2009年08月12日

Fire Vox 日本語版の更新

Fire Voxを日本語環境でも使いやすくした改造です。Windows向けだけの改造です。およそ一年ぶりの更新です。ここに書くのがちょっと遅れましたが。

Fire Voxだけでなく、同じ音声システムを利用するClick,Speakの日本語版も更新しました。
なお、この二つの拡張は同時に利用すると正しく音読できません。用途に応じて必要な方のみをご利用ください。

配布場所:
http://et-dev.main.jp/index.php?Fire%20Vox


■ 主な変更点
Fire Vox
・テキスト入力でエコーを有効にすると日本語のキー操作を読み上げるようにした。
・従来のアルファベットの綴りを読む機能を拡張して日本語の詳細読みをするようにした。
なお、この詳細読みをするためのデータとして、BLPCの次のページのの詳細読みデータを利用しています。およびBEPにおけるこの詳細読みの部分も参考にしています。
http://www.blpc.net/dic.htm

Click,Speak
・読み始めがうまくいかない不具合を修正した。
・SAPI4の速度、ピッチの調整をできるようにした。

■ ショートカットの割り当てについて
Fire Vox が作られた頃はうまくいっていたのですが、現在の Firefox3.5では標準のショートカットと競合してしまっています。そのためうまくいかないキー操作があります。また他のアドオンとの競合もあるかもしれません。これはオプション画面で使いやすいように各自置き換えてください。

私は現在このように置き換えています。
前の位置の読み上げ ... "<"
次の位置の読み上げ ... ">"
反復読み上げ ... "!"
見出しリストの読み上げ ... "#"
選択テキストの読み上げ ... "?"

■ 日本語キーエコーについて
この改造ではテキストエリアや1行のテキストボックスで文字を入力したりキー操作したとき、日本語で発音するようにしてあります。漢字変換中は発音しません。エンターによって確定したときだけ確定した言葉を発音します。なおエンター以外のCTRL+下矢印などによる部分確定には対応していません。
これらのテキスト入力領域では「選択テキストの読み上げ」と「綴りの読み上げ」が利用できるようにしてあります。英語では「綴り」は単語を一文字ずつ読み上げることになっていますが、今回の改造では漢字はその説明、仮名はそのフォネティック読みをするようにしています。範囲が選択されているときはその範囲を、範囲が選択されていないときは、そのキャレットの位置から改行(もしくは末尾)までを読み上げます。

このアドオンを利用するためには、WindowsパソコンにSAPI5対応の音声合成エンジン、もしくはSAPI4対応のエンジンが必要です。VISTAではSAPI4音声は正式に対応していないはずですが、とりあえず動いています。

SAPIに関しては「まほろば」さんの次のページなどを参考にしてください。
まほろば::SAPI5 対応の日本語音声合成エンジンのインストール
まほろば::SAPI4 対応の日本語音声合成エンジンのインストール


拍手する
posted by takayan at 00:35 | Comment(3) | TrackBack(0) | Fire Vox | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

党首討論を見て

このブログでは政治のことはあまり書きたくないのだけど、マスコミ批判は時々書いてきた。今回もその一環として。

先日、麻生首相と鳩山代表の党首討論をノーカットのニコニコ生放送で見た。四万人の一人だ。そして夜のニュースでこの討論についての編集された報道を見た。編集されると鳩山さんがノーカット版よりも有能に見えてくる。案の定、テレビは討論内容は削っても最後の麻生さんが近くに来た鳩山さんと目を合わさなかったところをきっちり伝えてる。この部分、アンチ麻生の人には絶好の素材提供になっただろう。

なぜ自民党がこの党首討論のノーカットにこだわったのか、そしてNHKまでが録画ですらノーカット放送を避けてしまったのか。実際にノーカットの映像を見てしまうとその理由は大体想像できる。お互いにその結果が予想できていたのだろう。分かっていたら、なおさら公共放送として放送すべきことだったのに。

こんなに重要な討論を地上波でノーカットで流さなかった日本のテレビメディアには呆れるしかない。ちゃんと放送していれば、討論に関してはこちらに軍配、 でもマニフェストに関してはあっちに軍配、現政権の評価はあれだとか、そういう冷静な見方をできたかもしれない。けれど、こんなふうに国民の行動を予測しコントロールしようとしたテレビメディアの態度がはっきりと見えてしまっては、テレビが見事に横並びで擁護した側を疑わなくてはいけないし、もうテレビの報道も統計も一切信用できなくなる。

でもテレビマスコミがおおっぴらにこんな隠蔽行為をやっても大半の日本人は気付かない。そうやって無党派層はメディアに馬鹿にされ続ける。だからこそ、この映像を見ていない人はしっかり見るべきだ。一時間半の長い映像だけど、日本の将来を決めるにはこれくらいの時間は割いてもいいと思う。

麻生内閣総理大臣と鳩山民主党代表の党首討論 : 新s あらたにす(日経・朝日・読売)

ここにノーカットの党首討論の映像が公開されている。新聞社が共同して作っている信頼できるサイトなので安心して見に行っていい。もう少しきれいなものは他のところに行けば見ることができる。yahoo!「みんなの政治」にも置いてあるし、youtubeにも、ニコニコ動画にも置いてある。そこだと閲覧者がコメントできるし、人の書いたコメントも読める。主観的に言って、ニコ動は自民寄り、Yahoo!みんなの政治は民主寄り、それぞれ色があって面白い。(ただ、Yahoo!みんなの政治 - 21世紀臨調主催で行われた12日の麻生太郎首相と民... - 政治投票では、投票数はずっと鳩山代表優勢だけど、不思議なことにコメント数もそれぞれのコメントへの支持票数も麻生首相が圧倒的に優勢になってる。何故だろう。)

討論の後ニュースで流れたテレビ局によって編集されたものもいくつかYoutubeで見られるので、比べてみると面白い。他にもいろいろ動画が上がっている。国会であった党首討論も編集されていないものが見られる。これもテレビの編集したものだけしか見ていなかった人は改めて見ると楽しめるだろう。テレビで政治評論家がことごとく鳩山氏に軍配を上げていたものだ。マスコミが煽っているように史上初めて政権選択ができる選挙ということは、これからの日本の代表を選ぶ大切な選挙でもあるのだから、国民一人ひとりが真剣にちゃんと任せられる人かどうかよく吟味したほうがいい。

関連リンク。日本テレビのNEWS ZEROで放送された6党首討論の六分割の一つ。TBSのTHE NEWSでも8月13日に党首討論が行われたが、Youtubeにある映像は後半部分のみで、それも短く編集されたものしかない。
YouTube - 2009.8.11 NEWSZERO 初めての6党首討論 1/6

21世紀臨調の討論の中で、日本からの支援の具体例として日本がアフガニスタンの警官の給料の半分を出していることを知った。テレビの編集版では何も触れてないので、この討論をニュースでしか見ていない人はこれが話題にのぼったことを知らないだろう。このことについて調べてみると、どうやら今年の初めオバマ大統領と麻生総理が会談したときに決まったことらしい。

2009年02月25日 の記事。この記事にリンクされている感想ブログでは、不況の日本でこんなに多額のお金を拠出する必要はないのではないかという意見が多い。
日本、アフガン復興支援で警官6か月分の給料拠出へ 写真3枚 国際ニュース : AFPBB News

7月30日の記事。見出しだと分かりにくいが、アフガン部隊というのはアフガニスタン自身の軍隊や警察のこと、日本の支援とは警察官の給与支援のこと。
時事ドットコム:アフガン部隊の増強不可欠=日本の支援を評価−米代表
YouTube - 米特別代表、日本のアフガン支援期待

外務省のプレスリリース(3月21日)
外務省: アフガニスタン、及び同国国境地域の安定化のための人道復興支援について

関連記事として、2007年1月8日の在日カナダ大使館の記事
カナダ新政府、アフガニスタンの警察機構構築の援助資金を拠出

2002年の古い記事だけど、次の記事も参考になるだろう。
警察のゆすりにおびえる (原文:Police Extortion Fears


麻生政権発足以後ずっと、テレビでは一切、麻生首相の政策を褒めたことはない。マスコミが政権を褒めるのも気持ち悪いが、漢字の間違いばかり熱狂的に伝えられた印象しかない。最初の所信表明演説でも内容ではなく民主党と言った回数をしつこく伝えていた。そんな材料ばかりテレビで提示され続ければ、そりゃ支持率が低迷するに決まってます。せっかくYoutubeなどには、政治評論家やタレントコメンテータという余計なフィルターを通さない、テレビメディアによって加工されていない素材が置いてあるのだから、まだ見ていない人はこの機会にそれを自分自身で見て判断することをお勧めする。そしてそれがいい経験になったと思うなら、判断は本人任せでとりあえずノーカットを見るべきだと周りの人に自らの口や、ツイッターなどで伝えていけばいい。


拍手する
posted by takayan at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | メディア問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

プライミーバル第一章、集中再放送開始

このブログで何度も紹介しているプライミーバル、その第一章の集中再放送が今日から開始です。

古生物好きには、たまらないドラマです。正月の放送を楽しんだ人も、全部見られなかった人も、そしてもちろん未見の人もどうぞ。
そしてこの六日間の再放送が終わると、その日のうちに第二章の放送が始まります。27日です。とても楽しみです。

恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ
このページには二種類の番組紹介映像が置いてあります。

今日の放送は午後5時からです。
日曜日も5時から、そして月曜からは5時5分。
ただし、上記ページにも書いてありますが、近畿地域では別の時間のようですので、ご注意ください。

スタッフブログの記事 ご注意ください。『プライミーバル』の再放送時間が 近畿地域では異なります。

それから、上の公式ページに特番の案内があります。
★特番決定! 『30分でわかる!プライミーバル』

総合 8月27日(木)午後7時30分〜8時00分(第2章第1話の放送直前)
第1章のポイントとみどころをギュッと凝縮してお見せします。
集中再放送を全部見ることができなかった人にも、第2章を見てもらえるようにする配慮ですね。
今回は特番まで作ってくれて、NHKはかなり本気ですね。ありがとうございます!


拍手する
posted by takayan at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

プライミーバル第2章 第1話 「ラプトル襲撃」

昨夜は待ちに待ったプライミーバル第2章だった。待ち切れずに英国版のDVDを買ってしまったのだけど、やっぱり日本語版放映はとてもうれしい。内面を理解するには日本語で見ないと僕にはダメだ。

簡単にまとめると、第2章にしてようやく恐竜である「ラプトル」登場。亀裂の出現を予測できる方法の発見。そしてクローディアがいなくなったけれど、クローディアに似た(化粧が濃いけれど)ジェニーの登場。

見ていてあれっと思うところがあった。英国版のDVDであったはずの場面がなかった。時間を調べてみたら、3分20秒ぐらい短くなっている。確認したら、それほど重要じゃないところを五か所ほど削ってあった。残酷シーンだからというのではなく、きっと時間枠におさめるために削ったのだろう。たとえば亀裂調査センターからショッピングモールに出動するとき、カッターとコナーが二人だけで廊下を歩きながら話をするシーンが1分くらいカットされている。そこではカッターの言う変わってしまった世界についてコナーが訊いている。その前のシーンで、コナーが離れた所から、カッターの言動に注意を向けているところや、柱をぐるっとまわっている動作は、この廊下での会話に向けての前振りのようなものだけど、この会話が無いと、それらのコナーの態度はおかしくなった教授に疑念を抱いているだけに映ってしまうだろう。まあ終わりの方のラジオのシーンで二人の信頼が回復しているのが分かるのでいいのだけれど。

第一章のラストでヘレンに明らかにされた事実によって、カッターと親友スティーブンとの間の溝は今回何事もないということにはいかない。そういうわけで、銃を使う場面でわずかに躊躇しているように見えたり、ラプトルの存在だけで大変な緊張感をより盛り上げてくれる。第2章になって人間の方もアクションに力入れすぎてる感じになったけれど、人物の心理も意外にぬかりなく描いている。アビーがクローディアのことを残念だというシーンや、ラジオの前でコナーに後を頼んだりするシーン、そしてスティーブンを懸命に助け出そうとするシーン。そういうシーンを積み重ねて、この第一話は、第一章の終りにいろいろあったけれど、お互いに信頼を取り戻し、新しい技術も手に入れて、新しいシリーズが始まるぞという話になっている。

今回初めて、プライミーバルを見た人はきっと第1章を見たいときっと思うだろう。DVDもいいけど、声優が違っているのできっと違和感があると思う。そこでお勧めはNHKオンデマンド。第一章のNHK放映版を全話見ることができる。無料の会員手続きをすると、第一話だけ無料で見れる。残りは有料になっていて、NHKの思うつぼになってしまうけれど。無料の第一話を見るだけでも、この物語についてかなりの情報を得られると思う。僕もさっき見てみたけれど、いつ見てももうカッターのヘレンへの思いが可哀そうでみてられない。

恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ


それはそうと、英語のWikipediaの関連記事を読んでいたら、その第3章でナイジェル・マーヴェンが本人役でゲスト出演する話があるようだ。
この場面は是非とも見てみたい。NHKさん、第3章もお願いしますね。

当ブログ関連記事:
takayanの雑記帳: ナイジェル・マーヴェン氏緊急来日


拍手する
posted by takayan at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。