2006年03月08日

「iPod & iTunes Hacks」

資料を探してたらこの本を見つけてしまった。

iTunesはスクリプトで動かせるじゃないですか!

Juiceの動作を見てればすぐに気づいてもよかったのに。



だったら、さっきの投稿で書いたような面倒なこともせずに、もっと簡単にできるかもしれない。





「iPod & iTunes Hacks― デジタルミュージックを自由に楽しむテクニック」

http://www.oreilly.co.jp/books/4873112273/





「iTunes COM for Windows SDK」が置いてあるところ

http://developer.apple.com/sdk/


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iTunesをキーボードだけで操作する - 音楽CDのインポート

前回の続きでiPod関連の投稿です。ポッドキャスティングレシーバーのJuiceについてもソースのビルドをやったり、いろいろ調べているけれど、iPodの方が今は面白いのでこちらを先に書いていきます。





今回は、WindowsXP上においてキーボード操作でiTunesを利用してCDからプレイリストを作る手順を示します。

iTunesはインストール済みとします。iPod付属のCDもしくはapple社のサイトからダウンロードしてインストールしておいてください。



現在のiTunesでは完全にはスクリーンリーダーに対応していないので、いくつかの工夫が必要になります。以下の操作を覚えておいてください。



・制御の移動

iTunesの起動直後はソースのリストに制御があります。上下矢印キーで対象ソースを次のものにしていくことができます。タブキーを一つ押すと検索の文字入力に制御が移ります。もう一回タブキーを押すとボリュームのスライダーに制御が移ります。上下矢印キーで音量を調整できます。ボリュームは常にCTRLを押しながら上下矢印キーで調整できます。もう一度タブキーを押すと、プレイリストの内容に制御が移ります。上下矢印キーで項目を変えていくことができます。そしてタブキーを押すと最初のソースリストに戻ります。シフトキーを押しながらタブキーを押すと、この逆順に制御が移っていきます。検索の文字入力とボリュームのところだけが音声で読むので、そこを起点にして現在の位置を確認します。



・ソースリストの音読の操作

iTunesが起動すると最初、ソースのリストに制御があります。ソースリストはエクスプローラにおけるフォルダのツリービューのようなものです。ライブラリ、現在挿入されている音楽CD、iPod、最近再生した曲など、それぞれ、曲名のリストをもつ名前の一覧が並んでいます(music storeのような例外もあります)。このどれかを選択すると、それに含まれるすべての曲名の情報が画面の右側に表示されます。このソース名は上下矢印キーを使って選んでいくことができますが、ソース名はスクリーンリーダーで音読されません。これでは困ります。回避策としてF2キーを押して、「名前の変更」を実行し、音読させます。分かったらエスケープを押して名前の変更をキャンセルします。



・プレイリストの音読の操作

ソースリストに制御があるとき、シフトキーを押しながらタブキーを押すと、そのソースに含まれる曲のリスト(プレイリスト)に制御が移ります。上下矢印キーを押して選択対象を移動させることができます。しかしプレイリストの内容を音読させるときも、そのままでは音読されませんので、F2キーを使って読ませます。終わったら、エスケープキーで名前の変更をキャンセルします。また、曲名の上に来てファイルメニュー中のプロパティ項目を選ぶと(ショートカットはCTRLキーを押しながら「i」キー)、その曲のプロパティウィンドウが開きます。タブキーと左右矢印キーを使って、「情報」タブを探します。このタブシートにはこの曲の名前、アーティスト名、アルバム名などの情報が表示されています。タブキーを押す毎に各項目を読み上げてくれます。





以上の操作を覚えたら、ようやくCDのプレイリストができるようになります。



1.音楽CDをインポートする。

あらかじめiTunesで次の設定をしておきます。ALTキーを押してメニューに制御を移し、編集メニューの一番下にある「設定」項目でエンターを押して設定ウィンドウを開きます(ショートカットはCTRLキーを押しながら「コンマ」キー)。「詳細」のタブをタブキーと矢印キーを使ってを探します。詳細タブが見つかったら、タブキーを一つ押します。またタブが並んでいるので、ここで「インポート」のタブを探します。タブキーを一つ押すと、「CD挿入時」のコンボボックスに来ます。ここで上下矢印キーで「曲のインポート」を選びます。エンターキーを押すと設定が完了します。



それではインポートです。まずiTunesを起動させておきます。そしてCDをドライブに挿入します。少し待っていると、自動的に音楽CD内全曲のインポートが始まります。終わるまで数分間。完了すると、チャイムが鳴ります。インポートされたファイルはiTunesのライブラリ内にあります。実在の場所は My Documents¥My Music¥iTunes¥iTunes Music内のどこかです。



2.音楽CDのアルバム名を取得する。

取り込んだCDの内容リストに制御を移します。iTunesが起動して手動では何も操作していなければ、シフトキーを押しながらタブキーを押すと、このリストに制御が移ります。ここでファイルメニューのプロパティ項目を選ぶと(ショートカットはCTRLキーを押しながらiキー)、そのアルバムの一曲目のプロパティが開きます。ここで「情報」タブに移動後、アルバムの文字入力までタブキーで移動します。アルバム名を読み上げるはずなので、コントロールキーを押しながらCキーを押して、そのアルバム名をクリップボードにコピーします。



3.インポートしたCD内の曲をプレイリストにまとめる。

このアルバムのスマートプレイリストを作ります。スマートプレイリストを作るには、ファイルメニューから新規スマートプレイリストを選びます(ショートカットキーはCTRL+ALT+N)。ウィンドウが開き、まず最初にOKボタンというので、タブキーをいくつか押して、「このルールに一致」のチェックボックスを探します。探したら何もせずにタブキーを押してその次にあるコンボボックスに移動します。ここで上下矢印キーを使って条件の対象を「アルバムが」にします。タブキーを押して次の文字入力領域に移動します。そしてここで先ほどコピーしておいたアルバム名をCTRLキーを押しながらVキーを押して貼り付けます。入力が終わればここでエンターキーを押します。するとプレイリストが作成されて、そのプレイリストの名前の変更の状態になります。付けたい名前があればここに入力します。入力せずそのままエンターすると先ほどコピーしたアルバム名がそのプレイリストの名前になります。



長くなったので、今日はここで終わり。

次回はiPodに入れる操作の予定。


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