Flock2 は 実質 Firefox3 なので、Firefox のプロフィールのコピーの方法をそのまま使える。
参考にしたのは次のページ
Firefox サポート 設定情報のバックアップ
linux 版の Flock2 ではプロファイルマネージャが何故か使えなかったので、フォルダを直接コピーすることで行う。
プロファイルフォルダの場所は上記のリンク先に書いてあるとおり、書いてあるとおりにやれば簡単にフォルダを開くことができる。
具体的には、次の場所にある。
Windows Vistaの場合 C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default\
Windows XPの場合 C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default\
標準のプロファイルフォルダの名前は、ランダムな8文字に .default が付いている。
このフォルダをまるごと USB メモリなどにコピーして、Ubuntu で開く。
Ubuntu 側では Flock のインストールも初回の起動も済んでいるとする。コピーをする前に Ububtu は終了させておく。
linux のプロフィルフォルダは、自分のホームフォルダの .flock/browser/ にある。ファイル・ブラウザで開くときは、「隠しファイルを表示する」をチェックすると見えてくる。~/.flock/browser/ には既に Flock をインストールしてあるので、xxxxxxxx.default 形式のフォルダが既にあるはず。
このフォルダに cp コマンドなり、マウスによるドラッグアンドドロップなりで、Windows から持ってきた プロファイルフォルダをコピーする。同じ名前の可能性はないと思うが、必要ならば名前を書き換えてもいい。
このプロファイルフォルダのあるフォルダには profile.ini という設定ファイルがある。このファイルを開いて、Path= と書かれている行を探す。右辺は既にあったプロファイルフォルダの名前になっているはず。これを新しく Windows からコピーしてきたプロファイルフォルダの名前に書き換える。そして、Flock を起動させると、ブックマークやアドオンなど新しいプロファイルの内容が反映される。Windows では動くが Linux では動かないアドオンもあるので、アドオン・ウィンドウで無効にするなり削除するなりして対応する。
大事なことだけど、動作が不安定になった場合は、このプロファイルの使用はあきらめて、profile.ini の Path= の内容を元に戻す。
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