2008年11月17日

「七瀬ふたたび・クライマックスへ!」を見てしまった。

第六話まで終わって残り四話というところで、土曜日「〜これまでのストーリー これからの見所〜」というサブタイトルの異例のダイジェスト版が放送された。ほとんどは現在までのあらすじと登場人物や七瀬達の能力の説明。そして残りの数分間にこれからの展開の断片。

正直、これからの予告の部分は見ない方がよかった。原作や以前のドラマとは違うんだな、、、、やっぱりそのイベントは発生するのか、、、いろんな情報が詰まっていた。「RAT AT T」の意味のヒントもあった。でも正直な感想として、これからの展開は知らない方がよかった。

このダイジェスト版はもう一度再放送される。NHKの公式ページに行けば、時刻も書いてある。でもダイジェストを見るのは、いままでのあらすじを映像と共に確認するだけにとどめた方がいいと思う。つまり山小屋にはまだ行かない方がいい。


さて、ダイジェストは見なかったことにして、第六話の見ての感想。あの打ち捨てられた研究所で監視カメラを使って七瀬達を見ていたのは誰なのだろう。NPO はとても胡散臭そうだ。父の同僚と称する佐倉という男は怪しすぎる。それと、お父さんが生きてて良かったね。フェリーでの出来事を親子の問題にしていたのは、この展開を強調するためだったわけだね。

最大の疑問点として、佐倉の心は七瀬は読めなかったのだろうか。七瀬には父のことを知りたいという強い気持ちがあるので、何か手掛かりはないかと佐倉の心を勝手に探ろうとしてしまいそうに思うのだけど、佐倉の心を読んでいる描写がなかった。そこが何か妙だった。怪しいこの男は、善人そうな表情とは裏腹に人一倍何か特別な感情を発してそうなのだけど、以前心を覗こうとしなくても思いの強さで感じてしまうとか何とか能力の説明があったのに、そういうことも七瀬はこの男について感じなかったのだろうか。それとも、佐倉はその表情と同じで心を偽る能力を持っているのだろうか。西尾を連れ出しているのは佐倉らしい描写があるから、西尾からの伝聞で七瀬の能力を佐倉が既に知っている可能性もある。佐倉の立場で考えれば、七瀬の能力をあらかじめ知っていたとしたら、対面するにはそれなりの対策ができる自信がないと簡単にはできないだろう。

それから、七瀬が父の心の声を聞く部分はとても切なく印象的なのだけど、冷静に考えると、七瀬は父の声以外に、父の見ているものを感じ取ることはできなかったのだろうか。自分の居た部屋を見ているイメージが分かれば、ある程度方角も分かりそうだ。父にとって、娘との交信を確認できたあの灯りの点滅のイメージはかなり強く心にとどまっただろうに。それにどう考えても、心の声は距離によって強さが変わりそうなものなのに。だからこそ七瀬はあそこまで近付くことができたのかもしれないけれど、冷静さを失っていたために、もしくは発信源を探るなんて訓練もしたことがなかったせいで、精度が悪く探し出すことができなかったのだろうか。

父は七瀬の能力を知っているから、何らかの対策を講じて余計な情報を伝えない思考ができるのだろうか。娘への思いがあふれ出すことは、妻が死に七瀬が能力を再獲得して以来もあっただろうに。そういう気持ちさえ抑えて父は今まで身を隠していたのだろうか。父は余計な情報を伝えないようにしたいから、うつむいて七瀬に向けて思いを伝えていたのだろうか。でも父がテーブルのコーヒーを見ているのが分かれば喫茶店らしいとかいろいろ推理できそうなのだけど。

ただ確実なのは、あのすれ違いのとき、父が七瀬の姿を見つけていれば、その衝撃は必ず七瀬に伝わったはずだから、父だけが姿に気づくということもあってはならなかったのは分かる。七瀬の能力のせいで父は七瀬の姿を見たいけれど見える位置でこっそり見るということもできない、未知能力ゆえの有り得ない切なさがあったんだなと気づいた。でも、最初どうやって七瀬があの部屋にいることが七瀬に気づかれずに分かったのだろうか。部屋にいることは灯りで分かるけど、そもそもあの部屋だということをどうして。佐倉の行動と関係があるのだろうか。そういうところも、次回説明がされるのだろうか。

いよいよ残り四話、物語はクライマックス。以前は敵の組織は謎のままだったけれど、今回は新たな設定で具体的に描かれていくみたいだ。原作の残りのイベントを絡めながら、どう今回のドラマらしい独自の展開をしてくれるかとても楽しみ。


posted by takayan at 02:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする