ここからの展開が素晴らしい。
脚本もいいが、それを演じる役者もいい。
演技だけでいろいろ見せてくれる。
第21週「生きる歓(よろこ)び」
桜子(宮崎あおい)は、空襲の焼けあとの中で、惨状を絵に描きとめようとした折に廃屋の倒壊にあい足が抜けなくなった冬吾(西島秀俊)を発見。冬吾が自分にとってかけがえのない人だと実感した桜子は、強引に冬吾を救い出すが、冬吾は片足を骨折。出血多量で血圧が低下し生死の境をさまよう。桜子は自責の念に駆られる。一方杏子(井川遥)は、救護所で負傷者を手当てする中、妻子を失った鈴村浩樹(高橋和也)と再会する。以後、中身の詰まった物語が最終回までつき進んでいく。タイトルに似合わない冬吾への想いは好き嫌いが別れるだろうが、こういう真剣なドラマをそれも朝ドラの枠でやってのけたのは見事としかいいようがない。
第22週「さよならを越えて」
第23週「思いがけない帰還」
第24週「あなたがここにいる限り」
第25週「夢に見た演奏会」
最終週「いのち、輝いて」
それにしても『天地人』はどうなんだろう。これだけの役者が出ているのに次回へのワクワク感がない。謙信が死んじゃったから魅力が半減だ。
チャンネル :BShi
放送日 :月−土
放送時間 :午後7:45〜午後8:00(15分)