そこで、aozoravoice.wsfでm3u拡張子の付いたファイルも一緒に作成するようにしてみた。これを開くと順序通りに連続再生してくれる。
m3u形式のプレイリストとは言っても、ただファイルの名前を並べただけのもの。相対パスつまりファイル名だけ記述している。必要ならば、メモ帳とかのテキストエディタで開いて編集できる。
WindowsMediaPlayerが出力するものには「#EXTINF」とか曲の情報らしきものも書き込まれているけれど、それがなくてもプレイリストとしてはちゃんとはたらくので何もつけなかった。m3u形式は名前からして本来mp3のファイルを指定するためのものなのだろうが、wavファイルを指定してもなんとかなるみたいだ。
Windows Media Playerに関連づけされていている場合、ダブルクリックで連続再生が開始される。
m3uファイルがitunesに関連づけされていている場合、つまりダブルクリックでiTunesが起動する場合は、ライブラリにプレイリストに書かれている曲が追加され、連続再生が開始される。
iTunesのメニューを使う場合は次の二つの方法がある。「ファイル」メニューの「ファイルをライブラリに追加」(CTRL+O)を選んでm3uファイルを開くと、そのプレイリストに書かれている曲がライブラリに登録される。再生は始まらない。もう一つ、ファイルメニューの「インポート」(CTRL+SHIFT+O)を選んでm3uファイルを開くと、プレイリストとして登録される。
このスクリプトのサンプルとして、「走れメロス」
前半部分
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
青空文庫の下記のテキストを、スクリプトを使ってルビを読みとして用いて音声にファイルに変換した。使っている合成音声はScanSoft Kyoko_Full_22kHz。
全音声ファイル:merosu.zip
朗読原文:図書カード:走れメロス - 青空文庫