2011年05月03日

GNOME Orca 3 系列での日本語対応

注意:
このプログラムは実験的なものです。自己責任でお使いください。
動作が確認できたのは Ubuntu11.04 です。
それ以後では動作しません。インストールしないでください。
2011.10.18

前回は、open_jtalk 1.03 への対応だけの簡単な修正をして、アップロードしたつもりが、内部のバージョン番号を間違えてしまって、動かないものをアップしてしまった。

今回は、せっかくなので、Orca の最新版へ対応してみた。対応と言っても、とりあえず使える程度で、今まで通り細かな設定はできない。またときどき終了できない。

ダウンロード:orca-3.0.1-jp_scripts-002.tar.gz
MD5:4a5763efb6c6ba8c0b16d46cd7e328bb

なお、MBROLAの利用は非商用・非軍用のライセンスの同意を、よろしく。

(追記 2011/05/05 orca-3.0.1-jp_scripts-002.tar.gz 公開。気づかないままOpenJtalkのバージョンアップと重なってしまって、バージョンが混乱したままだったのを修正。設定ファイルでOpenJTalkの数値パラメータを設定できるようにしたので、新しい音声やmeiの音声もなんとか使えるはず。ただこの方法だとOpenJTalkの複数の音声を同時に対応できないので、今後、仕様を変更をする予定。以前のバージョンから使っている場合はoj_inst.shでOpenJTalk1.03をインストールしなおす必要がある。)

上記のファイルをダウンロードして、orca-jp_inst.sh を実行すると、自動的に必要なファイルをダウンロードして、インストールしてくれる。

今後はこちらの3系列をターゲットにして修正していく。今後は以前からの課題だった、linux版 mbtts での pygame 依存から脱却を行いたい。そして、Orca の理解をもう少し進めて、Orcaに特化したTTSにしあげたい。MBROLAを標準音声にしてきたけれど、ライセンス的に Open JTalk のほうが使いやすいので、Orca の日本語標準音声はそちらにすべきだと思う。mbttsからpygameの対応コードと、mecab 変換処理、MBROLAの対応コードを抜いたら、原型がなくなるくらいシンプルなものができるだろう。最大の難問は漢字変換の音読になるだろうが、ソースを読めば何とかなるだろう。

《春》も面白いパズルだったけれど、これもそれなりに歯ごたえのある対象だ。



posted by takayan at 03:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | GNOME Orca | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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