複数のセルを選択する方法の基本は、SHIFTを押しながら移動です。
(移動のまとめは前々回)
これもだいたい他のWindowsアプリと同じ感じだから、特別に知らなくても使えます。
でも行、列の選択は、単純だけど独特です。
・行の選択..... SHIFT+空白キー
・列の選択..... CTRL+空白キー
番号をマウスでクリックしていた人も、こっちのほうが便利かもしれません。
・複数の行の選択
SHIFT+空白で行を選択しておいて、SHIFT+上下矢印キーで範囲を広げます。
・複数の列の選択
CTRL+空白で列を選択しておいて、SHIFT+左右矢印キーで範囲を広げます。
あらかじめ適当に領域を選択しておいて、あとからSHIFT+空白で行(列)を選択しても、複数の行(列)の選択ができます。
・シート全体の選択..... CTRL+A
CTRL+Aだけ覚えればいいのですが、複数の行(列)の選択を応用してCTRL+空白の次にSHIFT+空白でも、その逆でもできます。SHIFT+CTRL+空白でもできます。
・単純な領域の選択
A1セルやその付近から始まる単純な領域を指定するときは、領域の右下端のセルに移動して、SHIFT+CTRL+HOMEでA1セルまでを範囲選択をし、SHIFTキーを押したまま矢印キーを使って微調整します。
・連続する領域の選択..... SHIFT+CTRL+矢印キー
CTRL+矢印キーの動作がわかれば、連続してデータが入っているセルを一気にまとめて選択することもできます。
領域全てにデータが入っているならば、たとえば領域の左上に移動してSHIFT+CTRL+右矢印のあとSHIFT+CTRL+下矢印をすれば、その領域を簡単に選択できます。