今日は紀子様ご出産で放送が延期になるんじゃないかとちょっと心配したけど、どの時間帯にも影響が出なかった。
こんなめでたい日に、達彦さん生還でなんかできすぎです。
今日のあらすじは「達彦生還」の一言です。
きっと「お母さん」が引き合わせてくれたんですよ。
※追記2006年9月9日14:10:09
週末の連続放送をみたら、この回もあらすじを書きたくなった。
<あらすじ>
夜。喫茶マルセイユ。外には一人軍服を着た男が近づいている。中では秋山さんサックスと桜子のピアノの楽しいジャズのセッション。演奏終わると同時に外の人影はきびすを返し、闇の中に消えていく。喫茶店の中では、どうだいと秋山さんがきくと、最初桜子の腕を疑っていたバンド仲間二人も、しぶしぶ桜子のうまさを認める。名古屋での演奏に参加することが決まる。
家に帰ると、山長の職人で戦争に行っていたキヨシが訪ねてきていた。とても羽振りがよさそう。昔からの仲間を子分に従えている。闇市でもうけている様子。山長のことはどうでもよくなっている。そしてまたまた桜子にプロポーズをしてくる。桜子はもちろんそれを断る。でもキヨシは憎めないやつ。
有森家。三姉妹が話をしている。結婚はいいものよと、二人の姉は桜子の幸せを心配する。とある旅館。男たちが相部屋で泊まっている様子。その中に先ほどの軍人が外を眺めている。顔はよく見えない。陸軍さんと呼ばれている。
翌日。かねの一周忌の日。喪服を着た桜子は、かねが最後に送ってくれた花嫁衣装と、それにつけた思いのこもった手紙を読み返し、かねを偲ぶ。その手紙にも新しい幸せを見つけてくれという言葉。
東京に帰る笛子は最後に桜子に言葉をかける。あなたはまだ若い。どんな人生も自分で選べる。いつだってあなたの味方だ、と。
笛子は駅に向かう。ももこが途中まで見送りについていく。不吉な夢を見のことを伝える。他にも、笛子のお下げ髪の子どもの夢、山長に蟻が入る夢も見たという。ここでお別れと言って、桜子には幸せになってほしいと笛子が話を切り出す。桜子には達彦のこと以外にもつらいことがあったと言う。ももこは「それって...」と笛子が言いたいことに気付く。ここでも笛子は表情だけで、直接には何も言わない。
(先週は冬吾への気持ちしか考えて見ていなかったけど、桜子の幸せのことも考えて一層笛子は苦しんでいたんだな。)
山長では、かねの一周忌の法要がいとなまれる。読経が終わると、山長の懐かしいみんなが桜子を慕って若女将、若女将と取り囲んでくる。夕方法事が終わると、桜子は喪服のまま達彦のピアノを弾き始める。
(お義母さんへの追悼と、それだけでなく死んだ日も分からない天国の達彦を思っての演奏なのだろう。)
たねが法事の客を見送りに表に出る。風が吹き土埃に顔をそむけると、そこには背中を向けて立っている軍人さんがいる。男は声をかけても返事もせず立ち去ってしまう。男は山長の敷地をゆっくりとかみしめるように歩いている。桜子の音楽を聴いているようにも見える。その男が顔を上げると、それが達彦だと分かる。
桜子は山長から外に出る。歩いていると後ろに何かの気配を感じ立ち止まる。桜子の歩いてきたうしろのほう、その道を横切る形で達彦が出てくる。達彦も何かを感じて立ち止まる。桜子が振り向くと、土埃の向こうには軍服の誰かが立っている。達彦も顔を上げ、互いに姿を確認しあう。毎回聞いているあのオープニングテーマが珍しくBGMとなり、場面が盛り上がる。桜子はそれが誰だか分かった。達彦さんと涙ぐむ。桜子は駆け出し、近づくにつれ足早になる。そしてついに達彦に抱きつく。涙が止まらない。達彦の方もしっかりと喪服の桜子を抱きしめる。
※追記終わり
スタジオパークも達彦役の福士誠治生出演。ロン毛のカツラかぶったり、青いハンカチ出してハンカチ王子のまねをしたり、サービス満載でした。本人の「
福士 誠治のブログ」に、ロン毛写真掲載です。見られなかった人はどうぞ。
特別公開の明日の一場面では、帰還してもすんなり話は進まないようだけれど、とにかく帰ってきてよかったということです。
このブログの確実な読者にichigoさんという方がいて、純情きらりの記事には感想をメールで送ってくれます。ichigoさんは視覚障害者です。テレビも受信できるラジオで聞いてられるのですが、そのラジオでは副音声が聞けないので、完全には話が分からないそうです。
特に今日は、達彦さんにはセリフがなかったので、全然様子が分からなかったそうです。言われてみるとそうでした。達彦さん、まだしゃべってませんでした。
僕が純情きらりの話題で書いている内容は、かなり主観的な分析で、関心を持たなかった話はばっさり省いたあらすじを書いてますが、それでも、分からなかった場面が理解できたと言ってくれます。
そういう読者がいてくれるから書いているというのもあるわけです。それ以上に自分が理解できたものや分からないことを文章にしたいという欲求が強いのですが。最終回まで、いろいろ書いていきます。大詰めにはいると毎日書いてしまうでしょう。
posted by takayan at 23:53
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