2010年08月24日

AquesTalk2 も GNOME Orca で 使えるようにしてみた

注意:
このプログラムは実験的なものです。自己責任でお使いください。
動作が確認できたのは Ubuntu10.04 です。
それ以後では動作しません。インストールしないでください。
2011.10.18


GNOME Orca に日本語をしゃべらせる方法がわかったので、mbtts を少し改造して、AquesTalk2 にも対応してみました。いわゆる、ゆっくりボイスで、Linux のデスクトップを読み上げてくれるようになります。

興味のある方は、上記のファイルをダウンロードして、次の記事を参考にしてインストールしてみてください。
GNOME Orca で MBROLA と mecab を使って日本語をしゃべらせる方法

今回利用できるようにした AquesTalk2 というのは、アクエスト社の音声合成ライブラリです。非営利の個人利用に限って使用することができます。
製品ページは、AquesTalk2 - テキスト音声合成ミドルウェアです。

今回、AquesTalk2 を同梱していませんので、ライセンスを確認したうえで、上記サイトよりダウンロードして試してみてください。設定フォルダの中のaquestalk2フォルダにDLLを配置すれば、この ライブラリの機能が利用できます。また、追加の声種ファイルは、設定フォルダの phont フォルダの中に入れるだけで、利用可能になります。
設定フォルダの中の aquestalk2 フォルダの中に、声種データのアーカイブを置くだけで、実行時に展開してくれます。
(2010.8.30 修正。aquestalk2関連ファイルの配置場所についての仕様を変更。)


Orca で日本語をしゃべらせるために GNOME Orca にファイルを追加して対応しているのですが、今回はそのファイルのバージョンアップは行わず、mbtts のバージョンアップ(0.97.3)だけで対応してみました。本来は、シンセサイザの分類を追加して作るべきなのでしょうが、今回はディフォルトのシンセサイザ1つのまま、音声の人物を増やすことで対応しました。人物の記法は、シンセサイザ名ドット音声名です。例えば、'MBROLA.jp1'や'AquesTalk2.aq_yukkuri'と表記しています。ただ省略記法として音声名だけでも認識できるようにもしています。

mbtts は、MBROLA のデータベース向けに作ったスクリプトなので、内部はちょっと美しくない方法での対応になっています。とにかく動作させたいという気持ちを最優先で作っているので、細かな部分は今後コツコツ修正していきます。

今現在 Orca に日本語をしゃべらせるためには、どうしたらいいかという実験の途中です。まだまだ機能が足りない部分がいろいろありますが、今回使える声数がいっきに増えて、とても面白くなってきました。AquesTalk 2は前々から知っていたのですが、実際プログラムを組んでみて、これほど使いやすく聴ける合成音声が出ることに驚いています。無償は非営利個人利用限定ですが、このように素晴らしいものが公開されていることに、とても感謝します。

Python からの AquesTalk の利用に関しては、特に次のページを参考にさせてもらいました。
AquesTalk2 Linuxを使ってみる - Linux の音声合成コンソールアプリ SayAqTk2 - | N.Yamazaki's blog
Pythonで音声合成(AquesTalk) - tomoemonの日記
AquesTalk Win版 でゆっくり Python していってね - 銀月の符号



今回バージョンアップした mbtts 本体はこれです。Ubuntu10.4 と Windows7 と Mac OS X v10.6 で動作確認をしています。
https://neu101.up.seesaa.net/etc/mbtts-0.97.3.zip


posted by takayan at 02:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | GNOME Orca | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック