2006年12月30日

純情きらり総集編1

放送時間 12月25日(月) 08:30-09:15 BS-2

あらすじを書いていたのは物語の終盤だったので、せっかくだから今回も書き留めておきます。いちごさんもこの頃はみていなかったですよね。

総集編第1回は第1週から第6週までの内容。
加恋ちゃん演じる桜子の子ども時代のエピソードはばっさりカット。

懐かしいテーマ曲。この曲は物語の最後で...と思ってしまって、それだけで涙ぐんでしまう。

舞台は1937年春。桜子は16才。女学校の5年生。桜子が母の形見のオルガンを弾いている場面から始まる。弾いているのはジャズ。まず家族の紹介。笛子姉さんは女学校の教師。杏子姉さんは磯叔母さんに洋裁を習いながら花嫁修業。弟の勇太郎は中学の四年生。真空管で何か作っている。父の源一郎は市役所勤め。定年間近。父は自分の部屋で趣味の石の研究をしている。この父の部屋はその後ピアノの置かれる部屋になる。

結末を知ってしまってから、ほんのちょっとの些細な桜子の言動で、涙がこみ上げてしまう。

桜子が女学校の友達らに、楽しみにしている西園寺きみまろの演奏会の話をしているところに達彦が通りかかる。桜子より二歳年上の達彦坊ちゃんは女学生たちのあこがれの的。桜子の友達が近づいてくる達彦を意識しているのに、幼なじみの桜子だけが平気でいる。

親友の薫子に頼まれて、桜子は達彦に恋文を届ける。しかし達彦の母かねともめて学校で問題になってしまう。

この頃は週末にまとめてみればいいと思って、でも録画に失敗してしまって見ることができなかったので、今見ることができてうれしいかぎりだ。

恋文の件で学校から帰してもらえず、演奏会に遅れてしまう。桜子は必死に自転車をこいで、終わってしまった演奏会に駆け付ける。このときあきらめなかった思いが、これからの彼女の運命を変えてしまう。タイトルの純情という言葉はこの桜子の一途な気持ちを表しているのだと思う。

演奏会は終わっていた。誰もいなくなったステージの上で、勝手に桜子はピアノを弾く。その後ろに西園寺が現れる。桜子は我流でピアノを練習していて、それも普段オルガンを使っていたので、ピアノの弾き方に癖がある。先生から下手だと言われてしまう。これから物語の最後まで関わってくる西園寺先生との最初の出会いがこんな形だったのかとの意外に思った。それでも西園寺先生から訪ねてこい言葉と名刺をもらうことができた。

家族が集まっている食卓で、桜子は父に音楽の勉強をしたいと切り出す。笛子姉さんはそれは現実的ではないと批判するが、優しい父は桜子の思いをしっかりと受け止めてくれる。

桜子は、禁止されていたのに、新入生歓迎会でジャズで演奏してしまう。聴衆は拍手喝采だったが、桜子は一週間の停学処分となる。桜子が味噌屋の職人キヨシと一緒に道を歩いていると、彼の舎弟がふざけてはやし立てる。頭に来たキヨシは彼らを本気で殴ってしまう。それが警察沙汰になって、桜子はまた教師に責められる。桜子は自分は悪くないので謝ろうとはしなかったが、駆け付けた父はそういう桜子を殴りつけて謝らせようとした。

帰り道。父が声をかけても桜子は返事をしない。そこで源一郎は木の葉をちぎって、桜子の後ろから草笛を吹く。埴生の宿のメロディ。

これは桜子にとっての幼い頃の思い出の曲。その場面はこの総集編では省略されていたが、これは幼い頃父と一緒の帰り道で一緒に埴生の宿を歌った場面を思い出させる。あれほど怒っていた桜子が立ち止まり、ここで父に少し心を開いた理由は、本編を見ていた人だったら、あのときの楽しい帰り道の様子を思い起こすに違いない。父は音楽を応援すると言ってくれる。

大雨。土砂崩れで孤立した村に源一郎が駆け付ける。そこで父は崩れた土砂の中に、水晶の塊を見つけ、それに気がとられて、大きな土砂崩れに巻き込まれ意識を失ってしう。三日後、意識を取り戻した父は、桜子が厳しいじいちゃんに自分の夢のことを話せたかどうかを心配をしてくれる。リンゴを剥く桜子の後ろ姿を見て、お母さんに似てきたなとつぶやき、源一郎は息を引き取る。

家にピアノが届く。誰も知らされていなかったが、それは父が退職金を使って買ってくれたものだった。桜子はみんなの前でピアノを弾く。父が大好きだったジャズ。このピアノが...。数年後に、桜子がこのピアノに対しとても愛おしそうに別れを告げる場面を思い出してしまう。

1912年7月。杏子は河原と結婚をする。結婚式当日から母親から厳しく叱られてしまう。この人は名古屋弁の有名な女優さん。そのあと部屋に戻るとき、河原は夜の廊下の電気を消す。自分の後ろからまだ杏子が歩いてきているというのに。この男の杏子を大切に思う心がひとかけらもないことを表している。杏子はお手伝いさんのように働かされる。暴力もふるわれる。こんな可愛い人に暴力がふるえる人間は許せん。

そのことを知って桜子は実家に連れ戻しに駆け付ける。このとき連れて帰る場面はないけれど、桜子がのちのち闘病中の頃、杏子とこの日の出来事を懐かしそうに話をする場面が出てくる。

杏子を連れ戻そうと、有森家に河原が訪ねてくる。磯叔母さんが急病ということで、杏子は河原の家に戻れないということになっているのだが、河原が杏子のことを「妹の学費ほしさに結婚した」と言うと、仮病も忘れて磯叔母さんは必死になって杏子の気持ちを代弁する。笛子も、お引き取り下さいと河原を追い返してしまう。一段落ついて、家族の笑顔に囲まれると、杏姉ちゃんは泣き崩れる。

「劇団ひとり」演ずる「斉藤直道」の登場。この部分は杏子姉さんが結婚をして家を出た頃と重なる話なのだけど、総集編だから、こんなふうに整理したかたちで出てくるのは仕方がない。その方がわかりやすい。

それにしてもこの頃の桜子の無邪気な笑顔は本当にいい。最終話の桜子が見せる母の微笑みも印象的で素晴らしいけれど。たった数ヶ月の違いだけれど同じ一人の女優のものとは思えないくらい。

この部分はこのページ(「純情きらり 斉藤先生のこと」)で書いたから詳しくはそこを見てください。斉藤先生と桜子は婚約までするが、斉藤先生の実家が破産したことで別れることになる。ついていくという桜子に対して、音楽を捨てたらあなたは輝けなくなると桜子を説得する。

音楽学校の受験のために桜子と達彦は東京に出てきた。桜子は荷物の番をしている。突然絵描きが桜子に声をかけてきた。桜子がその絵描きと話をしている隙に、荷物は全部盗まれてしまう。お金もなくなったので、この絵描きのヤスジに連れられて、桜子と達彦はボロアパートのマロニエ荘にやってくる。杉冬吾の初登場シーン。ドアを開けると、モデルを前に一心に裸婦像を描いている途中。桜子も達彦も目をそらしてしまう。

1次試験には二人とも合格する。最終試験の日。桜子は会場へ向かう路上で本物のジャズに出会う。この人は秋山さん。彼もこれからの桜子の人生に大きく関わってくる大切な人となる。桜子は時間を忘れて聞き惚れてしまう。間に合いはしたが、桜子は試験に落ちてしまう。達彦は合格。

夜のマロニエ荘で冬吾と桜子が並んで座っている。落ち込んでいる桜子は、明日岡崎に帰り、ピアノはもうやめると言う。そんな桜子に対して、冬吾は絵の具を取り出して、飯を買わずにこちらを買ってしまう。好きなものはやめられないという話をする。ここに集まるマロニエ荘の仲間も同じだと。

昼間、笛子がマロニエ荘に訪ねてくる。桜子を迎えに来たのだ。桜子はもう1年勉強させてくれと懇願する。笛子は怒り、びた一文お金は出さない。のたれ死んでも知らないと言い放ち、一人で帰ってしまう。

次回に続く。


この頃は見逃している回も多く、それに終盤のようにここに文章化せずに見ていたので、そんなに細部までは注意せずに見ていた。冒頭でお母さんの声で無敵の十六才というナレーションが入るが、まさしく純粋に夢に向かって進む桜子の姿は、感動的なほどに美しいと思う。本編では紆余曲折がいろいろあったけれど、この総集編ではその夢を実現するための姿がよりわかりやすく強調されて描かれている。

総集編はまだ2回目までしか見れていない。


posted by takayan at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 純情きらり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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