『芋たこなんきん』も見てる。ここに話の流れを書いたりはしないが。9月まであってたドラマティックな物語ではないけれど、安心して見てられるいい朝ドラ。
藤山直美演じる町子の書斎の本棚をよく見ると、下から三段目の一番右側に、ケースに入った金色の灯籠が置いてある。高さは本と同じくらいだから、本物の頭に載せるものではないようだけど、まさしく山鹿灯籠である。
・和紙の芸術品「山鹿灯籠」 - 山鹿市 HomePage
・山鹿灯籠まつり - 山鹿探訪ナビ
何故、こんなところに山鹿灯籠なのか?これは物語の外でつながっている。
町子役の藤山直美は、これまでも朝ドラに何度か出演している。その一つ、2000年の10月から放送された『オードリー』で主人公に影響を与えた宮本君江という芝居好きの女性を演じている(たしかそうだったはず)。この君江は山鹿市出身という設定で、『オードリー』の中で君江がふるさとに帰る場面がある。もちろん灯籠まつりの映像も放送された。藤山直美と金色の灯籠とは、そういう関係がある。山鹿の人たちは今も藤山直美のことを自分の町の出身者と同等の親しみを持っていて、この灯籠のやりとりがあったのではないかと想像できる。
・オードリー 詳細ロケ地情報 - 全国ロケ地ガイド
欠かさず見ているわけではないので、物語の中にこれに関するエピソードが作られたのかもしれないが、それはわからない。
この本棚の中央には小さな赤い服を着たお人形も置いてある。これも何かいわくがあるんだろうな。
本棚に灯籠があるという情報はichigoさんから教えてもらった。NHKのローカル番組で、視聴者からこの山鹿灯籠についての投稿があったのだそうだ。
2007年01月24日
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