Fire Voxで日本語をしゃべらせるには日本語SAPI5音声を用意しないといけない。SAPI4は無料で配布されているものもあるので、それでも使えるようにならないかといろいろやっている。
※先日までこのページで配布していたものは、まだまだ未完成なので、ここからのダウンロードリンクは削除した。このページからアドインをインストールした人は削除してください。
この試みにまだ興味がある人は、経過報告をこのブログか、Fire Vox - et-web開発室で書いていくので、よければまた見てください。現在はLH KenjiとLH Naokoを選ばないようにするものを置いている。
先のサイトでは「Fire Vox」を日本語化したものを二種類公開している。表示されるもしくは発音される英語の文字列を日本語に単純に置き換えた必要最小限の改造のものと、実験的に本家にない細かな改造を施したものの二つ。今回紹介するのはこの拡張版のほうだ。
Fire Voxは、Firefoxに最先端のWebアクセシビリティ機能を実装させる機能拡張。Charles L. Chen氏が開発している。
Fire Vox: A Screen Reading Extension for Firefox
本家のものも日本語のsapi5合成エンジンさえあればそれだけで日本語でちゃんと実用できる。ただメニューを読むたびに「has sub menu.」としゃべったりするのを気にしなければいいだけのこと。
Fire Vox本家は3.6にバージョンが上がっているが、今回こちらはまだ3.4のまま。Firefox3betaにも対応していない。
SAPI4での連続読みで起きる現象は最初から分かっていたが解決方法が分からないままだった。そのまま放置して忘れてしまっていた。今回いろいろ調べたら、問題は話し中かどうかの確認をTextDataDoneというのを使って捕まえていたせいだった。これだと読み終わりのタイミングがつかめないので、こうなってしまう。かわりにAudioStopという関数を使えばいいことに気づいた。
※いろいろ内容変更 2008/04/24