実物がくるとこれで良かったと実感した。複合機単体での操作も簡単にできて良かったのだが、一番本人が喜んでいたのは、前面インク交換だった。今まで僕が触ってきたプリンタはキャノンのもエプソンのもインクは印字ヘッドの上に乗っかっているもので、インクの交換は本体のカーバーを大きく開けてここにはめ込む。目が見える人もちょっとこつのいる作業だ。これが常識だと思っていた。ところがこのPM-A950のインクカートリッジは、前面にある。調べてみるとこの前の世代のPM-A900からの特徴らしいのだが、前面のインクカートリッジ専用の左右の小さなカバーをあげて3本ずつ分かれているスロットにまっすぐにカッチというまで差し込むだけでいい。これは簡単だ。
このかたは弱視の方なので顔を近づければ色も確認できる。差し込みとカートリッジには同じ形の色のマークがついてあるので、それを確かめ、基板を上にして差し込むだけでいい。
とても使いやすいのだけど、カートリッジにちょこっと番号の点字とかつけてもらえれば、ただそれだけで全盲のかたでも単独で取り替えが可能になるだろう。またプリンタ本体の液晶画面にわかりやすくガイドが表示されて、何をすればいいのかが表示されているのだが、これもそこにある文字を読み上げる回路をつけてもらうだけで、複合機単体での操作も簡単にできるようになるだろう。こういうのは健常者にも特にお年寄りとかにはあると便利な機能なので、今年の年末あたりには是非とも実用化してもらいたい。
全盲のかたにプリンタの必要性があるかどうか疑問を感じる人もいるかもしれない。でもすぐに分かることだけど、自分では文字を正確な形にかけない人、書くべき位置に書き込めない人にとってこそ、プリンタは使われるべきものだと思う。
どもです。<br />
「視覚障害」で検索していたら、ここのブログに行き着きました。<br />
わしも、1種一級の弱視者です。<br />
実は、自宅のプリンタもエプソンでして、<br />
(型番: PMG700)<br />
確かに、何かエラーが出た時や、各種の設定などをする時、操作方法を確認する時など、タスクバーに表示されているアイコンから、「エプソンプリンタウィンドウ」として、内容を確認することができます。<br />
しかも、わしは、スクリーンリーダーを使用していはいるのですが、このこのプリンタウィンドウは、独自の音声合成エンジン?を使用しているのか、とても、肉声に近い音声で状況を知らせてくれるみたいです。<br />
助かってます。
情報ありがとうございます。自分のがエプソンではないので、すぐではありませんが、今度試してみますね。