2006年08月28日

Mitaka

mitakaは、国立天文台で公開している、天体シミュレーションソフト。
Mitaka
このページからダウンロードする。対象はWindowsXP/2000だけ。
使い方も、左の目次からチュートリアルを選んで読めば使える。
プラネタリウムのように地球上からの星空の見え方も分かるし、宇宙に出て惑星の姿をぐるぐる回してみることもできる。そしてどんどん地球を離れて銀河や、銀河団、宇宙の大規模構造の姿まで見ることができる。


昨日は甥っ子と、グーグルアースと、mitakaで遊んだ。グーグルアースでは、いつも使っている道路の探検をしたり、福岡ドームや東京タワーを眺めたり、ロナウジニョーが住んでいるブラジルが見たいというのでブラジルまで出かけたり、地球の散歩を楽しんだ。

そのあとmitakaを使って、太陽系の旅行をしてみた。とりあえず冥王星の姿を確認して、土星の輪が見えなくなる角度を探したり、水星や月のクレーターに驚いたり、宇宙旅行を満喫した。それから、惑星の大きさの比をそのままに縮小した図を見た。木星や土星の大きさにびっくりしてた。そして矮惑星になった冥王星の小ささにも驚いてた。

すると、太陽は冥王星の何倍かと聞いてきた。地球と太陽を比較したときに、僕が約百倍だよって教えたから(正確には直径の比は109倍)、そんなことをきいてきた。まだ彼にはできないので僕がそれぞれの値を検索して、答えを出した。1,392,000 km÷2,320 km。答え600倍。紙に大きな円を描き、その直径に小さな円を並べて、これが600個入るんだよ、太陽をサッカーボールに喩えると、冥王星は蟻んこぐらい小さいよと教えた。
でも今計算してみたら、蟻だとちょっと大きすぎて、ボールに張り付いてる0.4mmぐらいの細かな砂粒だった。


僕は小学生の頃、星空を望遠鏡で星空を眺めていた天文少年だった。誰も詳しい人がいないんで図書館の本でいろいろ勉強してた。高校でパソコンを始めたのも天文計算がしたかったからだ。パソコンは簡単に買えないので、先にプログラムの載っている本の方を先に買って勉強していた。今回、冥王星が惑星から外れたことが正直とっても懐かしい好奇心をかき立てている。


posted by takayan at 01:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする