自分のアルコール依存症について書き続けてきたブログをまとめたものです。
マッキーさんは、生まれるときへその緒が絡まり脳性小児麻痺になってしまいました。成人すると、酒を飲めば体の硬直が楽になることを覚えてしまい、いつのまにかお酒におぼれ、依存症になってしまったそうです。
現在マッキーさんはもうずっと酒をやめていますが、それでもアルコール依存症です。そのことを教えてもらったときは、酒を飲んでいないのにどうしてだろうと不思議に思いました。アルコール依存症といえば、一日中コップをもって、アルコールのにおいをぷんぷんさせて、焼酎飲んでるイメージがあります。マッキーはそういう感じはぜんぜんありません。
でも、マッキーさんが言うには、一度でも依存症になったら、禁酒がずっと続いていても、ずっと依存症なのだそうです。何かがきっかけとなり飲酒を再開してしまってそのまま死に至るまで飲んでしまう危険性と、一生付き合っていくのだそうです。
「今日も生きてます」。アルコール依存症という現実を踏まえると、これはとても重い言葉です。そして、とても明るく力強い言葉です。
この本が出版されるというので、熊本のテレビ局RKKがマッキーさんのところに取材に来たそうです。そして、1月8日のニュース番組の中で、日常の様子やアルコール依存症になったときについてのインタビューが放送されました。見た人もいるかもしれません。
たくさんの人に読んでもらいたい本です。
「今日も生きてます 〜マッキーの酒乱万丈〜」
本についての問い合わせは、就労支援センターくまもと 096-245-5586 だそうです。