2011年01月29日

「プリマヴェーラ」のこと

ボッティチェリの「プリマヴェーラ」のことをいろいろ調べて書いていたのはもう2年も前になります。門外漢なのでアビ・ヴァールブルクのことも知らないままに書き始めてしまいました。好奇心をとてもくすぐる題材のようで、英語はもちろん、ラテン語、古典ギリシア語、イタリア語といった言語の壁も物ともせず、何の苦も感じずに調べに調べて書いていました。今読み返してみても自分でも信じられないくらいの探求心です。

この絵に描かれている神々が誰かを知りたいだけで、いつ描かれたのか、誰に似せて描かれたのか、何のために描かれたのかというのはそれほど興味がありません。全然ないと言うと嘘になりますが、ここにこうして描かれている神々がそれらの情報によって解釈が変わってくるわけがないと考えています。この前提に立ってこの絵を解釈しました。

二年経ち、自分の考えに対しての固執も適度に消えかかってきているので、冷静に自分の考えを検証してみようと思います。



posted by takayan at 02:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | プリマヴェーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
takayanさんお久しぶりです。snowです。
プリマヴェーラへの興味を、再び取り戻してもらえたようで、嬉しいです。
ご見解、楽しみにしております。
Posted by snow at 2011年01月31日 13:34
snowさん、コメントありがとうございます。以前ほどではないですが考えたくなりました。
Posted by takayan at 2011年02月01日 00:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック