2006年01月08日

サーチエイド ベータ版公開

こっこさんのメールマガジンで知ったのですが、このブログではニュースtoスピーチでおなじみの桂木さんがネット検索補助ツール「サーチエイド」のベータ版を公開しました。解説及びダウンロードは桂木範・オンラインソフト工房です。

この「サーチエイド」は、高知システム開発
現在プレリリース版が公開され、1月13日から発売予定のMyRoute(マイルート)と、既に発売されているMyDic(マイディック)、
MyDoctor(マイドクター)を合わせたようなソフトのようです。マイルートはその名の通り、路線探索や道案内、タウンページ検索などがメインのソフ
トで、私の周りではマイルートはプレリリース版の段階での評判は非常に高いのですが、さてこの「サーチエイド」はどうなのでしょう。

「ニュー
スtoスピーチ」同様、モジュールを追加していくことでいろんな情報源に対応できます。モジュールのダウンロード機能を使って追加できるモジュールを含め
ると現在19の検索対象(google、国語辞典、郵便番号検索、タウンページ、amazon商品検索、路線探索、病院検索、家庭の医学、医学百科、処方
薬、大衆薬、英和和英辞典、和文英訳、英文和訳、yahoo英訳、nifty英訳、デジタル用語、ビックカメラ商品検索)が利用できます。意外と簡単な記
述でモジュール定義ファイルを作っていけるようです。

早速、こっこさんの「見えない世界をぶっ飛ばせ」内に新設ページ
「サーチエイドで検索大好き!」
ができています。

とりあえず報告でした。


汎用的な検索補助ツールとしては、「一発サーチ君」というソフトが視覚障害者もキーボードと音声だけで操作できるのが知られてますね。(参考 石山朋史さんの「画面を見ないでWindowsパソコン」紹介ページ等)。こちらはIEを呼び出す補助ツールですが、配布サイトに150もの検索エンジン定義ファイルが置いてあります。


(他の場所で編集したものをHTMLエディタモードで貼り付けたら、内容がおかしくなったので、修正しました)


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2006年01月11日

サーチエイドのモジュール

検索補助ソフト「サーチエイド」のモジュールを作ってみました。(桂木範・オンラインソフト工房でベータ版が公開中、1月10日v0.91にバージョンアップ)



作り方はインストールされたフォルダ(C:/Program Files/search_aid)にある「モジュールファイル説明書.txt」に書いてあります。作成するにはホームページを記述するHTMLタグの知識、そして正規表現の知識が必要です。正規表現が初めての人は、上記サイト内の「拡張モジュール自作講座」のページや、「スクリプティング言語資料室(仮)」内の正規表現メモなどが参考になるでしょう。



ウィキペディアを検索できるように作ってみたのですが、さっき新しいモジュールをチェックしてみたらウィキペディアモジュールが昨日の日付で本家で追加されていました。ここにモジュールファイルの内容を貼り付けようと思っていたのですが、そういうわけで、桂木さんの作った実際のモジュールを眺めてみてください。単純なものなのでほとんど同じになってました。



モジュールファイルを直接見るにはインストールフォルダ内のparamフォルダを開きます。また「サーチエイド」起動中にネット検索メニューの該当項目でEキーを押せば、エディタで開かれるはずです。ただし「pr1」拡張子にメモ帳などのエディタが割り当てられている必要があります。


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2006年01月14日

flockのブログエディタからのテスト投稿

flockのブログエディタからのテスト投稿

これも現段階では音声にもキーボードのみでの編集にも対応していないが、オープンソースならば、改造はできる。

flock
http://www.flock.com/

flock自体の音声化は、Firefox用のFireVoxで転用できる。
実は先の日本語版FireVoxのinstall.rdfには、flock用の記述も入れてある。
flockの日本語化は、もじふぉのhttp://forums.firehacks.org/l10n/viewtopic.php?t=477を参考にしておこなう。JLPはこのページの下の方にあるver0.02のを用いないとmenuitemのエラーが出る。

この記事は編集投稿(のテスト)



posted by takayan at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | Flock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

BDS2006購入

Borland Developer Studio 2006 のこと。

ボーランドという会社から出ているプログラムを作るソフト。一般的なのはマイクロソフトが出しているVisualStudioシリーズ。マイクロソフトからも2005年ぎりぎりにVisualStudio2005が出たけど、無料のexpress版があるから、それで遊べばいいやと思って、こっちを買った。製品版はC++Builder2、Delphi5以来だと思う。仕事で使うというわけでもないから、お気軽に新しいDelphiで遊んでみようかというわけでこちらを手に入れた。でも遊ぶにしては高い買い物だw。

さっそく、以前作っていたのを入れてみたらちゃんとビルドできた。つまり、プログラミング言語で記述された設計図からちゃんとパソコン上で動くプログラムができた。うれしい。

ついでに、Dev-C++ 4.9.9.2のソースコードを持ってきて、ビルドしてみた。何も考えずにやってみたので、一発目ではもちろんエラーが出たけど、インクルードファイルやパッケージファイルに、Delphi2005用の記述を追加したら、すんなりできあがった。なんかとてもうれしい。

Dev-C++というのは、このブログで一度書いたけれど、無料で手に入れることができるプログラムを作るソフト。つまり機能の差はあるけれど、今度買ったBDS2006と同じようなことをするソフト。何万円もするソフトを買って無料の似たようなものを組み立ててみて喜んでいるのはなんか変な感じがするんだけど、まあいいか。睡眠時間削って、することじゃないのかもしれないけれど、感無量。



posted by takayan at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月28日

プリンタPM-A950のインク交換

先日、弱視のかたのプリンタの選定をさせてもらった。スキャナーも使うかもしれないというので、結局複合機を選ぶことになった。エプソンPM-A950にするかキャノンMP950にするか迷ったが、実際お店で見た印象が決め手になってエプソンに決めた。自分のプリンタはずっとキャノンのものだったので、実際使ってみるまで正直ちょっと不安だった。



実物がくるとこれで良かったと実感した。複合機単体での操作も簡単にできて良かったのだが、一番本人が喜んでいたのは、前面インク交換だった。今まで僕が触ってきたプリンタはキャノンのもエプソンのもインクは印字ヘッドの上に乗っかっているもので、インクの交換は本体のカーバーを大きく開けてここにはめ込む。目が見える人もちょっとこつのいる作業だ。これが常識だと思っていた。ところがこのPM-A950のインクカートリッジは、前面にある。調べてみるとこの前の世代のPM-A900からの特徴らしいのだが、前面のインクカートリッジ専用の左右の小さなカバーをあげて3本ずつ分かれているスロットにまっすぐにカッチというまで差し込むだけでいい。これは簡単だ。



このかたは弱視の方なので顔を近づければ色も確認できる。差し込みとカートリッジには同じ形の色のマークがついてあるので、それを確かめ、基板を上にして差し込むだけでいい。



とても使いやすいのだけど、カートリッジにちょこっと番号の点字とかつけてもらえれば、ただそれだけで全盲のかたでも単独で取り替えが可能になるだろう。またプリンタ本体の液晶画面にわかりやすくガイドが表示されて、何をすればいいのかが表示されているのだが、これもそこにある文字を読み上げる回路をつけてもらうだけで、複合機単体での操作も簡単にできるようになるだろう。こういうのは健常者にも特にお年寄りとかにはあると便利な機能なので、今年の年末あたりには是非とも実用化してもらいたい。



全盲のかたにプリンタの必要性があるかどうか疑問を感じる人もいるかもしれない。でもすぐに分かることだけど、自分では文字を正確な形にかけない人、書くべき位置に書き込めない人にとってこそ、プリンタは使われるべきものだと思う。


posted by takayan at 01:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記・未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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