目が見える人だと、これはそういう場所なんだなと見てすぐに分かって、便利に使いこなせるのだけど、音声ブラウザだとこのページはこのくらい読み飛ばせば内容に行き着くはずだと、連打の具合を経験で覚えていくしかない。慣れないうちは迷路に迷い込み、インデックスにある、開いているページ自身へのリンクを、目的の言葉へのリンクがあったぞとばかりに、何度も踏み続けることさえある。
作る側もアクセシビリティを全く無視しているわけではないのだろうが、大多数の人に使いやすくせざる得ない以上(中には音声ブラウザがあることすら知らない制作者もいるかもしれないが)、両立というのはとても難しい問題だ。
この問題に対する打開策の1つが、次の方法である。この方法は有名な方法なのだろうか。調べ始めたばかりなのでよく分からない。技巧的な方法ではあるが、うまく問題を解決できる。
・アクセシビリティTIPS【読み飛ばし編】不要な読み上げを避けるには
http://allabout.co.jp/career/webproduce/closeup/CU20031206A/index.htm
ページ最初に、極小の不可視画像を置き内容部へのリンクとALT属性を使って誘導する方法である。
でも、このアイデアをどれくらいの人が実践しているのだろうか?