2009年09月18日

プライミーバル第2章 第4話 「水底に響く声」

バスケをしていた少年が外に出たボールを拾いにいってマンホールに引っ張り込まれて消えてしまった。少年が引き込まれたときマンホールは水であふれていて、今回の現れた生物は水生生物のようだ。どうやら未来の生物らしい。primevalというタイトルは「古代の、原始の」とかいう意味なのに、今回はそのタイトルから外れてしまう。第1章でも未来生物が出てきたけれど、それは古代を経由して現代にやってきているので、ぎりぎりタイトルからは外れていなかった。今回は明らかに未来と現在がつながっている。どうやら現代の人類にとって役に立つ未来ではなさそうだが。

気がついたことをいろいろ。

キャロラインの存在がアビーをイラつかせ、今日はアビーとコナーは喧嘩ばかりしている。ニックとスティーブンも捜索方針で対立してしまっている。今日はちょっとぎすぎすした内容だ。

レスターはおべっかばかり使うオリバー・リークが鼻につくようだ。そのお返しというか、レスターのセリフはいつも冴えているのだが、特に番組の終盤に出たリークの言葉に対するレスターのノリツッコミはなかなかのものだった。

可哀そうなことにレックスは冷蔵庫に閉じ込められていた。キャロラインは整理しているときに偶然入ったのではないかと言っているが、暖かい場所が好きなレックスが自分から冷蔵庫に入るわけがない。キャロラインが入れた以外に考えられない。

ニックは翌日の調査の途中で不審な男に出会う。あのショッピングモールの清掃員の男だ。コナーも第2話でARCの中で首に傷のあるこの男に出会っている。今日ニックが見かけた男に傷が残っていたかはっきり分からなかったが、同じ顔の男だった。ニックはコナーとこの事実を確認し、自分たちが監視されているという推測を伝える。さらにこの男は今日最後の場面で車に乗っているリークとテレビ電話で話している。リークが命じているわけか。そう思っていると、後部座席からヘレンが現れて、リークとヘレンがつながりがあることも分かってしまう。もしかするとヘレンが黒幕かもしれない。

この男を追いかけて船底まで行って、ニックは殴られて気を失うのだけど、そのせいで船底を通じて聞こえてくる生物の鳴き声を聴き、マイクで録音することに気づくことになる。倒れてもただでは起きないニック・カッター。

アビーはどんどん格闘キャラになっていく。キャロラインに伝授された蹴りは彼女のものを超えていた。それからバスケ少年にもちゃんと見せ場があって、これは笑える。

アビーが行方不明になって、コナーはとても感情的になってしまう。アビーへの気持ちが正直にあらわれてしまっているんだろうな。アビーのいないアビーの部屋に戻ると、打って変わってさっきとは対照的な様子に変わる。悲しみの中でのレックスとの静かなやりとりはとてもいい場面だった。アビーが好きだからルームメイトにまでなったはずなのに、最近はキャロラインが現れて、正直コナーの気持ちが見ている方にはよくわからない態度を取っている。自分を仲間としてしか見てくれないアビーに対してあきらめてしまって、それはそれで幸せな現状に満足する以外にないのだろう。でも今回のアビーの身に起きた出来事にきっとコナーは自分の気持ちを再確認したに違いない。バールを握っての再登場から、コナーはいつものキャラとは別人のような活躍で亀裂の向こうのアビーにまでたどりつき、そして勢いでどさくさまぎれにしれっと告白までやってのける。事件が終わり、部屋に戻ってきた二人はなんかいい雰囲気で、コナーのあと一言だけという場面だったのに、その場に現れたキャロラインに引っ張られてしまう。言葉を最後まで言えなかったことに未練のある表情を見せながらコナーはアビーを残して立ち去ってしまう。

生物たちがこの世界にやってきた最初の亀裂は、映像として映っていないのではっきりしたことは分からないが、サメがやってきているので未来の水中と現在の水中をつなげるものだったというのは分かる。でもよく考えてみると、この亀裂が現れた時に先週完成した装置に反応があった描写が無い。このことはラジオのノイズによる探査は水中の亀裂の発見には利用できないという欠点を示しているのだろう。(修正 おそらく、これは考えすぎの間違いでもうこの頃すでにリークが亀裂探査装置にスパイウェアを仕込んでいたのだろう。) 二つ目の亀裂が現れるが、これはポータブルな亀裂探知装置に反応が出ている。ちゃんと亀裂は地上に現れているので問題ない。

彼らは何のためにアビーや少年を生かしておいたのだろう。今までの話からすると、食料としてすぐに食べてしまってもおかしくないのに、二人とも生きていた。ニックが助け出されたアビーに対してもしかするとあの生物は人類の未来の姿かもしれないと言うが、実際そのような設定だったのかもしれない。そうすると彼らは、人間的な行動として二人を捕まえていたのかもしれない。つまり好奇心じゃないだろうか。二人は檻のような場所に入れられたわけで、ペットか観察対象として見られていたのかもしれない。アビーが彼らの中にニックみたいな者がいたと言ったのは、そういうことへの脚本上の暗示だったのかもしれない。そう考えると身を守るためとはいえ、あの銃撃はちょっと可哀そうだ。でもコミュニケーションのとれない未来生物の考えていることは何も分からない。結局、彼らの行動は永久に謎のままだろう。


さて、ちょっとおもしろいことを調べてみた。

生物が現れた運河を見つけた。地図で見ると運河の広さが分かる。限られた場所なので、締め切ってあるのでくまなく探すことは難しくないだろう。見つからないのならばあきらめるしかないというのも納得できる。


大きな地図で見る

ストリートビューで見るとこんな感じ。アビーとコナーが高いビルを背景に桟橋を渡る場面があるけど、それと同じビル群が見える。こちら向きのシーンでは三本の大きなクレーンも映っている。この撮影地点の青い橋も映っている。


大きな地図で見る

どうやって見つけたかというと、少年たちが遊んでいた場所で ISLE OF DOGSという地名が出てきたので、それで検索しただけ。影の長いビルがあったから、もしやと思ってストリートビューで横から見える地点を探してみたら、見つかった。


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posted by takayan at 01:49 | Comment(2) | TrackBack(1) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいです☆★☆★
感激!!
ここで撮ってたんですよねぇ。。
考えただけでぞくぞくします。。
Posted by テラ at 2010年06月05日 10:37
テラさん、お久しぶりです。でいいのかな。
印象的な風景だなと思って、地名があったので探してみました。このときは自分でもgoogleマップすごいなと思いました。
このシーズンでは、第5話で、労働者階級のなまりのある女の子が住んでいる住宅地の風景も印象的でした。
Posted by takayan at 2010年06月10日 01:17
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