2005年01月29日

Excelをキーボードで操作する6 罫線

エクセルを使って表を作っていくならば、罫線が引きたくなります。もちろんこれもキーボードだけでできます。



罫線

罫線を引くには、まず範囲選択をします。選択のしかたは前回までにいろいろ書いてあります。そして、セルの書式設定ダイアログボックスを開き、左右の矢印キーで罫線タグを選びます。

セルの書式設定のダイアログを開くには、Ctrl+1です。このダイアログは他にもいろいろ使いますので、メニューから[書式]→[セル]を選ぶよりも、CTRL+1をしっかり覚えたほうがいいです。覚えやすいショートカットキーですし。



標準では、線のスタイルは実線、色は自動(通常黒)になっています。

下のような操作をいくつかしたあと、ENTERキーを押して、確定します。



・選んだ範囲に外枠を引く..... ALT+O

外枠、アウトライン(Outline)のO(オー)です。



・選んだ範囲の内側に罫線を引く..... ALT+I

内側、インサイド(Inside)のI(アイ)です。



・選んだ範囲の罫線を全て消す..... ALT+N

なし(None)のNです。



また、Excel2002以降では細かな線の指定もキーボードでできるようになったようです。

・上の罫線の設定と解除..... ALT+T

TOPのT



・上の罫線の設定と解除..... Alt+B

BOTTOMのB



・左の罫線の設定と解除..... ALT+L

LEFTのL



・右の罫線の設定と解除..... ALT+R

RIGHTのR



・水平の区切り線の設定と解除..... ALT+H

水平線、HORIZONTALのH

(エクセルのヘルプでは誤植)



・垂直の区切り線の設定と解除..... ALT+V

垂直線、VERTICALのV



・右上がりの対角線の設定と解除..... ALT+U

UPのU



・右下がりの対角線の設定と解除..... ALT+D

DOWNのD



それから、線のスタイルは、ALT+Sで設定できるようになりますが、音声に対応してはいないようです。

通常は、細い実線が選ばれています。選択されているセルに既に罫線が使われているときは、その線が選ばれた状態でタグが開くので、毎回同じとは限りません。線のスタイルは矢印キーで選ぶことができますが、循環してしまうので、音声無しで使うことは難しいでしょう。循環無しで端まで行けば止まるのならば、数えることでなんとかなるでしょうが。

一応、線のスタイルを書き出しておきます。

標準位置から上矢印の方向 (細い実線)、細い破線、長短の細い破線、長短短の細い破線、細かな細い破線、より細かな細い破線。

標準位置から下矢印の方向 (細い実線)、長短短の太い破線、斜めの長短の太い破線、長短の太い破線、太い破線、太い実線、より太い実線、二重線。



また色の指定は、ALT+Cで色選択メニューが開きますが、このメニューが音声に対応しているかわかりません。


この記事へのコメント
このページをさがしていました。罫線ってどうにかキーボード操作できないものかと、ずっともどかしい思いをしていました。もっと早くこのページをみつけられたらよかったと思いました。ありがとうございました。また見に来ます。
Posted by sachiyo117 at 2011年06月09日 11:34
sachiyo117 さん、コメントありがとうございます。役に立ててうれしいです。
Posted by takayan at 2011年07月11日 01:53
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