2017年11月13日

OpenJTalkの共有ライブラリを作ってみました。

お久しぶりです。

ずっと書いてませんでした。その間、もうだいぶ経ちますが、熊本地震で家が半壊になったりしてました。

最近、また文章を書きたくなったので、投稿を再開します。

ご挨拶は、これくらいにして、さて本題です。

OpenJTalkの音声をいろんなプログラミング言語から便利に使える、共有ライブラリを作ってみました。名前はとりあえず、jtalkDLLです。Windows、Ubuntu、macOS で動作します。 以前からlinuxのスクリーンリーダー用に非同期発声対応の日本語音声合成APIを作りたかったというのが切っ掛けでした。そちらはまだ完成してないのですが、途中から各言語のFFIに対応させるのが面白くて、そちらに偏ってきてしまったという感じです。

githubに公開しています。

https://github.com/rosmarinus/jtalkdll

README.md に詳しい説明を書いているので、それを読めばインストールできるでしょう。でも、ちょっと細かく書きすぎて読む方はうんざりするかもしれません。

Windows 版だけ、Releaseページにビルド済みファイルを置いてあります。ビルドも環境を構築すれば、build.batのダブルクリックでうまくいくはずです。

他のプラットフォームでは必要なコマンドをそろえたあとで、次のコマンドでインストールしてください。

git clone https://github.com/rosmarinus/jtalkdll.git
cd jtalkdll
bash build

ffiフォルダにあるサンプルコードやそれから実行ファイルを作るビルドスクリプトを参考にすれば、いろいろ書けると思います。

https://github.com/rosmarinus/jtalkdll/tree/master/ffi

まだいくつか不具合もあります。その点もREADME.mdに書いてあります。



posted by takayan at 07:56 | Comment(3) | 音声合成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする