十数時間前、 amazon.co.uk から到着。でかい、でも今は、とにかくうれしい。
以前からほしかったOxford Latin Dictionary。でも、とにかく高かった。三万円以上もするものだから、ずっと二の足を踏んでいた。
それが、今年の3月に増補改訂新版が出るというので、正月くらいから、この機会に買うぞと決めていた。けれど、4月になってもなかなか日本のアマゾンで取り扱いを開始しない。海外のアマゾンは中のクッションがおおざっぱすぎるので、日本で済ませられるのならば、その方が良いと思っていたが、もうこれ以上待っていられない。結局、イギリスのAmazonから買うことにした。
4月2日に注文。高価なものだから空港の通過が追跡ができて3〜4日で届くやつでも良かったのだけど、それだと日本での価格を超えてしまうので、10日ぐらいかかる通常便で注文した。待ち遠しくて、何度、通常便にしてしまったことを後悔したことか。でも、昨日、発送日に提示された予定よりも一日早く到着した。
ラテン語辞書は、Pocket Oxford Latin Dictionary などは持っていたけれど、例文も無しで対応する単語の羅列ばかりなので、言葉の意味がいまいち把握できなかった。
最初に調べてみた mundus の意味を例に挙げると、ポケット版だと、以下の2行が意味の全てになる。
・m. toilet,ornaments;world;universe
・adj. clean,elegant;delicate,refined
一方OLDだと、この綴りの言葉について、広いページの三分の一を使っている。もちろんだが、言葉の意味の説明がちゃんとある。一部を抜き出すと、次のような文がある。
・elegant or refined in appearance, manners, or taste
・the articles a woman uses to beautify herself, toilet, or sim
・the world, the earth
そして、セネカや、ルクレティウス、オウィディウスなど有名どころからの例文がたくさん添えられている。まだちょっとだけしか見てないが、これが確認できただけでも十分幸せだ。
今までこれを使って研究をしてこなかったのが、恥ずかしいくらいだ。これで、今まで分からなかったいろんなことが調べられる。
オックスフォード大学出版局のこの辞書の解説のページ
・http://www.oupjapan.co.jp/products/detail.php?product_id=993