書いてある。

辞書でpinta, ponta, pontoの語を調べてみると、近いところにpintoという語が出てくる。ポルトガル語の発音なので、ローマ字読みそのままにはいかないようだが。

pintoの意味を白水社の辞書で調べてみると、次のような意味が出てくる。
pinto m.
1.雛、ひよこ
2.<古語>ポルトガルの通貨
3.<口語>子供
4.<卑語>ペニス
なかなか面白い。

別の辞書だと(辞書の名前は忘れた)、
pinto s.m.
雛、ひよこ
<俗語>子供
召使いが買い物のピンハネをする。

最後のものは、記号の意味を忘れてしまったのだけど、ブラジルだけで使われる表現という意味だったと思う。

この古い通貨のはっきりした価値は分からないが、他の意味からして、低い価値の単位だったんではないだろうか。日本語における「一文」のような感じかな。そのため、最初は貨幣の単位だったものがほかの意味が派生してきたのではないだろうか。ポルトガル語の単語の語源なんてそう簡単に資料が見つからないので、今は憶測でしか言うことができない。ただ日本語でもペニスを息子と呼ぶ俗語はみんなもよく分かるものだし、すべて想像できる範囲の意味の変化だろう。

最後のがなかなか面白い発見。でもピンハネが出てきたのは単なる偶然ではないかと思う。小銭をごまかすのはとても分かりやすい言葉の転用だ。日本語のピンハネは元々他人の利益から「一割を取る」から来てることになっているが、もしかすると、同じ由来だったのかもしれない。

確認しやすいように、ポルトガル語のWikipediaでpintoの項を示す。
Pinto pode ser:
Ave filhote da galinha, frango.
Nome de familia (sobrenome).
Giria popular para penis.
Giria para crianca.
Pinto - unidade de medida.
pinto - pt.wikipedia

機械翻訳を利用して訳してみると、
・若い雄鳥
・姓
・ペニスを表す一般的な俗語
・子供を表す俗語
・計量単位(英語におけるパイント)
という意味になるだろう。

このように値が少ないもの、幼いものを表す言葉として当時も使っていたのかどうか分かれば面白い。そしてカードの一番少ない値に対してそう呼んだという例が出てきたら、なおいい。

もしかすると、天正カルタ(というかポルトガルカード)の竜の描かれた1のカードがペニスのように見えたのかもしれない。連想としてそう呼ばれたのかもしれない。ミミズのようなあの竜が。とにかく、当時日本に来たポルトガル人がそんな俗語を使っていたか、調べてみないと分からない。でも、ピンの語源がこれだったら、ちょっと困る。


・関連過去記事
ピンキリの語源
ピンキリ再考


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posted by takayan at 01:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉・言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

ハートの起源3(スイススート)

トランプに描かれているハートマークの起源を考察してみるの三回目。いよいよ本編。

次の画像は、スイスで現在も遊ばれているトランプ。ドイツスートに似てはいるが違う。このカードはスイスのドイツ語圏で使われていて、Jassヤスというゲームで遊ばれるのでヤスカードと呼ばれている。

スイススート


(参考)ドイツスート
ザルツブルグパターン
ハンガリーパターン

見ての通りドイツスートと関係があり、「どんぐり、盾、バラ、鈴」の4種類のスートからなる。つまり葉とハートが無く、かわりに盾とバラがある。各スートは、上位のランクから次のように並ぶ。記号が二個描かれているAs(エース)、王様が描かれるKonig(王)、記号が上にある人物札Ober(上)、記号が下にある人物札Under(下)、旗に記号が描かれているBanner(旗)、そして記号がその数だけ並んでいる数字札9から6まで、1スート計9枚。1セット合計36枚からなる。旗の札が特徴的でそれが上に紹介している画像。これは10として扱われる。他に、鈴のUnderの顔が花びらに囲まれていたり、盾のスートの数字札がモノクロになっている。それから、ちょっと気づいたことだが、スートのマークもそうだが、人物は物騒な武器を帯びていない。

スイスでのトランプの歴史は古く、1377年、ドミニコ修道会のジョンという人が、トランプについての記録を残している。この記録を信頼すると、その中で、現在ドイツやスイスで使われているものと酷似した特徴が描かれている。そのトランプには、スートを表す記号があって、それが上にあるか下にあるかで、キングの従者二人の地位が区別されている。残念なことに、その記号がどんな形をしていたのかという記述がないので、スイススートだったのか、ドイツスートだったのか、それともまた別のものであったのかがわからない。しかし現在のドイツとスイススートと同じ上と下に記号を置くことで区別するというシステムがすでにこの頃あったということはとても興味深い。

関連リンク:
下記リンクの1377 BASLEの部分
the History of Playing Cards in Europe
16世紀前半のスイスのカード(花びらの数がバラ科らしく5枚ある)
SWISS PLAYING CARDS c.1530 - The World of Playing Cards

今回海外のサイトを含めてネットをいろいろ調べてみたが、スイススートとドイツスートのどちらが早くできたのかについてははっきり断言している資料は見つけられなかった。一方が他方の原型なのか、今は廃れた共通の原型が別にあって二つが分かれたのか、わからない。

もちろんスート記号は制限があるわけでなくカード製作者が何を選んでもよかったわけで、事実、15世紀ドイツ地方にはとても想像力に富むハンティングデッキなどが作られている。

関連リンク:Master of the Playing Cards


それでも、スイススートとドイツスートの記号を見比べていると想像力をかきたてられる。現存する資料だけから断定するのは無理なことなのだと思うが、無理を承知で、ひとつこのことを考えてみよう。

以前も紹介したトランプについたくさんの画像を使って紹介してあるサイトのこのページ(Andy's Playing Cards - Suiss cards)では、スイススートのバラと、イタリアスートのコインと類似を指摘してあるが、さらにすべてのスートの記号がラテンスートに由来しているとは考えられないだろうか。

※ここから先は、過去の資料があるわけではなく根拠が薄く推測だけで話を進めていくので、疑いながら読んでほしい。くれぐれも簡単に信用しないように。

ヨーロッパの地方札を眺めたことがある人ならば、誰でも思いつきそうなことだろう。ラテンスートとスイススート、ドイツスートの間に何らかの派生関係があるのではないか。あると仮定するならば、その順序はきっと、ラテン、スイス、ドイツであると僕には思える。ラテンとドイツには共通性を見つけることは難しいが、スイススートをその間に挟むと、うまい具合に三者がつながってくれる。

ラテンスート(スペイン)から、スイススートへの対応を次のように考えてみる。植物というくくりで「棒」と「ドングリ」。武器という括りで「剣」と「盾」。円形で同心円と放射のある図として「貨幣」と「バラ」。そして輪切りの線が入る図として「杯」と「鈴」。前者二つは意味的に、後者二つは図形的にと変則的ではあるが、対応を考えることができる。ただし地理的に近いはずのイタリアタイプのものではなく、スペインタイプのラテンスートを使って考えている。

さて、今度はスイススートとドイツスートを考えてみる。両者において四つのスートの記号のうち、二つが同じものならば、残りの二つも実は同じものを表していたのではないだろうかと考える。つまり、「盾」がその形を残しながら植物の「葉」となったのではないだろうか。そして「バラの花」をより単純化して「バラの花びら」になったのではないだろうか。

でも、バラの花びらはこんなハートの形をしていただろうか?当時のバラはどんな形だったのだろう?はっきりとは分からない。ただバラ科の植物の写真を探して眺めてみると、バラ科の花びらには先のとがっているものもあれば、その部分が逆に凹んでいるものもある。二種類の表現方法があるならば、「葉」のスートと区別しやすい凹んだものを選ぶのではないだろうか。

関連リンク:ヨーロッパで見られるシンプルな花弁のバラ科の植物
Rosa canina - en.Wikipedia
Rosa eglanteria - en.Wikipedia

日本の家紋にもバラ科の植物の紋がある。そう桜だ。模式化された桜の花びらの一つ一つはハートの形になる。このような花びらの抽象化が当時行われたのではないだろうか。

関連リンク:植物紋=桜/水仙/棕櫚/菖蒲/杉/柘榴紋の一例 - 家紋ネット

このようにして、「バラの花」が「バラの花びら」になり、「盾」が「葉」になったとすると、変わらなかった「ドングリ」と合わせて、四つのうち三つが植物に関連するスートになる。残りの「鈴」にも何かあるのではないだろうか?ドイツスートの「鈴」のカードをよく見れば、これもまた植物的に見える。柿でいうヘタの位置に緑色の部分が描かれている。これはスイススートにはないものだ。この記号が当初、実として描かれていた名残ではないかと考えられないか。ドイツスートに変化するとき、意図的に、もしくは間違われて、植物のように描かれたのではないだろうか。すべてのマークを植物でそろえるために「実」への置き換えがあり、しかし結局スイスと同じ「鈴」という呼び方が普及してしまったのではないだろうか。

上で説明したようにラテンスートから、スイススート、そしてドイツスートへと変化していくとすると、少なくとも一つの問題が生じてくる。ラテンスートとスイススートの対応は、「棒」=「ドングリ」、「剣」=「盾」、「貨幣」=「バラ」、「杯」=「鈴」。そしてスイススートからドイツスートへの対応は変化したものだけで、「盾」=「葉」、「バラ」=「ハート」。この二系列の対応より、「貨幣」=「ハート」が導かれてしまう。これはハートは聖杯に対応するという定説に反する。ハートマークの意味づけにも影響の出てくる結論だ。ハートは聖杯に対応しない。ハートは貨幣に対応する。

つづく


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2008年02月12日

ラテンスート

ラテンスートについて詳しく説明していなかったので、まとめてみよう。

イタリア、スペインなどでは、僕たちが日常的に使っているものとは違う独特のスートのトランプが使われている。このスートはラテンスート(latin suits)、イタリア・スペインスート(italo-spanish suits)などと呼ばれる。

イタリアのカード
・北イタリア(ベルガモカード Carte bergamasche)
北部イタリアのカード

・スペイン風イタリアカード(シシリアカード Carte siciliane)
スペイン風のイタリアのカード


スペインのカード
スペインのカード
(全体を見なくても枠の線の切れ方でスートが分かるようになっている)


ラテンスートのカードは、14世紀頃までにヨーロッパに伝わってきた、エジプトあたりのマムルーク朝の人々が遊んでいたカード(通称マムルークカード)が元になっているとされる(マムルークカードについては後述)。このとき、当時のヨーロッパになじみの薄いポロスティックのスートだけ杖や棍棒に変化し、残りはそのまま使われた。

ラテンスートはイタリアスートとスペインスートに大きく分けられる。イタリアではさらに地方毎に細かな違いがある。また現在では残っていないポルトガルカードもこのラテンスートに分類される。

イタリアスートはイタリア北部地方で現在使われているもので、湾曲した剣、直線的な儀式用の杖、剣と杖は数字札では交差するといった特徴をもつ。基本的に1セット40枚ないしは52枚からなる。40枚のものは、1から7までの数を表す札と、従者、騎士、王の三種の絵札からなる。52枚のものは数札が1から10までとなる。

スペインスートはスペインやイタリア中・南部で使われているもので、抜き身の両刃直剣、丸みがあり葉もついたりする棍棒、数の札では剣と棍棒は交差せずに個別に並べてある。1セット48枚ないしは40枚。48枚のものは1から9までの数の札、従者、騎士、王の絵札からなる。40枚のものは数を表す札が1から7までとなる。イタリアにおいて北部とそれ以外で分かれるのは、南部がスペインの勢力下になっていたことに由来している。

ポルトガルカードは、現在廃れてしまっている。大きな特徴として、エースにドラゴンが描かれ、従者が女性の姿に描かれている。また王は腰をかけている。杖ではなく棍棒が描かれる点ではスペイン風だが、長物が交差している点で北部イタリア風である。ただしこの剣はイタリアのように曲線的ではなく直線的に描かれる。

それぞれの国での呼び名。イタリア語ではそれぞれのスートが、denari(貨幣)、coppe(杯)、spade(剣)、bastoni(棍棒)、絵札がfante(従者)、cavallo(馬)、re(王)と呼ばれる。スペイン語では、oros(金)、copas(杯)、espadas(剣)、bastos(棍棒)、また絵札はsota(従者)、caballo(馬)、rey(王)と呼ばれている。


関連資料:
ラテンスートのカードで遊ぶゲーム
Games played with Latin suited cards

日本語で書かれたイタリアカードの紹介
世界遊技博物館 イタリアカード

トランプの歴史についての関連ページ
International Playing-Card Society - Brief History of Playing-Cards
Playing-Cards FAQ - Playing-card History
Andy's Playing Cards - Introduction & History

ウィキペディア
トランプ
Playing card
Carta da gioco イタリア語。イタリア各地のカードの画像がある。



■マムルークカード
マムルークカードのスートは、貨幣、杯、剣、ポロスティック。各スートは数字を表す札が1から10までと人物を表す札が3種あり、合計で52枚(1セット56枚という資料もある)。数字札は記号そのものを並べてそのカードのランクを表している。剣とポロスティックの長物は交差させて描かれる。このとき剣は曲線的に、ポロスティックは直線的に描かれる。マムルークカードには現在の絵札に相当するカードがあるが、それには人は描かれず、カードの呼び名だけが人となる。人物カードは王、総督、副総督の三種(イスラム社会の用語でnaibの訳として総督が適切かは分からないが勝手にそう訳した)。

マムルークカードをさかのぼると、古い中国の紙のゲーム葉子戯に行き着くとされる。麻雀もさかのぼるとこのゲームにつながっている。麻雀もそうだが、中国のスートはすべて貨幣である(索子は竹ではなくひもを通した貨幣の束)。麻雀ではスートは3つだけだが、中国の古いカードには4番目のスートとして十の文字で表す十万のスートを持つものもあった。

これが直接マムルークカードのスートに変化したと考える説がある。この説では、筒子に相当するものはそのまま貨幣に、索子に相当するものがポロスティックになったとされる。さらに残りのスートは、萬子に相当するスートでは万の字がひっくり返り杯に、十のスートは十の字が柄のある剣に変化したのではないかとされている。

・関連ページ
Andy's Playing Cards - The Tarot And Other Early Cards - page V - the Mamlûk cards
Andy's Playing Cards - Introduction & History page3
Chinese Origin Of Playing Cards - University of Waterloo (1895年の古い論文)


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2008年02月14日

ハートの起源まとめ

バレンタインデーということで、とりあえず、まとめ。
トランプのハートマークがどうやってできたのかを何回かに分けて考えてみた。貨幣のスートが花のデザインとなり、それがバラの花びらへと単純化したのではないかと考えてみた。うまくいくように考えたので、それなりに筋は通っていると思う。

ただこれには前提条件として、スイススートがドイツスートに先んじて考案されていなくてはならない。実はこれは分が悪い。スイススートはドイツスートの亜流としか考えられていない。また、その頃その地域にモデルになり得る花が咲いていたことも分からない。考えれば考えるほど、自信はなくなってくる。

さて、これはトランプの歴史だけしか語っていない。今までは、トランプの記号の変化が常に関連性を保ちながら起きたと仮定したものだった。トランプの外の世界では本筋のハートマークの成立があってもおかしくない。

以前、英語WikipediaのHeart (symbol)の記事を調べたら、古代ギリシャの都市キュレネで使われた銀貨起源説というのが書いてあった。これは愛という概念とこの記号が結びつく面白い事実だとは思ったけれど、現在の記号との連続性がはっきりしなかった。

今回、トランプのことを調べながら、見つけたのは、見過ごしていた上記のドイツ語版の記事だった。Herz (Symbol)。そしてその記事の参照元は、Das Herzsymbol - Geschichte und Bedeutung aus medizinischer Sicht。ここは、英文のページも用意されているので、Wikipediaの記事よりこちらを読んだ方がわかるだろう。また具体的な画像ギャラリーも置いてある。

結論だけ言うと、ここでは古代ギリシャの壺の絵に出てくるツタの葉が起源ではないかと書いてある。吟遊詩人がうたったミンネ(騎士の宮廷風恋愛)物語を描いた絵にも、このハート型の葉が登場するというのだ。でもそれって、スペードマークじゃないか?という疑問は残るのだが、それなりに説得力がある。

ハートマークというのは、キリスト教でも登場する。Sacred Heart。ただこれは近代になってからこの図像が出てくるようだ。探してみた中で、ルターの紋章の方が1530年と年代もはっきりしている。Luther rose


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2008年02月16日

「あなたが世界を変える日」

本の紹介。
「あなたが世界を変える日 - 12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」

他の本を注文しようと思ったら、おすすめ本にこれが並んでいたので注文した。そして昨日届いた。
1992年にリオデジャネイロで行われた「地球環境サミット」で、12歳の少女が、感動的なスピーチをおこなった。この12歳の少女とは、セヴァン・カリス=スズキさん。1979年生まれだから、今年29歳。

僕は、2002年にこの人が日本にやってきたとき、会場で彼女のスピーチを聞いていた。先日この本の紹介記事を見つけたら、数年ぶりに再会できたみたいにうれしくなって、そのまま注文してしまった。読み終えたので、中学になる甥にプレゼントしよう。


2002年に11月、セヴァン・スズキは日本にやってきた。彼女自身はカナダ人だが、名前から分かるように彼女は日系人で先祖は熊本出身の人だったらしい。そういうわけで全国縦断ツアーの出発点として熊本を選んでくれた。昼間の県内の別の場所での講演の後、夕方は阿蘇でイベントが開かれた。建物に隣接する広場での講演。僕のおぼろげな記憶によると、セヴァンさんは軽トラックの荷台の上に通訳と二人で乗って、聴衆はいくつかの火のついた丸太の周りで暖まりながら聴いていた。そんなとってもユニークな講演だった。話の内容ははっきりとは思い出せないけれど、この本の資料1にある「ROR Recognition of Responsibility 責任の認識」の話もあったなあと、この本を読んで思い出した。

それにしても、もう五年以上経ってしまうのか。すっかり印象を忘れている。彼女の姿もすぐそばで見ていたのに、彼女の声もしっかり聞いていたはずなのに。日記は書くべきだとつくづく思う。

ナマケモノ倶楽部にあるこのときのツアーのまとめページ:
セヴァン・スズキ(Severn Suzuki) RORツアー2002大成功に終わりました!
この本には、セヴァン・スズキの伝説のスピーチだけでなく、大学生になった彼女がそのスピーチに至る経緯を分かりやすく説明してくれた文章(の翻訳)も載っている。そちらの方がページ数が多い。そして2002年にセヴァン・スズキと仲間たちが作ったRORを日本の若者たちが日本向けに内容を置き換えた文章もある。何かを始めたい人への資料として、環境問題にとりくんでいる団体の連絡先もまとめてある。

この本が目についたのも何かの縁だと思う。日本でのツアーの翌年2003年に出版された本だけれど、彼女の17年前のスピーチは今も影響を与え続けている。5年前に日本にやってきて直接日本人の心に蒔いてくれた種もわずかずつなのかもしれないけれど確実に育っている。そして、この本を通してこれからも多くの人に広がっていってほしい。

17年経ったのに世の中は何も変わっていないと、嘆くべきだろうか。いや、世界の状況は深刻さを増しているのは事実かも知れないけれど、人々の意識は少しずつだけれどもいい方向に変わってきていると思う。


調べてみたら、セヴァンさん、去年の10月から日本に来てました。本の広告が目についたのもきっとその余波ですね。
ハチドリキャンペーン2007  セヴァン・スズキ JAPAN TOUR

みんなでハチドリの森を育ててみましょう。
ハチドリキャンペーン2007 みんなで育てようハチドリの森


自分一人で読むのなら、この本は図書館で借りて読もう。きっとその方が地球には優しい。ネットでの注文は最終的な手段だ。そうやって、この本を手に入れ読み終えたら、本棚に眠らせるのはもったいない。




Youtubeにある動画

■ECO_92 
日本語ではなくポルトガル語の字幕付きだが、セヴァンの動画で再生回数が世界で一番多いのもの。コメントも多い。英語が読める人はリンク先を開いて意見を読んでくるのもいい。
http://www.youtube.com/watch?v=5g8cmWZOX8Q



■伝説のスピーチ 環境サミット@リオ
日本語字幕付き
http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg



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posted by takayan at 03:42 | Comment(6) | TrackBack(0) | 本・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

フォクすけ

フォクすけのぬいぐるみがほしくなったので、サイドにバナー貼り付けてみました。

フォクすけは、日本発のFirefoxプロモーション活動用のマスコットキャラクター。しっぽが炎のかわいい狐。英語表記はFoxkeh。

Firefox 2 無料ダウンロード

現在Firefox普及キャンペーン期間中で、紹介したという証拠写真を送るか、規定のバナーを貼り付けて申し込むと抽選で当たるそうです。紹介写真の場合10人分になると抽選ではなく”もれなく”もらえるそうです。

詳しくは、次のリンク
フォクすけの Firefox 情報局

そしてFirefoxについての詳しい情報は次のリンク
Mozilla Japan - Firefox

Firefoxはいろんな拡張機能を簡単に追加していける便利なブラウザです。ボタンなどのデザインを「テーマ」として自由に変えることもできます。便利な拡張の例として、外国語の有名サイトを自動的に日本語に変換してくれるJapanizeというのがあります。


どんな拡張機能が人気なのかは、みんなの拡張機能 ランキングFirefox 2 にインストールする3個の拡張機能集計結果で調べることができます。また、Firefox Add-onsで登録されている拡張やテーマを探すこともできます。

Windowsに標準でついてくる「インターネットエクスプローラ(IE)」しか使ったことがない人も、この機会にパソコンに入れてみてはどうでしょうか。使いやすいように機能やデザインをカスタマイズして、自分なりに便利なブラウザにしていくことができます。


Firefoxにはいろいろな拡張機能がありますが、このブログでのおすすめは、Charles L. Chen氏が作った「Click, Speak」という拡張です。マウスでドラッグした部分を合成音声で読んでくれます。海外のサイトを使っての、外国語の学習などに便利です。

この機能を使うには、WindowsXPではSAPI5機能がインストールされている必要があります。SAPI5でその言語が用意されていれば、そしてそのページ内部で行儀よく言語の指定がされていれば、その言語で読み上げてくれます。

・過去ログ案内

SAPI5の用意の仕方は、以前このページにまとめました。
WindowsXPにSAPI5音声を入れるには

多言語の音読のサンプルはここに置いてます。
言語読み分けのサンプル動画

この拡張の英語によるメッセージの部分を日本語に置き換えたものを以前作りました。本家では対応していないスペイン語や韓国語などのページが自動認識できるようにしています。現在本家のバージョンが進んでしまったので、少し古いのですが、興味のある人は使ってみてください。
CLiCk, Speakも日本語化してみた

このClick,Speakは同じ作者の作ったFirefoxを音声ブラウザにする拡張「Fire Vox」の副産物のような拡張です。これは視覚障害者の利用も考慮された、キーボードでの操作中心の拡張機能です。音声ブラウザに興味がある人はこちらも試してみてください。これも以前日本語化してみました。
Fire Vox シンプル日本語版


いつもと違って丁寧な文体で書いてました。やはり人に薦める案内文はこの文体の方がいいですね。


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ゴールボール代表選考結果

やっぱり、今まで書いてきたので、結果も書かないといけないですね。

福岡発の番組「ドォーモ」の「見えない生活」の放送を見たのがきっかけで、いろいろこのブログでも伝えてきましたが、日本ゴールボール協会オフィシャルサイトのトップページに掲載された最新情報によると、以下の六名の選手がゴールボール協会から日本パラリンピック委員会に推薦されることが決まったようです。

「見えない生活」のりえちゃんの名前もちゃんとあります。
上記サイトによると、JPCによる承認などの手続きがあって、公式決定は5月中旬になるようですが、この六名のみなさんが代表選手に決まったという理解でいいですよね。皆さん、本当におめでとうございます。


「ドォーモ」の特集ページも更新されてました。
見えない生活l ドォーモ

あとは北京パラリンピックが無事に開催されること、そしてテレビでしっかり中継されることを期待しながら、試合の日を楽しみに待っています。がんばって応援します。

※5/24追記
5月20日に日本障害者スポーツ協会で正式に発表が行われたようですね。
2008北京パラリンピック競技大会 日本代表選手発表(第一次)(08/05/20)


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2008年02月25日

NHK-BS2でカウボーイビバップ放送開始

NHKで市川崑監督の映画をやるという予告があったけれど、いつだったかなと検索していたら、なんと「カウボーイビバップ」をBS2でやるという情報を見つけた。宣伝はしていたんだろうが、放送開始前に知ることができてよかった。

NHKの番組公式ページ
BS2 衛星アニメ劇場 カウボーイビバップ
放送時間は火曜日(月曜深夜)午前0:00〜 2話放送

これ、10年前にWOWOWのノンスクランブル放送でやってたとき、とにかく楽しみに見ていた。とにかく衝撃的に凄かった。おもしろいから、見終わってすぐにもう一度再生して見てた。普通、録画したのを見るときはオープニング曲なんかはスキップ操作するんだけれど、これではそんなことできなかったのを覚えている。

ただ、今回は「ドォーモ」を優先して見ますが。


それでは、市川崑監督の作品の放送はというと、ちょっと先になるけれど、3月10日(月)〜13日(木)午後9:00から。「ビルマの竪琴」(1956年)、「太平洋ひとりぼっち」(1963年)、「犬神家の一族」(1976年)、「おはん」(1984年)の四作品。「ビルマの竪琴」も「犬神家の一族」も旧版。

NHK BSオンライン BSからのお知らせから引用
追悼 市川崑監督特集 放送決定
「追悼 市川崑監督特集」として、3月10日(月)〜13日(木)午後9:00
から、市川監督の映画を4本放送することになりました。

<放送決定>

○衛星映画劇場「ビルマの竪琴」(1956年)
 BS2 3月10日(月)午後9:00〜10:57
先ごろ亡くなった巨匠・市川崑監督が竹山道雄の同名小説を映画化。
〔監督〕市川崑
〔出演〕三國連太郎、安井昌二、浜村純、内藤武敏、北林谷栄 ほか

○衛星映画劇場「太平洋ひとりぼっち」(1963年)
 BS2 3月11日(火)午後9:00〜10:38
1962年5月に大阪西宮港を出航、94日間たった一人で小型風力ヨット“マーメイド号”を操り、太平洋横断の壮挙を成し遂げた青年・堀江謙一の手記をもとに映画化。
〔監督〕市川崑
〔出演〕石原裕次郎、田中絹代、森雅之、浅丘ルリ子 ほか

○衛星映画劇場「犬神家の一族」(1976年)
 BS2 3月12日(水)午後9:00〜11:26
スクリーンにおける名探偵・金田一耕助像を決定付けた、市川崑監督、石坂浩二主演の大作ミステリー・シリーズ第1作。
〔監督・脚本〕市川崑
〔出演〕石坂浩二、島田楊子、高峰三枝子、草笛光子、あおい輝彦、三國連太郎 ほか

○衛星映画劇場「おはん」(1984年)
 BS2 3月13日(木)午後9:00〜10:53
宇野千代の代表作を名匠市川崑が映画化、細やかな演出で男女の機微を見事に描いた文芸大作。
〔製作・監督・脚本〕市川崑
〔出演〕吉永小百合、石坂浩二、大原麗子、ミヤコ蝶々 ほか(1984年・日本)

*これに伴い当初予定の番組に変更があります。詳しくは、BS放送変更情報をごらんください。


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posted by takayan at 01:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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