先日、数年ぶりのbrlinputの更新をしましたが、続けてまた更新です。今回は漢点字および六点漢字の機能の追加です。日本漢点字協会から許諾をいただいたので、晴れて漢字直接入力機能追加したものを公開です。ついでにいろいろ用語の見直しや、設定ウィンドウの内容を見直しをしました。バージョンは1.5です。
ダウンロード>>>> brlinput1.5.zip
主な更新内容
・基本機能に漢点字・六点漢字の漢字直接入力を追加
・README.md の作成
・点字タイプ入力ソフトという表現を点字入力ソフトに変更
・設定メニューの項目、及び設定ウィンドウの内容の見直し
・Unicode八点点字直接入力を漢点字用(01234567)と一般用(12345678)に分けた
・両手入力で点字入力中を示すキー「A」を追加して同時押ししにくいキーボードに対応(片手入力のスキップキーの応用)
・点字コマンド「56の点+スペース」で漢字変換切り替えを手元でできるようにした
・Ctrl+Shift+Alt+B を起動ショートカットとした
・Ctrl+Alt+Bを標準の設定メニュー呼び出しキーとした
・Ctrl+Alt+変換 のトグルキーによるモードの切り替えを廃止
漢点字、六点漢字の追加が主要な更新です。モードの切り替えなしに、基本機能として漢字の機能を入れています。というか日本語出力から外せません。かな入力しか使わない多くの人は特殊音などで余計にスペースを叩かないといけないので面倒に思われるかもしれません。
どちらも第1水準・第2水準の漢字を搭載しています。なお漢点字は公開者によって新字・旧字の文字コードに多少の揺れがありますが、これはKTOSの出力の方に合わせています。六点漢字には「凜」、「熙」が存在しません。
六点漢字のデータは、Taisuke FukunoさんのGithubサイトhttps://github.com/code4sabae/tenjiのデータを、六点漢字協会 発行監修・コアライフ六点漢字の会 発行編集の「よく解る六点漢字の本」で修正し加工して使用しています。
最後に、プログラムの種別名を点字入力ソフトに変えてみました。キーボードの操作に関しては点字入力で間違いはないのですが、点字しか出力できないみたいで、名称としては避けていました。でも、やはりこちらが分かりやすいかなと。
かなと申します
以前、指点字の勉強のためにいろいろなものを探していたところ
どんなソフトにも対応可能なbrlinputを見つけて
職場のPCにも入れて利用させていただいていました
PCがWindows10になってからもWindows10で無理やり利用していました
このたび、新しいパソコンを入手したため改めてbrlinputを探したところ
Windows10に対応されたことを知って非常に喜んでいます
ありがとうございました
今後ともよろしくお願いします