2007年05月30日

見えない生活

さっき九州朝日製作の「ドォーモ」という番組を見ていた。これは九州六局のみ放送の、午前零時から始まる福岡発信の情報番組。

今日は重度視覚障害者のりえちゃんが出てくる「見えない生活」の第何度目か。「ドォーモ」は昔は見ていたけれど、最近はこの企画のあるときしか見ない。これで僕が見る「見えない生活」は三回目だと思う。ほんとはもうこの企画何度も放送しているのだろうけど、普段この番組見ないから、全部偶然見ているものだけだ。今日も運がよかった。

りえちゃんは左目が見えず右目もほとんど見えてない。でも、ほとんど見えないと言っても彼女にとってはものすごく多くの情報を与えてくれる光なのは言うまでもないんだけれど。

それにしても実際に会っても彼女が目が見えないことに僕は気づけないと思う。目をぱっちりと開いて、白杖も持たず、お肌が大事と日傘を差して、背筋を伸ばし颯爽と歩いている姿に何の違和感も感じない。彼女の日頃の鍛錬を微塵も感じさせない、笑顔や明るい声はとても好感が持てる。

今日はりえちゃんの通勤に一日密着という企画。実はこの道は僕も何度か視覚障害者の知人と歩いたことのある道で、すごく身近に感じながら、彼女の姿を見ていた。

番組は職場に到着する前に終わってしまった。この続きはあるのだろうけど、それがいつかは分からない。


テレビに映っていた歩行者の人たちのマナーには問題はなかったんだけれど。目の見える皆さん、道で携帯の画面なんか見て相手がよけてくれることを前提に歩くなんてことをせずに、ちゃんと前を向いて歩きましょう。そして万が一ぶつかったときには、せめて、すみませんと言うようにしましょう。こちらも言います。親である人は子供にそれをしつけてください。ご協力お願いします。


posted by takayan at 02:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 見えない生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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