そんなにみんな興味があるの?というぐらい、時間を割いての連日の報道。それがやっと決着した。
分類の仕方が変わっただけで、冥王星が星空から消えたわけでもないし、名前が変わるわけでもない。太陽系の端っこにあった月よりも小さな天体が、惑星と呼ばれなくなるだけのこと。ちょっとさびしいのは事実だけど。
観測技術が向上して、あのあたりに冥王星程度の大きさの天体が見つかってしまって、冥王星を特別扱いする根拠がなくなってしまったわけだ。
火星より内側は地球のような岩石や金属からなる地球型惑星、木星より外は木星のようなガス層のある木星型惑星、この方が個人的にはすっきりしていい。
さあ、これからは、水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)!
1930年に発見されて以来、76年間、太陽系の一員として、ありがとう!
これからも太陽を回り続けてくださいね。
きっと、すぐにみんなあなたのことを忘れてしまうけど、
2015年に探査機がそちらに行くから、元気な姿を見せてください!
・New Horizons Web Site (英語)
アメリカが反対した理由の一つは今年打ち上げたこの探査機の存在もあるんだろうな。カイパーベルトへ向かう意義ある探査であるには違いないけど、トップページの画像に刻まれた"Headed for Pluto!"という言葉が・・・