講演の内容を中心に伝えるとばかり思っていたが、そうではなかった。
簡単な理論の紹介。講演をしている姿。茂木さんとの対談。東大の学生たちとの研究室での対話と、その学生達との食事をしながらの会話。
理論の紹介の部分は、去年あった若田さんとの対談番組の使い回しのようだ。あの番組は見ていないが持っているその対談をまとめた本「リサ・ランドール異次元は存在する」に同じような画像が沢山出ている。短期間で番組を作る必要があったのだろうから、仕方がないのだろう。
僕は本「ワープする宇宙」を読み終えなければ番組に理解できない内容があるかもしれないと思って、急いで読み上げたのに、なんか肩すかし。あの本読んだあとだと、番組内での理論の説明は全然歯ごたえがない。
それでも、初めて見た人にはとても印象深い番組だったのかもしれない。僕も予備知識がなければきっとそうだったに違いない。
今は本屋に無ければ、簡単にネットで注文できる。本屋だと中身を確かめて買えるけれど、ネットだとそれはちょと難しい。「ワープする宇宙」の分厚さも分からないだろう。待ちに待って、いざ読んでみて、挫折する人が続出しなければいいが。