2008年07月03日

デューン・シリーズ

思い出したので、ちょっとリストアップ


オリジナルシリーズ:

Dune (1965)
Dune Messiah (1969)
Children of Dune (1976)
God Emperor of Dune (1981)
Heretics of Dune (1984)
Chapterhouse Dune (1985)

その矢野徹氏による翻訳本:

デューン/砂の惑星(全4巻)
砂漠の救世主(全1巻)
砂丘の子供達(全3巻)
砂漠の神皇帝(全3巻)
砂漠の異端者(全3巻)
砂丘の大聖堂(全3巻)

ここまで出版して、フランク・ハーバートは亡くなってしまった。

間は空くが、フランク・ハーバートの死後、息子のブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダースンによる新しいシリーズが執筆されている。

次の「デューンへの道」シリーズはブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダースンによる、先代のレトの時代の物語らしい。翻訳本あり(ただし現時点在庫無し、古本でどうぞ)

Prelude to Dune:
Brian Herbert
Kevin J. Anderson

Dune: House Atreides (1999)
Dune: House Harkonnen (2000)
Dune: House Corrino (2001)

翻訳タイトル:
デューンへの道/公家アトレイデ(全3巻)
デューンへの道/公家ハルコンネン(全3巻)
デューンへの道/公家コリノ(全3巻)


次の「Legends of Dune」三作品は、本編が始まる一万年前、思考機械が存在した頃の物語らしい。未翻訳。

Dune: The Butlerian Jihad (2002)
Dune: The Machine Crusade (2003)
Dune: The Battle of Corrin (2004)


そして、このシリーズは、フランク・ハーバートが構想した幻の第七作を復元したものとされるもの。

Hunters of Dune (2006)
Sandworms of Dune (2007)

さらにフランク・ハーバートの原典を補完する「Heroes of Dune」というシリーズが現在執筆中らしい。



実は新しいシリーズは一冊も読んでいない。本が出ていることを知ったときは、世界観を崩していないか心配した。本屋で背表紙を見つけたときは、ちょっと期待しながら手に取った。でも表紙絵で読む気が失せてしまった。加藤直之の機械絵と美人絵の印象が強すぎるから、それではないというだけで打ち砕かれてしまった。デビッド・リンチの映画をきっかけで読み始めたから、その映画の場面が使われたものか、加藤氏の表紙のものしか知らない。以前の石森章太郎の表紙絵は知らない。

でも、せっかく思い出したので、この機会に読んでみようかなと思ったら、日本語版は「デューンへの道」も含め、もう全部古本でなければ手に入らない状況。このシリーズを翻訳されてきた矢野徹さんも亡くなられているのを知った。この人の用語が身にしみてしまって、映画の台詞が違和感ありすぎて困ったくらい。とても残念だ。

英語本は息子の代になってから毎年のように活発に出版が続いているというのに、なんてことだろう。日本語のものは手に入らない。僕は小説を読むための語彙を持っていないので、原書は読むのは避けたいのだけど、それ以外に手はないみたいだ。特に「デューン7」はどうしても気になる。
追記:デューン7は、ブライアンとケヴィンの六作品からの伏線も重要になってくるので、全部読んでおかないといけないらしい。当然といえば当然。知的な父親フランクの文章に比べて、分かりやすい文章らしいそうなので、それが救いだ。


そういうわけで、同じく興味を持った人はどうぞ!
古本でよければ、日本語版も手に入ります。



オリジナルシリーズは、ハードカバーやペーパーバックなど何種類も出ているが、このリストは一番安いペーパーバックのもの。



新シリーズはハードカバー版、ペーパーバック版、マスマーケット版で出ているが、ここに並べたのは一番安いマスマーケット版。ただしマスマーケット版がまだ出版されていない「Sandworm of Dune」と、この8月に最初の出版予定の「Paul of Dune」はハードカバー版。また「Legned of Dune」はばら売りだと日本では手に入らないものがあるので、ボックスセットを紹介。


その他はこちらから
デューンシリーズ 翻訳本の検索結果
デューン関連(洋書)の検索結果


参考:
Artistic works in the Dune universe - Wikipedia(en)


拍手する
posted by takayan at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | DUNE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

「時をかける少女」の予告でやっと気がついた。

7月25日の「時をかける少女 (Blu-ray)」の発売を記念してなのか、2008年7月19日(土)夜9時から、アニメ「時をかける少女」が今年も放送。来週は「ホームレス中学生」なので、お間違いなく。またこの「ホームレス中学生」は小池徹平版ではないので、さらにお間違いなく。あれは劇場版10月公開予定。来週あるのは著者そっくりな方。

意外に実写版「ゲゲゲの鬼太郎」面白いなと、9時からやってたのを見終わったら、「時をかける少女」の予告をやっていた。

そして、続けて「ハチワンダイバー」見る。土曜の映画の後時間にあるドラマ枠。賭将棋の人たちの物語。一分将棋面白かった。このドラマには重要な人物として、主人公を支えるというかぐいぐい引っ張るというか、メガネをかけた無表情の女将棋さしが出てくる。巨乳メイドというメガネを外した別の姿を持っていたり、謎の多い女性。その正体がようやく明らかになったところで次回に続く。前から、将棋指しの時の感情を殺した声が、コナンの声に聞こえてならなかった。

あれ、そういえばと、もう一つのこの子の正体が今頃分かった。この女の子だったのか。「時かけ」の主役の女の子も、最初コナン君の声の人かと間違うくらい声が似てた。名前までは覚えてなかったけれど、この子なのか。Wikipediaで確認。まさしくこの子だ。仲 里依紗。


拍手する
posted by takayan at 03:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時をかける少女 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

アゲハの幼虫

080707_1757~01.jpg080707_1758~01.jpg


二年前の夏にここに書いていたが(アゲハの幼虫とのお別れ)、やっと今年アゲハを育てるためのミカンの木の鉢を作った。そして今日見てみたら、たくさん小さな幼虫が生まれていた。まだ緑色になっていない、生まれたばかりのものだ。
最近クロアゲハが飛び回っていたので、クロアゲハの幼虫だと思う。よく見えないけど記念写真。
これからも時々アップしよう。


拍手する
posted by takayan at 18:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | アゲハチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

Flock日本語版、助走開始

いよいよ、Flock日本語版が助走し始めました。
正式版として発表する前の訳語の調整をしている段階です。

ソーシャルウェブブラウザとして、米国でわりと人気のブラウザ、Flockの日本語化を進めています。今月中にはflock.comで正式公開できると思うのですが、本家で公開する前に内輪で訳語のQAを行っています。興味のある方は、OS別のバイナリを置いてますので、試してみてください。で、フィードバックをお願いします。 http://strm.info/flock/ja-test/

GOGA - 毎日走る社長のブログ: Flock日本語版


どんどんご意見を送ってください。でも、Flockのヘルプメニューのフィードバックだと、Flock本家に意見がいってしまいますので、上記サイトの小山さんへ。

ダウンロード先は次のページです。
http://strm.info/flock/ja-test/

Windows版、Mac版、Linux版、Windows版Zipが置いています。必要なものをダウンロードしてください。

※Flock日本語版をインストールするときの注意
・僕が公開している日本語言語パックを使用している人は、必ずFlock日本語版インストールする前に、日本語言語パックを削除してください。
・言語パックの削除の仕方は、「ツール」ー>「アドオン」、開いたアドオンウィンドウの「言語パックタブ」を選んで、リスト中の日本語言語パックの「削除」ボタンをクリックし、その後Flockを再起動します。

正式にFlock日本語版が出ると、Flock日本語パック - T's 開発室で公開してきた日本語言語パックも必要なくなってきますね。公開を中止するつもりですけど、PocketFlockを日本語化するには、この言語パックは便利だし、どうしようかな。


拍手する
posted by takayan at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | Flock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

デューン オーディオブック

アメリカでは毎年デューンの新作本が出版されているというのに、日本では今まで翻訳されていたものも在庫がないという、とても残念な状況。仕方がないから原書を読む以外に道がない。

自分が翻訳版で読んでいない分の原書から手に入れて読もうかと考えていた。でもやっぱり難しくても、すべての始まりである「デューン/砂の惑星」から読むべきだと思い直した。このフランク・ハーバートの想創造した最初の言語世界に浸ることがまず最初にすべきことだ。

しかし、読み始めると語彙力のなさを痛感させられる。読み終わるのはいつになるのだろう。現在出版されているものにたどり着けるのだろうか。日本語版を読んでいるので展開は頭に入っていて楽なはずなのに。

そこで、たどり着いたのが、オーディーブック。言葉を知らないことの根本的な解決にはならないけれど、使ってみてこれはやっぱり必需品だと思った。原書を開いて、聞こえてくる英語の文字を必死に辿りながら読んでいる。中学の時の英語の勉強を思い出す。全部で21時間8分。これは長い、けれど、これは素晴らしい。効果音も入っていて、なかなか雰囲気も出てる。役柄に分けてドラマのように数人で朗読しているところもあったが、今読んでいるところは一人が声で演じ分けて朗読している。

それにしても知らない単語がいっぱいある。とくに人の仕草を表す言葉は全然分からなかった。でも難しいんだけれど、これは楽しい。

audible.comで購入した。ここでの標準価格は$41.97。割引サービスがあるので安く買うこともできる。ダウンロードしたデータはCDにも焼けるが、全部で20枚にもなってしまうので、焼かずにmp3音質のデータとして利用している。iTunesと連動させてiPodに入れられる。
(実はなかなかダウンロードできなかった。原因が分からずしばらく悩んだが、原因はaudibleのダウンロード専用ソフトがファイヤーウォールに邪魔されていたからだった。)

Dune (Unabridged) - audible.com
商品ページ。5分間の長いサンプルがある。これだけでも十分引き込まれる。
カード決済なので、慎重に。

iPod持っていてiTunesを入れている人は、次のリンクからでも買える。iTunesに束縛されるけど、注文が日本語でできるのでこちらが楽かも。
Dune (Unabridged)
icon

CDでよければ、Amazon.co.jpでも買える。



Duneについての日本語で読める最新の情報は、2chのスレッド「デューン4 砂漠の神皇帝」。この前の「デューン3 砂丘の子供たち」スレッドは情報いっぱいだったのに、落ちてしまった。


拍手する
posted by takayan at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | DUNE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アゲハの卵

080711_1720~02.jpg080711_1721~01.jpg

前回と同じ個体か分からないけど、順調に成長している。どれくらいしたら黄緑の幼虫になるだろうか。

卵も見つけた。親から何も教えられない幼虫たちは、こんな小さなものの中に全てのプログラムを折り畳んで生まれてくる。いつも、このことは素晴らしいことだと思う。


拍手する
posted by takayan at 18:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | アゲハチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

アゲハ幼虫の脱皮

080713_0940~02.jpg080713_0940~03.jpg

午前中、ミカンの木を見てみると、先日写真に撮った幼虫と思われるのが脱皮して、糞色から葉色の幼虫になっていた。よく見ると脱皮したばかりの皮を食べている。あの写真のやつだと思う。あれが一番大きかったし、辺りを見回しても大きいのはいないし。

別の葉を見てみると別の小さな幼虫も脱皮していた。これは黄緑にはなってはいない。夏の日差しを受けてみんなどんどん大きくなっていく。


拍手する
posted by takayan at 16:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | アゲハチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

Flock日本語版公開!

昨日、いくつかのIT関連オンラインニュースで伝えられたが、Flock日本語版がFlockサイト内に正式に公開されていた。

ブログやオンラインブックマークなど、ソーシャルメディアのツールを統合した“ソーシャルブラウザ”「Flock」の日本語版がリリースされた。Webサイトからダウンロードできる。
FlockはFirefoxがベース。TwitterやFacebookなどのユーザーの発言をサイドバーなどで閲覧する機能や、写真共有サイトへのアップロードツールやブログ編集ツールなどが最初から組み込まれているのが特徴だ。

ソーシャルブラウザ「Flock」日本語版公開 - ITmedia News


配布先は、次のページ
Flock Browser - Versions | Flock
ここの日本語のところに、Windows、MacOSX、Linux版が置いてあるので、ダウンロード。

※このブログで紹介してきた拙作の日本語言語パックをインストールしているときは、その言語パックをアンインストールしてから、今回のFlock日本語版をインストールしてください。そうしないと日本語言語パックの方を優先して表示してしまいます。

今回の日本語版登場により、Getting Startedのページも日本語化され、インストール完了時、及びヘルプの「Flock を使ってみよう」選択時に開くことができるようになった。既に英語版の頃からFlockを利用している人も、ご一読を。
Getting Started | Flock


フィードリストを開いたとき、Date.toLocaleFormat関数のバグによる「今日」「昨日」の文字化けが残っているけれど、やはりこれはFlock本家に動いてもらわないと解決しないそうだ。応急処置の改造の仕方は考えついたけれど、初心者が手を出して失敗でもしたら困るので、ここでの公開は差し控える。正式公開版で修正されるまで待っててね。



自分が勢いで訳したものが切っ掛けで、こういうふうに世の中が動いていくのは面白い。実際のところ、僕は翻訳以外に関わっていなくて、SVNへの取り込み も自分ではやらなかった。その後の公式版での翻訳の修正もノータッチ。お手伝いできなくて申し訳ないと思いながら、今回の発表をみている。でも、やっぱり こういうふうに形になるのを見るのはちょっと興奮する。今回の公開で、2.0の公開には関わりたいなとちょっと欲が出てきた。


拍手する
posted by takayan at 02:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | Flock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

アイヌイタッアニ

昨日の検索語を調べてみると、見る前の予想では 「Flock」が多いと思ったのに、意外にも「あるアイヌからの問いかけ」が一番多かった。二年前にNHKの特集を見たときの感想を書いた記事だ。何故今頃?どこかでこの番組が上映されたのか。
 ETV特集「ある人間(アイヌ)からの問いかけ」

久しぶりに自分で読み返して、この番組の感動がよみがえって泣きそうになってしまった。決してうまくは書けていないのだけれど、番組を見たときの記憶を思い起こすには十分だった。

萱野茂さんのことをもう少し調べようと、萱野茂 - Wikipedia を開いてみたら、萱野さんが参議院でおこなったアイヌ語を交えた質問の文章が掲載されたページへのリンクがあった。
参議院会議録情報 第131回国会 内閣委員会 第7号

せっかく見つけたので、引用しよう。「アイヌイタッアニ」は、萱野さんがこの質問の時にしゃべったアイヌ語の文章のタイトル。日本語では「アイヌ民族の言葉で」という意味。


イタップリカ ソモネコロカ シサムモシリモシリソカワ チヌムケニシパ チヌムケ カッケマク ウタペラリワ オカウシケタ クニネネワ アイヌイタッアニ クイタッルゥェ ネワネヤクン ラモッジワノ クヤイライケプ ネルウェクパンナ。  エエパキタ カニアナッネ アイヌモシリ、シシリムカ ニプタニコタン コアパマカ 萱野茂、 クネルウェネ ウッチケクニプ ラカサッペ クネプネクス テエタクルネノ、 アイヌイタッ クイェエニタンペ ソモネコロカ、タナントアナッネ シサムモシルン ニシパウタラカッケマクタラ アンウシケタ アイヌイタッエネアンペネヒ エネアイェプネヒ チコイコカヌ クキルスイクス アイヌイタッ イタッピリカプ ケゥドカンケワ、 クイェハウェネ ポンノネクス チコイコカヌワ ウンコレヤン。  テエタアナッネ アイヌモシリ モシリソカタ  アイヌパテッ アンヒタアナッネ ウウェペケレ コラチシンネ ユクネチキ シペネチキ ネフパクノ オカプネクス ネプアエルスイ ネパコンルスイ ソモキノ アイヌパテッ オカプネアコロカ ネウシケウン シサムネマヌプ ウパシホルッケ エカンナユカラ エクパルウェネ。  インネシサム エッヒオラーノ ユクアウッヒ  シペアウッヒ ニアドイェヒ ハットホ チコイカラカヲ オロワノアナッネ アエブカイサム  アウフイカクニ チクニカイサム アイヌウタラ ケメコッペアナッネ ケメコツパワ オドタヌオドタヌ ライワアラパパ シツヌワオカ アイヌウクラカ アイヌイタッ エイワンケクニシサムオロワ ハットホアンワ アイヌイタッエイワンケ、 エアイカプパプ ネプネクス チイェワピリカプ アイヌイタッ ネアコロカ タネアナッネ ウララシンネ ラヨチシンネ ウコチャンチャンケペコロ クヤイヌアコロカ タネオカ ペウレアイヌウタラ ヤイシンリッ、ヤイモトホェプリウェンパワ イタッネヤッカアイヌプリ ネアヤッカ フナラパワ、ウゥォポキン ウゥォポキン エラムオカイパコロ オカルウェネ。  ネヒオロタ ニシパウタラ クコラムコロヒエネオカピ アイモシルン アイヌウタラカ コエドレンノ シサムモシリタ オカアイヌカ ェネネヤッホ アイヌネノ アイヌイタッアニ ウコイタッパワ ラッチオカ、アプンノオカクニ  コサンニヨワ ウンコレヤン ヘルクワンノネアゴロカ アイヌイタックイェ、アイヌイタッ エネアンクニ チコイコカヌヒ ラモッシワノ クヤイライケナー

参議院会議録情報 第131回国会 内閣委員会 第7号


その直後に書いてある日本語訳
言葉のあやではありませんが、日本の国土、国土の上から選び抜かれてこられた紳士の皆様、淑女の皆様が肩を接しておられる中で、成り行きに従いアイヌ語でしゃべらせてもらえることに心から感謝を申し上げるものであります。  私は、アイヌの国、北海道沙流川のほとり、二風谷に生をうけた萱野茂というアイヌです。意気地のない者、至らない者、私なので、昔のアイヌのようにアイヌの言葉を上手には言えないけれども、きょうのこの日は、日本の国の国会議員の諸先生方がおられるところに、アイヌ語というものはどのようなものか、どのような言い方をするものかお聞き願いたいと私は考え、アイヌ語を私はここで言わせていただいたのであります。少しですので、私のアイヌ語にお耳を傾けてくださいますようお願い申し上げる次第です。  ずっと昔、アイヌ民族の静かな大地、北海道にアイヌ民族だけが暮らしていた時代、アイヌの昔話と全く同じに、シカであってもシャケであってもたくさんいたので、何を食べたいとも何を欲しいとも思うことなく、アイヌ民族だけで暮らしておったのだが、そのところへ和人という違う民族が雪なだれのように移住してきたのであります。大勢の日本人が来てからというもの、シカをとるな、シャケもとるな、木も切るなと一方的に法律 なるものを押しつけられ、それからというもの、食べ物もなく薪もなく、アイヌ民族たちは飢え死にする者は飢え死にをして次から次と死んでいったのであります。  生きていたアイヌたちもアイヌ語を使うことを日本人によって禁じられ、アイヌ語で話をすることができなくなってしまいそうになった。言っていいもの、使っていいもの、アイヌ語であったけれども、今現在は、かすみのように、にじのように消えうせるかと私は思っていたが、今現在の若いアイヌが自分の先祖を、自分の文化を見直す機運が盛り上がってきて、アイヌ語やアイヌの風習、それらのことを捜し求めて、次から次ではあるけれども、覚えようと努力しているのであります。  そこで、私が先生方にお願いしたいということは、北海道にいるアイヌたち、それと一緒に、各地にいるアイヌたちがどのようにしたらアイヌ民族らしくアイヌ語で会話を交わし、静かに豊かに暮らしていけるかを先生方に考えてほしいと私は思い、ごく簡単にであったけれども、アイヌ語という違う言葉がどのようなものかをお聞きいただけたことに、アイヌ民族の一人として心から感謝するものであります。ありがとうございました。

参議院会議録情報 第131回国会 内閣委員会 第7号




この文章は、萱野茂さんの質問の最初の方で読まれている。そして、そのあとに国会らしい質疑応答が続く。

それにしても、並べてみると、いろいろなことに気づいていく。やっぱり僕は言語に対する好奇心が強いんだなと改めて自覚する。



拍手する
posted by takayan at 02:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉・言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

ミカンの木に潜むカマキリ



植木鉢のミカンの木を覗いてみると、何か動くものが見えた。さっと葉の裏側に隠れてしまった。近付いてよく見ると、小さなカマキリだった。まだ羽根が生えていないので腹がむき出しで見える三センチぐらいの小さなやつだ。この大きさでは緑色になったアゲハの幼虫には刃が立たないだろう。

とても臆病で、のぞき込むとすぐに反対側に回り込む。大人になると、人間相手だろうと、逆に鎌をもたげて威嚇してくる種族なのに、今は必死に身を隠して生き延びようとしている。もう兄弟たちのほとんどは誰かのえさになってしまっているのだろう。

とりあえずちょっと離れて写真にその姿を収めた。そしてつかんで草むらに放り込もうとした。でももがくものだから、するっと手からこぼれて、下に落ち、そのまま草むらに駆け込んでいった。

今この鉢には五センチくらいのまるまると太った幼虫がいる。もうそろそろ最後の脱皮をしそうだ。

 


拍手する
posted by takayan at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | アゲハチョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。