2008年06月03日

Flock日本語パック

Flock面白いな。
ブログを書くのに便利な機能がいろいろついている。
ブログだけでなくソーシャルネットワークで生かしてこそのFlockなのだろうが、そこはまだよくわかっていない。英語のサービスしか用意してないようだし。

前回書いたように独自の機能だけでも相当な翻訳をしないといけないので、そう簡単にはできないだろう。
今回はdtdファイルを半分ぐらい訳してみた。当然誤訳があるだろう。また場面によって合わない訳もあるだろう。

この投稿のFlockのブログエディタを使って書いてみた。
seesaaでも投稿できるかな。

下の引用は、ウェブクリップボードという機能を使ってみた。公開先のページの引用だ。Flock日本語パック

Flock[�O�������N]で使える日本語言語パックを仮公開してます。
Firefox2用のものをベースにFlock独自のファイルを追加しています。

ダウンロード


  • ja-fl-1.2.xpi


使い方


公式サイトFlock[�O�������N]から英語版をダウンロードしてきてインストールし、起動します。


上記日本語言語パックをデスクトップなどにダウンロードし、そこからFlockのウィンドウにドラッグ&ドロップするか、ファイルメニューの開くを使って開けばインストール作業が始まります。指示に従って再起動してください。



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posted by takayan at 13:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | Flock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月06日

とりあえずFlock日本語パック翻訳完了

勢いで何とかなるものですね。とりあえず翻訳完了。 今はまだ使うたびに誤訳を見つけてしまうけど。 ダウンロード先: Flock日本語パック それにしても、表記が日本語になっただけで、いろいろ今まで気づかなかったところが見えてきて、Flockというブラウザの快適さが分かってくる。 ソーシャルウェブブラウザという名前は伊達じゃないな。ただのブラウザなのに違ったものに見えてくる。Firefoxもアドオンいろいろ詰め込めばブログを書いたりできるけど、やはりFlockの様々な機能の統一感はひと味違う。これは使っていて本当に楽しい。 Flockの楽しい特徴の一つが、「blog this」。マウスを重ねたもの、選択したものを、すぐに「blog this」して、ブログエディタを起動させることができる。 ネットで何か面白いものをみつけたらマウスを重ねてマウスの右ボタンを押すとすぐに、自動的に引用がされて、それについてのブログが書けるようになっている。リンクでもテキストでも、画像でも、動画でも。 今回作った日本語パックは、WidnowsXPのFlock、Mac OSX 10.5 のFlock、 Linux(openSUSE)の Flock、どれでもうまく表示できていた。ありとあらゆる動作を行って確認したわけではないけれど、普通にページを見たりYoutubeを見たりするだけなら、問題は起きなかった。
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2008年06月07日

NHK福祉ネットワークでゴールボール特集

KBCのドォーモにゴールボールのりえちゃん出てたのか。見逃してしまった。
5月中旬にパラリンピック出場メンバーが正式決定になったから、きっともうすぐ放映されるはずだとずっと待ちかまえていたのに、ここ最近、翻訳作業に夢中になって意識してなかった。
番組の様子は、ヤマイダレさんのブログに書いてありました。

KBCテレビ「ドォーモ」内「見えない生活」感想|ヤマイダレM.B


さて、本題です。
ゴールボールチームのあさ坊さんのブログも時々覗いているのですが「あさ坊の今日の出来事」、そこで告知がしてあった。

来週、NHKの福祉ネットワークでパラリンピックに向けての特集をするそうだ。
ゴールボールは水曜日

ドォーモだとりえちゃん中心になるのは仕方がないけど、この番組では、別な視点でゴールボールのチームの皆さんの姿や競技の様子や、今までの日本チームの活躍の歴史などが詳しくわかるのではないかと期待している。りえちゃんもきっと画面には映るだろう。

6月11日(水)20:00-20:29 NHK教育 再放送あり

番組ホームページ:
パラリンピックへの挑戦(3) 一瞬の音をつかめ −ゴールボール日本女子代表−
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2008年06月13日

PocketFlock

Flockのことをいろいろ調べていると、USBメモリなどに入れて持ち運べるものも作られていた。Firefox には Firefox Portable というポータブル版があるが、この Flock をポータブルにしたソフトは PocketFlock という名前。Windows版とMacOS版の二つが出てる。

これが配布サイトの解説文。すぐ下のリンクをたどると置いてある。

PocketFlock is a portable version of the Social Browser, using unmodified Flock binaries and specialized launchers for both Windows and Mac Operating systems, you can now take your browser on the road.
PocketFlock | ITDunn Blog


現在公開されているこの PocketFlock は、Flock1.1 。だけど、flock の自動バージョンアップにも対応していて、しばらくネットにつないでいると更新が始まる。始まらないときは、ヘルプメニューにある更新の確認 を使って手動ですればいい。1.2.1にアップデートされたら、日本語言語パックをインストールできるようになる。

現在公開している日本語言語パックは、flock1.2 向け。1.1では使えるようにはしていない。強引に使えるようにするとメディアバーが使えない。修正すると使えるようになる。でも、上記のように自動で最新版のFlockにアップデートされるので、わざわざflock1.1向けの言語パックを用意する必要はないだろう。


PocketFlockは終了するとき、設定を消すかどうか尋ねてくる。サービスのアカウントやパスワード、履歴や、クッキーまで消してくれる、他にもいろいろ。設定を消さずに使うとFlockの良さをそのまま持ち運べてとても便利に使えるけれど、これを入れたメモリをなくす可能性だってあるし、よそのPCがウィルス持ってないかなんて分からないから、リスクも常につきまとう。
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2008年06月15日

PocketFlock Mac

PocketFlock Mac からの投稿テスト

Mac版でもちゃんと起動し、1.2.1にアップデートできた。そして日本語言語パックも入った。
環境は、Mac OS X 10.5.3 Core Duo。PocketFlock Mac 1.1。

Mac版では、自己責任で使えという英語のメッセージが出てから、その小さな窓が開いたまま、Flock本体が起動する。
なお終了時にWin版のような個人情報の消去の確認は出てこない。

追記
恥ずかしい綴りの間違いを見つけて置き換え投稿してみたら、やっぱり9時間ずれて掲載されてしまう。


ダウンロード先
PocketFlock | ITDunn Blog



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2008年06月16日

DeepBurner のレコードリストを作るスクリプト

DeepBurner という海外製のCDライティングソフトがある。有料版の DeepBurner Pro と、無料版の DeepBurner Free とがあり、無料版にはさらにUSBメモリーにも入れて使える ポータブル版がある。英語サイトで公開されているが、各国語の言語ファイルも提供されていて、もちろん日本語でも使える。現在バージョンは1.9。

フリーのCDライティングソフトはいろいろある。マイクロソフトのメディアプレイヤーでもCDは作れる。なぜ、これを紹介するのかというと、これがキーボードだけで操作できるフリーのCDライティングソフトだからだ。つまり視覚障害者が音声ガイドを頼りにキー操作だけでCDが作れる。

上記ページの「Download now!」と書かれたリンクから「DeepBurner Free」の右のDownloadボタンを押してダウンロード。そしてインストールする。ポータブル版でも使えるが、ファイルの関連付けがされないので以降のキーボードでの操作にはインストール版のほうが都合がいい。

マイクロソフトのメディアプレイヤーもキーボードだけで操作できる。できることはできるが、ちょっと操作が複雑になってしまう。頻繁に利用しないと操作を覚えきれないだろう。

他のライティングソフトはというと、基本的に初心者向けのマウスでの簡単操作を目指して改良されていくのでバージョンアップする毎にキーボードで操作しにくくなっていく。だから視覚障害者はどのソフトでもいいというわけにはならず、特定の市販ソフトを使うことになる。

しかし晴眼者が無料で気軽にできることをわざわざ有料ソフトでするのも大変だと思って、いろいろ探してみた。それで見つけたのが、この DeepBurner 。PC-Talkerという日本でよく使われているスクリーンリーダでもちゃんとメニューやボタンを読み上げてくれる。このブログで紹介している フリーのスクリーンリーダ NVDA でも使える。

このソフトはキー操作だけで十分使えるが、ちょっとだけ面倒なところがある。曲の登録だ。本来は「編集」メニューの「トラックの追加」で行うのだけど、思い通りの順番にしようとするとちょっと苦労する。それを楽にできないかと思って作ったのが、このスクリプト。

DeepBurnerではCDで焼く曲リストを保存しておいて、あとから同じものを焼くときそれを呼び出して再び使うことができる。この曲リストはdbrという拡張子のテキストファイルで保存される。そう、テキストファイル。つまり、本来、曲を選んだり曲順を決めたりするのはDeepBurner上で行うのだが、このdbrファイルを自動的に作ってそれをテキストエディタでやろうというわけだ。なんといってもテキストエディタの方がキーボードでの操作性に優れている。この方がいろいろ便利にできる。ファイルを選択する操作も、DeepBurnerの追加ダイアログよりも使い慣れたマイファイルなどから行えた方が便利だろう。

このdbrファイルはXML形式のタグの集まりで書かれている。XMLが何かなんてしらなくてもいい。とにかく、このファイルの各曲の情報を編集し、DeepBurnerに読み込ませ、そして書き込みボタンを押せば、思い通りの曲順のCDができあがる。

下のリンクからファイルをダウンロードする。これがDeepBurner のレコードリストを作るスクリプトを圧縮したもの。解凍ソフトで解凍する。対象はXP。
deeplistup.zip
(mp3ファイルだけをリストアップするように修正 19:04)

ダウンロードして、マイドキュメントの中などに解凍する。フォルダの中のSendTo.wsfファイルをエンターすると「送る」メニュー「DeepBurnerレコードリストの作成」として登録される。

CDに書き込みたい曲の入ったフォルダーを選んで、アプリケーションキーを押してメニューを出し、送るを選んで、サブメニューの中の 「DeepBurnerレコードリストの作成」でエンターをする。リストができるとポンと音がしてメッセージが出る。エンターしてそれを閉じる。リストのファイルのできる場所は、ひとつのディレクトリを選択して送った場合はそのフォルダの中にできる。複数のファイルやフォルダを選択して送った場合はそのファイルやフォルダと同じ場所にできる。

このスクリプトは以前作ったM3U形式プレイリストを作るWSHスクリプトを改造して作った。あれは曲の場所だけのリストが出てきたが、これはちょっと複雑になっている。複雑といってもそれほど気にしなくてもいい。先頭行と最終行に曲以外の情報を集めてある。その間に、曲のトラック名とその曲の場所を記述した不等号で囲まれた行が入るようにしてある。

このスクリプトで生成されたファイルをテキストエディタで開く。PC-Talkerユーザーならばマイファイルでdbrファイルを選んで、コントロール+エンターでマイエディットを起動させればいい。無ければメモ帳でもいい。エディタを使って、この曲情報の行を切り取り・貼り付けで順番を変えれば、CDに書き込まれる順番が変わる。CDには入れない曲があるなら、このファイルから削除する。ただし先頭行と最終行だけはそのまま動かさないようにする。これがそれぞれ最初と最後にないとデータとして認識しなくなる。
(修正 ここにトラック名の変更について書いていたけどCDに反映される訳じゃないから、各行の内容は触る必要はなかった。)

詳しい操作法は端折るけど、空CDを入れておいて、次のようにすればCDができる。正常にDeepBurnerがインストールされていれば、dbrファイルをエンターでDeepBurnerが起動する。しばらく無音でリストの曲を登録していく。このとき曲が存在しないときはスキップするというメッセージが出る。登録がいつ終わったかどうかは、「DeepBurner」とソフトのタイトルを読み上げるので、はっきり分かる。そのあと「CDイメージ」と言うので、タブキーを一回押すとリストビューに制御が移る。リストビューには曲リストが表示されているので、上下矢印で内容を確認できる。曲リストに問題がなければ、ALTキーでメニューにして、表示メニューの書き込みを選んでエンターを押す。そしてタブキーを押して、書き込みボタンまですすんで、エンターをすれば、しばらく変換処理をしてから書き込みが始まる。データ変換後容量がCDに入りきれないときは、書きくむ前にメッセージが出る。正常に完了すると分かりやすいチャイムが鳴る。


これだけの情報ではキーボードだけの操作はわかりにくいだろうから、あらためて今度書くことにする。今日はここまで。
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2008年06月18日

モルダウ

この前、みんなの歌を見ていたらモルダウのメロディが流れてきた。ちょっと違うので最初分からなかったけれど、どこかで聞いたメロディ、これはモルダウの曲。歌っているのは聞いたことのある声だけど、イルカさんか。


いつか見る虹〜モルダウから〜イルカ


優しさに触れたときに人が感じる幸せを大河のように集まれば、平和な世界を作り出せるのではないかという歌だと思う。


モルダウはクラシックだから歌詞なんか無かったはずだけれど、他の歌詞をどこかで聴いたな、なんだったけ。

おとこはおおきなかわになれ・・・

検索してみた。そうそう、さだまさしだ。そうそう、「次郎物語」、映画の「次郎物語」のテーマ曲だ。映画館には見に行ってないが、テレビで放送されたとき見た。

さだまさし - 男は大きな河になれ〜モルダウより〜


こちらの方が、タイトルが直接的に曲そのものが表している雄大な川の流れのイメージをそのまま生かしていて、その上で映画の少年の成長や父の思いとかそいういうのが歌詞となって重なってくるので、はまってるように僕には思える。

同じ曲だけど、全然違う印象になるから面白い。


せっかくなので、本来の形のモルダウも

Smetana Ma Vlast Moldau Kubelik Czech 1990


追記 2008/6/20
コメントで情報いただいたので、後続記事書きました。
モルダウになぜ歌詞をつけたがるのか?


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2008年06月19日

モルダウになぜ歌詞をつけたがるのか?

前回モルダウのことを書いたら、コメント欄で清水さんに興味深い情報を教えてもらった。

結論から書くと、つまり、このメロディはモルダウが初出ではなく、ヨーロッパで古くから歌のメロディとして使われていたものだった。それだったらクラシックなのに日本人が歌詞をつけたくなるのも分かる。これは聞くための旋律というより歌うための旋律なんだ。

次の引用は、英語版Wikipediaのスメタナ「我が祖国」についての記事にある、このモチーフについて書かれた部分:

Motif of Vltava The piece contains Smetana's most famous tune. It is likely an adaptation of a folk song of renaissance Italy, La Mantovana, which is also the basis for the Israeli national anthem, Hatikvah. Smetana probably adapted the melody from a Swedish version called Ack, Värmeland or from an old Rumanian folk song about the oxen wagon called "Oi Scha".

Má vlast - Wikipedia, the free encyclopedia


まあ、そういうこと。

さて、本題は簡単に説明が付いたので、上の引用でも登場する Hatikvah についてちょっと書いてみる。これはコメント欄で教えてもらったアドレスで知った。

イスラエル国歌「ハティクヴァ(希望)」。平和な日本人がこのタイトルからイメージするものを遙かに超えて、日本語の訳詞は日本語のWikipediaに書いてあるが(後述のミクも別なものを歌うが)、内容はまさにシオニズム。力強さに圧倒される。

その記事の中のメロディーについての説明:

The melody for Hatikvah has some similarities with “La Mantovana”, a 16th century Italian song. A 13th century manuscript records a similar melody (but in major mode) with words in Latin praising the Holy Trinity: "Alta Trinità Beata". Its earliest known appearance in print was in early 17th-century Italy as “Ballo di Mantova.” This melody gained wide currency in Renaissance Europe, being recorded variously as the Spanish hymn “Virgen de la Cueva” (“Virgin of the Cave”); the Sephardi melody for the Hallel prayer; the Hebrew folk song “ the Prayer for the Dew,” the Polish folk song “Pod Krakowem,” a Swedish folksong Ack, Värmeland; and as the Ukrainian “Kateryna Kucheryava.”. This melody had been famously used by Czech Bedřich Smetana in his symphonic poem celebrating Bohemia, "Má vlast", as "Vltava" (Die Moldau).

The adaptation of the music for Hatikvah is assumed to be composed by Samuel Cohen in 1888. He himself recalled many years later that he had adapted the melody from a Romanian folk-song, possibly “Carul cu boi” (“Carriage with Oxen”) which shares many structural elements with Hatikvah. In Romania there circulate several folk songs with this same melody: "Song of may" (Cântec de mai) is another of them ("Luncile s-au deşteptat... the valleys got awake)

Hatikvah is written in a minor key, which is often perceived as mournful in tone and thus rarely used in national anthems. However, as the title (“The Hope”) and the words suggest, the import of the song is uplifting and optimistic in spirit.
Hatikvah - Wikipedia, the free encyclopedia


コメント欄で教えてもらった、バーブラ・ストライサンドが「ハティクヴァ」を歌っている動画 



ミクさんも歌ってますよ。日本語歌詞でも



イルカさんの「いつか見る虹〜“モルダウ”から〜」がイスラエル国歌と同源のメロディだと分かると、このメロディでこのような内容の歌を歌うなんてことを、万が一密かに狙ってのことだったらイルカさんも人が悪いと思ってしまう。この国歌の歌詞と、イスラエルの人々の苦難に満ちた建国の歴史や、その建国がもたらしたこの地域での血で血を洗う混乱を知っていれば、本人が知らないにしてもこれほど皮肉な歌詞はないだろう。

それにしても、NHKはちゃんと把握しているのだろうか。このくらいはリサーチしていないとまずいだろう。知っているからこそ、風景の映像もちりばめて、これはモルダウが原曲であって、イスラエル国歌を微塵も意識した歌ではないと主張しているのかもしれない。

追記
ここまで勘ぐらなくても、イルカさんの年代だったら、この川が流れる「プラハの春」あたりが念頭にあったと考えた方が妥当かもしれない。


後続記事「モルダウのメロディ」へ
モルダウのメロディについて興味を持ったので、上の引用に出てくる曲でYoutubeで聞けるものなどをいくつか探してみた。


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posted by takayan at 19:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | モルダウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

モルダウのメロディ

前回の「モルダウになぜ歌詞をつけたがるのか?」では、「モルダウ」がヨーロッパの古い民謡由来のメロディだということ、イスラエル国歌「ハティクヴァ」も同じメロディをもっていることを、英語のWikipediaの記事を参照し、具体的にYoutubeの音楽も並べながら書いた。今回は、Wikipediaの記事のリンクをたどって、前回気づかなかったことを書き足してみる。僕は音楽を専門的に勉強してきたわけではないから、ただ単純に耳で聞いて似ている似てないという素人判断しかできない。


前回の記事のスメタナ「我が祖国」の引用部分には、「Ack, Värmeland」へのリンクがあるが、開くと別のタイトルの「Dear Old Stockholm」のページが開く。この記事はスウェーデンの古い歌、そしてそれをジャズにアレンジしたものについてのことがある。

そのジャズとはこれのこと、日本語名は「懐かしのストックホルム」。

Donald Byrd - Dear Old Stockholm


これのどこが、モルダウに似ているのだろう。最初は分からなかった。

さて、さっきのWikipediaのページには、次のような文章が書いてある。

The song's melody bears some resemblance to an ancient (and very popular) folk song of indeterminate origin, which was later adapted by Bedrich Smetana for his symphonic poem, Vltava (also known as "The Moldau"), and which is also the basis for the Israeli national anthem, Hatikva. In Edvard Grieg's incidental music for Peer Gynt "Åse's Song" is also similar in melody.

Dear Old Stockholm - Wikipedia, the free encyclopedia



Peer Gynt 「Åse's Song」とあるけれど、同じ名前の曲が見つからないので、これは Solveigs Sang のことだと思う。日本語での名前は「ソルヴェイグの歌」。名前は知らなかったが、聞いてみたら何度か聞いたことがある曲。

Lucia Popp: Solveig's Song from Grieg's Peer Gynt


正直、さっきの「懐かしのストックホルム」に似ているようには思えない。まして、どう「モルダウ」とつながるのだろう。

さて、Dear Old Stockholm の ジャズではなく、元になった曲を探してみると、これもYoutubeに見つかった。聞いてみると、前回の投稿の引用の中でスメタナの元にした候補の一つではないかと、これを挙げているのもよく分かる。もう一つの候補はルーマニア民謡だが、これは見つけられなかった。


スウェーデン出身のテノール歌手ユッシ・ビョルリングによる歌
Ack Värmeland, du sköna -Tenor Jussi Björling 1936


スウェーデン出身の女優ツァラー・レアンダーによる歌
Zarah Leander - Ack Värmeland du sköna


この女性の歌声のパワフルさにびっくりするが、これは素直に「モルダウ」に似てるなと思える。そっくりではないけど、関連があるのは素人でも分かる。これは日本では、「ヴェルムランドの歌」と呼ばれるらしい。もともとは19世紀前半に、スウェーデン民謡を元に、ミュージカルのために作られた曲らしい。はっきりモルダウよりも先に作られている。



この曲を聴いたあとに、最初に挙げたジャズを聞き直せば、「ヴェルムランドの歌」をジャズにしたものが「懐かしのストックホルム」だとはっきりしてくる。また、「ソルヴェイグの歌」と「ヴェルムランドの歌」は似ている。でも何度聞き比べても「ソルヴェイグの歌」と「モルダウ」が似ているとは思えないのに、「ソルヴェイグの歌」と「ヴェルムランドの歌」が似ていると感じられるのがとてももどかしく奇妙な感じがする。

ツァラー・レアンダーの動画のコメント欄ではこの曲がモルダウに似ていることが指摘されていて、その一つによると、スウェーデンではこのメロディを扱ったドキュメンタリーが作られたことがあるようだ。イタリアの小さな村からヨーロッパ中に広がったという内容だったらしい。また他のコメントでは別の説としてルーツはベルギーだとも書いてある。

「ヴェルムランドの歌」というキーワードで調べると、東山魁夷著「白夜の旅」が紹介されている 見知らぬ世界に想いを馳せ : 白夜の旅 という記事を見つけた。この記事では日本語訳詞へのリンクも張ってあった(ヴェルムランドの歌)。この曲もまた、ふるさとを想う歌詞だった。この本はいつか読んでみたいと思った。

以上は、モルダウの記事にある曲名と、その曲の記事にある曲である。
そして「ハティクバ」についての引用にある曲はというと、


17世紀のイタリアの曲
Gaetano Greco - Partite sopra il ballo di Mantova



この曲は、年代が離れているはずなのに、まるでモルダウをバロック調にアレンジしたんじゃないかというくらいだ。先の動画のコメント欄にあったイタリアの村とはこのマントヴァを指しているのかもしれない。



最後に「ハティクヴァ」と「モルダウ」の関係について。結局これを調べたがはっきりとはよく分からない。検索していると2chのキャッシュに、次の記事へのリンクがあった。これはNHKのカイロ支局長などを務めた早良哲夫さんの雑誌への投稿記事らしい。
  さて、テルアビブの南にリション・レツィヨン(シオンへの第一歩≠フ意)という街がある。その名が示唆するとおり、近代シオニズムのもとに生まれたユダヤ人の入植地の一つで、一八七八年に鍬入れをしたペタハ・ティクバ(希望の門≠フ意)に次いで古い。今ではワインの産地として知られている。   一八八三年のある日、ボヘミアのユダヤ系詩人ナフタリ・インベルがリションを訪れ、開拓者の一人ヨセフ・ファインベルグ夫妻のもとに一泊した。ファインベルグは黒海沿岸のオデッサからの移住者で、財産といえば、後にも先にも古びたピアノ一台。この夜、ファインベルグ夫人は久しぶりに鍵盤の前に座り、客人と同郷の作曲家スメタナの「モルダウ」を弾いて、インベルに旅の疲れを忘れさせた。   しばらくの間じっと耳を傾けていたインベルは、紙片にスラスラと歌詞を書き、シオンの地に憧れるユダヤ民族の心を歌い上げた。この歌詞、そして歌詞に合わせて多少手直しされた曲は『ハティクバ希望=xと名付けられ、一八九〇年に現在の形の編曲符となった。

ミルトス・ホームページへようこそ - イスラエルの総合情報サイト


このファインベルグ夫妻も、後続する記事にある娘も実在するのは、次のリンク先を見て分かった。Genealogy Family History Museum Rishon Le-Zion - Fienberg Har-Tiferet Yosef。1883年は夫妻が入植した翌年なので状況的にも合致する。でも、このページではそのことに触れていないし、本当なら有名な逸話であるはずなのに、いくら検索しても上の日本語の記事を裏付ける英語のページは見つからなかった。


初めは「ハティクヴァ」と「モルダウ」との二つだけしか見えていなかったから、先入観を持ってしまい、この狭い関係だけでしか判断できなかった。でも前回と今回といろいろなこのメロディの系譜を(ネットで見つけられるものだけだけど)、実際に音楽を聴きながら考えてみると違ってきた。「ハティクヴァ」より先に出来たモルダウが影響を与えたことは否定できないだろうが、それ以前から人々に親しまれ、望郷の念を抱かずにはいられない時代を経て人々の心に刻み込まれたメロディであるということを踏まえて考えると、その想いの方が重要に思えて、二つの曲の関係をわざわざ結論づける必要もないと思えるようになってきた。


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2008年06月25日

このブログにやってくる検索ワード

どんな言葉を検索して、このブログを訪ねてくれるのか、ちょっと抜き出してみた。

昨日(2008/6/24)一日のデータ。括弧内はそのワードでのアクセス数。
スペースで区切られたものが別々にカウントされてしまうので、単体ではよく分からない言葉もあるけれど、全部でちょうど130語。
組み合わせにもよるのだろうが、それぞれの言葉が google で上位になるから来てくれるのだろう。

僕の記事はマイナーな題材が多いから、一つ一つのアクセス数がそれほど多くはならない。逆に、マイナーであるから時間が経過しても検索で上位に来る確率が高くなっていて、こういう傾向になるのだろう。


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