2006年07月18日

ポッドキャスト実験

この一週間、記事の内容を音声合成で読み上げた音声ファイルを配信してきました。思ったよりも作業は簡単でした。iTunesでちゃんと受信できました。

このまま続けてもよいのですが、これで音声ファイル配信の実験は終了ということにします。需要はないですよね。

今までアップした音声ファイルはこのままにしておきますので、iTunesに次のアドレスへのリンクを渡せば、これまでの音声ファイルのポッドキャスティングができるでしょう。

https://neu101.up.seesaa.net/etc/neu101test.rdf




posted by takayan at 19:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 音声合成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKスペシャル 恐竜vsほ乳類

野球がないということで、7時から1時間『ブラック・ジャック秘蔵版スペシャル』をやっていた。手塚治虫の天才外科医のマンガのアニメ。『Karte03:ひったくり犬』と『樹海のかまいたち』の二本立てだった。前者はラスト付近に地震の場面がくるせいで、シリーズ開始直後ちょうど中越地震の時期だったため放送されなかった。後者はよく知らないが、ミサイル実験がストーリーの中心にあるためだろう。

これを見ていたために一番見たかった『NHKスペシャル』の最初を見忘れた。30分遅れで8時から見始めた。これは昨日と今日の二夜連続のNHKスペシャル。恐竜時代の恐竜とほ乳類の進化の競争を通して、現在のほ乳類の繁栄の秘密を探る番組だ。こういうの大好きなので、第二夜も見ようと思っていたのに、忘れていた。

番組公式ページ
恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い

第一集「巨大恐竜 繁栄のかげで」
第二集「迫りくる羽毛恐竜の脅威」

◆第一集

まとめるとだいたいこうなる。

「恐竜」と「ほ乳類」は、ほぼ同時期二億年前に「は虫類」から枝別れして地上に現れた。恐竜は巨大化の道を進んだが、ライバルとも言えないほど小さな「ほ乳類」は別の進化の道を歩むことになった。

恐竜はでかく怖いので、ほ乳類は仕方なく夜に活動する。夜は見えないから聴覚を発達させる。聴覚を分析するために大脳新皮質を発達させて頭が良くなる。でも脳が発達すると意外とエネルギーが大量に必要になってしまった。夜の食料は昆虫ぐらいだから、エサを獲得する知能があっても、大きくなれない。やっぱり恐竜にかなわない。

生命は体が大きいと長生きになる。恐竜は百年以上生きるものがいたが、ほ乳類は体が小さいので命も短かった。でも、短命ということは、生命のサイクルが早くなり、進化がより進み、環境への適応能力が恐竜よりも高くなる。そのため、ほ乳類は恐竜以上に様々な多様性を持つことになった。

ほ乳類は、恐竜の時代を生き抜くために、頭が良く、多様性を持つという特徴を獲得したこの段階で、恐竜が地上からいなくなった。ほ乳類は昼の世界にも進出していくことでき、そのあとも、大発展を遂げることができた。

◆第二集
これは昨日の続きというよりは、ほ乳類の進化の部分をより詳しく別の角度からの分析した話となっている。

(最初の三十分の羽毛恐竜の部分を見ていないので、ちょっと残念。羽毛恐竜というのは、体に羽毛が生えていて恒温性を獲得した恐竜のことだから、これはより活発なので、ほ乳類の生存を脅かしたってことなのだろう。よくわからないけど、再放送を待つしかないかな。DVDも出るらしいけど。)

実際に見た部分のまとめ。ほ乳類の部分だけ。

ほ乳類に、パートナーの「花」が現れた。これが「ほ乳類」に新たな進化をもたらすことになった。

恐竜の世界が始まった頃には地球上には「花」は存在していなかった。恐竜たちは裸子植物つまり、シダやイチョウやマツなどの植物を食べていた。裸子植物は風という自然の力を利用した繁殖しかできないが、「花」を持つ被子植物は、昆虫を介してより積極的に繁殖することができる。花誕生以前の昆虫はトンボやバッタだったが、花が現れると蜂や蝶という昆虫も現れた。このようにして花と昆虫は互いに影響を与えながら、世代を重ねお互いに進化していった。

花によって昆虫が繁栄してくると、それをエサとするネズミほどの大きさのほ乳類も影響をうけた。高カロリーの昆虫がより豊富に手にはいるようになる。また花も進化し、栄養価の高い「果実」や「種」をつけ、ほ乳類もそれを食べた。種を運んでくれるという恩恵をより受けるため、花の方も、ほ乳類の存在を前提に豊かな果実をつけるようにより進化した。こうして、花と昆虫、そしてほ乳類の三者が互いに影響を与えながら、進化し、恐竜という支配者の足下で、多様化していくことになった。

このような多様化の中、ほ乳類は命を確実につなぐための方法を得た。胎盤である。タマゴを産んで命をつなぐ方法だと、多くの危険が伴う。食べられたり、自然の力で壊れたりする。そこで「ほ乳類」の中で胎盤をもち、子どもをおなかの中で育てる種類が現れる。子どもたちを守り、そして大きく育てられるようになった。胎盤とへその緒を通し血液から栄養分や酸素を与える。そして産んだ後も、自らの血液を母乳に変え、それを子どもに注ぎ込む特徴を持つようになった。自分の身を削って、次の世代に未来を託そうとする、私たち人類もしっかりと受け継いでいるこの営みは、この恐竜時代を生き延びるために、獲得した能力である。

番組自体のまとめ。ほ乳類と恐竜は、共存し互いに影響を与えながら進化してきた。恐竜の支配があったからこそ、それを生き延びるために「ほ乳類」はいくつもの特徴を獲得してきた。ほ乳類の一員である私たち人類もこの恩恵にあずかって今を生きている。

最後にテロップが出る。
「今 僕たちはこの大地に生きている」
「長き恐竜時代を受け継がれた命をたくされて・・・・」

最後の言葉はメッセージ性が強すぎるかなと思ったけど、このくらいわかりやすく伝えないと伝えられないかなとも思った。


もちろんこれは、現在有力なある学説にすぎない。いろんな学者を取材して、番組制作者がもっとも有力と判断したものを一般人にもわかりやすく説明してくれたもの。こういうのは新しい発見があるとまた別の仮説が立てられる。それが科学のいいところ。


(内容の音声ファイル)


posted by takayan at 01:36 | Comment(4) | TrackBack(0) | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。