2004年05月23日

読みやすさ診断ツール

Webの読みやすさを自動診断してくれるツールは、いろいろある。

その中でも、富士通のWebInspector Ver.3.0はわりと最近のソフト。CSSの診断機能もついている。

つい最近SOHO AWARD 2004で、「選考委員賞」を獲得している。

http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/



ここには他にも、

 ColorSelector

 ColorDoctor

といったツールも置いてある。





 自分で簡単なサイトを作っているが、正直、気は使っているけれど、厳格に指針を守ってはいない。



こういう診断ツールを使ってみると、たくさん注意が出されてしまう。



ホームページリーダーやPC-Talkerでそれなりに読めるので、妥協してしまっているのが現状。



弱視や色覚特性に関しては、今まで全然配慮してなかった。


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2004年05月27日

ve2000とアルテア導入

ve2000をインストールしてみたがうまく動かない。

以前ハードディスクがクラッシュして、やっとのことで復旧させたマシンなので、ときどきソフトがうまく動かないことがある。

そもそもVE2000は、WindowsXPでは、動作保証されていないのか。



そのあと、Altairもインストールした。操作法が独特で、使いこなすには時間がかかりそうだ。慣れれば使いやすいようにできているのだと思うが、ハードルが高すぎる。これも途中で調子が悪くなる。システムの調整の方を先にすべきだな。

日頃マウスばかり使っている人間には、Windowsのアプリケーションに対する接し方を切り替えるのが難しい。



今日はいつもより時間がかかった割に進展無しだった。


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2004年05月28日

ALTAIRとVE2000

最近は毎晩書けていたのに(日にちをまたがることもあったが)、昨晩は書けなかった。

理由は、ALTAIRとVE2000のことをいろいろやっていたからだ。



このメインのマシンでは、両方ともうまく動かなかったので、普段使っていないXPやMeに入れて試していた。PC-Talker体験版を入れたら、SAPIがないとかメッセージが出て、マイクロソフトのこのページから、いろいろダウンロードしたりインストールしたりして、時間がかかってしまった。



ALTAIRの方は、WindowsXPでちゃんと動いた。

基本はテキストエディタで、キーボードの上段のファンクションキーでコマンドを選択する方式である。HTML文書やWORD文書、PDF文書を解析して、テキストに変換し表示する機能がある。ホームページの表示では当然だがちゃんとリンクをジャンプしてくれる。

ファンクションキーでのコマンド選択は慣れてくると、ALTを押して矢印キーで選ぶWindowsの標準的なコマンド選択よりも便利に使える。ただDOSの経験がなくWindowsしか触ったことがない人には慣れるのに時間がかかるだろう。それと今はノートパソコンで利用する人が多い。それだとファンクションキーが隙間なく並べられているので上に点字シールを貼ったりしないとファンクションキー中心の操作は難しいだろう。



VE2000のほうは、別のXPでもうまく動かなかったので、Meで試してみた。スクリーンリーダーの95Readerを前提に作ってあるソフトなので、SAPIを利用して使うには設定を変えないといけない。

最近のここでの懸案だった、ページの途中へのジャンプは、ちゃんとそこから読み始めてくれる。つまり作成者が配慮してくれていれば、サイトによくあるお決まりのナビゲータ領域を飛び越したりできる。



途中でWindowsの音声そのものが落ちてしまって、効果音も何も聞こえない状態になってしまった。ソフトの問題かどうか分からないが、動作が確認できただけでも、今回はよしとしよう。しばらくは先の2つの体験版に集中できる。時間があったら、いろいろこっちも調べてみる。


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2004年05月29日

HPR3C

既に、妄想海岸の「音声読み上げにあたり」というところで、PC-Talkerとホームページリーダーの体験版による詳しい検証が行われている。



そういうわけで、このブログで評価日記する必要もない。何か特筆すべきことを見つけたら、書くことにしよう。



先日ここで、紹介したHPR3Cを試してみた。

このソフトは、アイコンからHSPホットスーププロセッサーによって

作られたソフトであることは一目瞭然。

仕組みとしては単純なものだが、とても便利だった。





先日も書いたように、ホームページリーダーは独自の音声合成エンジンによって動いているので、スクリーンリーダのPC-Talkerを使用しているときは、スクリーンリーダーを一旦切らないと、音声が二重になってしまう。



基本は手動で切り替えなければならない。それを自動化してくれるソフト。やることは、設定メニューからHPRとPC-Talkerのパスの指定を選び、設定する。そして、自動監視モードを選ぶ。自動監視モードを選ぶことで、HPR3が起動されると、PC-Talkerを終了させ、HPR3が終了すると、スクリーンリーダーを起動させてくれる。

自動監視モードを選ばずに実行メニューから切り替えることもできる。



手動で切り替えるのになれてしまった人には、切替にかかる間、待っているのがじれったく感じるかもしれない。時間は短縮されているはずだけれど、自分でキーボードを操作して切り替えたという認識がないので、物足りなくて、手動の方がいいと思うかもしれない。






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2004年06月29日

MMメールなど

今日もサイト紹介。



Miyamiyaのホームページ

http://www.am-corp2.com/





視覚障害者の方に人気のあるMMメールなどを配布している、宮崎氏のホームページ。



このサイトで配布している主なソフトは

・MMメール(シェアウェア)

・MMエディタ(シェアウェア)

・MM音声ビューア(シェアウェア)

・MM-Talker(現在試用版)

・MMニュース(現在試用版)



MMメールは、今年の初めで「MMメール携帯」の開発が終わり、次の「MMメール2」へと移行している。まだMMメール携帯の配布は継続中。いままでMMメール携帯を使っていた人が移行するときは、両者のデータの互換性はないので、同所で配布してあるコンバータを使う必要がある。



MMエディタは、音声対応のエディタで、音声を必要のない人にとっても高機能なエディタ。フルセットC言語によるマクロも使える。

MM音声ビューアは、原稿用紙風の縦書きテキストビューアで、文書を音声で読み上げてくれる。ただし2年前のソフトなので後述のMM-Talkerには対応していない。



MM-Talkerは、試用版のWindowsXP用のスクリーンリーダ。このブログでもちょっと紹介したことがある。メニューやダイアログの各コントロールを読み上げてくれる。このままずっと無料で使えることはないと思うが、スクリーンリーダを体験してみるのに一番手軽なソフトである。



MMニュースは、ニュースサイトの内容を読み上げてくれる音声ソフトである。コンセプト的には、emacs-w3mのshimbunに近いものだと思う(先日emacs-w3mをやったときにshimbunにも挑戦してみたが、うまくいかなかったのでハッキリとはわからない)。似た機能のソフトに以前ここで紹介した「ニュースtoスピーチ」があるが、アプローチが違う。

操作はMMメールを踏襲している。記事の一つ一つがメールという形態をとっていて、MMメールを使っていた人には、とても分かりやすいだろう。記事をダウンロードするとき、メールソフトのようにフォルダへの振り分け機能があるので、これを使うと自分の読みたいキーワードを使って分類していくことができる。


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2004年07月01日

ネットニュースリーダー1.5

ソフト紹介。

ネット上でニュースを読んでくれるソフトがいろいろ話題に出てきたので、他にもないか調べてみた。

それで見つけたのが、「ネットニュースリーダー1.5」。



このサイトで開発している。

VisualBASICオンラインウェア

http://www3.to/vbsoft

シェアウェア。

読み込めるニュースサイトの数を増やした強化版「もっとニュースリーダー1.5」もある。もちろんこちらもシェアウェア。



このネットニュースリーダーの基本操作は、

・まず、F5〜F8を押して、新聞社を切替えて、

・上下矢印キーを使って、ジャンルを選択し、エンターを押す。

・記事リストが表示されるので、また上下矢印キーを使って、記事を選択し、エンターを押す。

・そしてエディット領域に記事が表示されるので、それを読む。



タブキーで、「ジャンル選択」「記事選択」「記事本文」を循環する。

メニューバーがあるので、ALTを使って切り替えて、メニュー項目を選択し操作することもできる。



このソフトはソフト自体にはSAPI等を使った独自の音声読み上げの機能はなく、スクリーンリーダーとの併用を前提としている。視覚障害者のかたを対象にしているので、その点は全く問題ない。




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2005年05月10日

音声対応blogクライアント

音声対応blogクライアントとしてMemory Recorderが使えるんではないかと、前回ここでお伝えしましたが、その報告です。



予想通り、このソフトはスクリーンリーダーを使って音声を読み上げるという点において、とても優秀なソフトでした。MM-Talkerを使っていたあの次点で、日記編集領域に入るたびに全体を読み上げようとしていましたので可能性は高かったのです。スクリーンリーダー大手の一つのPC-Talkerだけでの確認ですが、日記編集領域での各行の音読、カーソル移動時の書く文字の音読ができました。メニューや設定画面も音読してくれることはMM-Talkerでも先日確認できています。



しかし、問題も見つかりました。

前回はかなり高い可能性で音声ブログクライアントとして使えるとぞと喜んでしまって、他の部分の検証がおろそかになっていました。

残念なことに、現状のこのソフトでは、盲人が晴眼者の助け無しにこのソフトを使うことができないことが分かりました。

大きな問題点が二つあります。この問題は晴眼者がマウスを使って使う限りにおいては全く問題にならないことです。このソフトの価値をおとしめる評価ではないことをあらかじめお断りしておきます。



・カレンダーウィンドウはメニューから表示することができますが、それだけではカレンダーウィンドウがアクティブになりません。アクティブにならないと、キー操作だけで日記作成が不可能です。



・もう一つは、その日必ず一度はカレンダーの日付をマウスでクリックしないと、日記をファイルに保存するとき、データベースエラーが発生します。



これらの問題は作者に改造してもらう以外に解決できないので、作者に要望する必要があると思います。まだ実際に使いたいという視覚障害者がいない段階でそういう改造が可能かどうかわかりません。





そういうわけで、昨日から他のblogクライアントがスクリーンリーダーを使って利用できるか手当たり次第に調べていました。全てgooブログでは使えませんので、実験のために他のサーバーにブログを作って調べていきました。結論は、どれも駄目でした。全部を調べ尽くしていないのかもしれませんが、どれも「Memory Recorder」に及びもしませんでした。


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2005年05月24日

ニュースtoスピーチ Ver.1.04.3

「桂木範・オンラインソフト工房 」の「ニュースtoスピーチ」が5月18日付けで細かなバージョンアップをしました。

http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/



今回の変更点は以下の通りだそうです。

・param3モジュールが読めなくなったバグを修正。

・teacup掲示板のRSSの記事が読めない不具合修正。

・標準モジュールの修正。

2番目の変更点について書いておきます。teacup掲示板はよく使われている掲示板の一つですが、この掲示板ではxmlを配信してくれていて、RSSリーダーで最新記事をチェックすることができます。当然RSS機能のある「ニュースtoスピーチ」でも利用できます。



しかし今までの「ニュースtoスピーチ」ではRSS機能でteacupの掲示板を登録はできたのですが、記事本文のWEBページを表示しようとすると、記事本文が見付からないというメッセージが表示され、記事が読めないという問題がありました(回避策はありましたが)。今回の修正でこの問題が解消され、便利にteacupの投稿のチェックができるようになりました。





どの記事からが未読なのかが分かりますし、その場所から新しい方向へ記事を読み進むこともできて、ホームページをブラウザで直接読ませるよりも格段に、掲示板の情報を便利に利用することができます。





以下に簡単にteacup無料掲示板の「ニュースtoスピーチ」での登録の仕方をまとめておきます。



1.登録したい掲示板をいつも通りに開きます。そして投稿フォームの下あたりにある[RSS]というリンクに入ります。



2.開いたページのテキスト領域にあるアドレスをCTRL+Cでクリップボードにコピーします。



3.新しい「ニュースtoスピーチ」を起動して、「メインメニュー」→「ニュースソース選択メニュー」ときて、RSSを選択します。



4.新しく開いたメニューでCTRL+Aを入力すると、RSS登録ダイアログが開きテキスト入力を促してきます。



5.ここに先ほどクリップボードにコピーしていた文字列をCTRL+Vで貼り付けます。このとき文字列の後ろの方のrss15.xmlの15の部分を5〜100までの数字に書き換えると、表示する記事数がかわります。そしてエンターをすれば、登録完了です。カテゴリー選択メニューの中に掲示板のタイトルが追加されたはずです。







これだけの設定でも十分なのですが、設定を少し修正すると本文だけを読むようにすることができます。



1.カテゴリー選択メニュー上で登録した掲示板のタイトルまできて、Eキーを押します。CTRLキーはいりません。するとRSS設定ダイアログが開きます。



2.タブキーで、本文開始文字列というエディット領域まで移動し、そこに




<HR>


という文字列を入力します。

同様に、下の本文終了文字列の領域にも同じ文字列




<HR>


を入力し、設定ボタンを押すと修正完了です。



このダイアログでは、「登録名」、「URL」も変更できます。

表示する記事数を変更したいときは先の要領で「URL」文字列中のrss15.xmlを別な数字に修正しておこないます。




posted by takayan at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

音声対応ブログクライアント MemoryRecorderバージョンアップ

以前ここで紹介したWeb日記作成支援ソフト「MemoryRecorder」が6月5日にバージョンアップしました。今回のバージョンはv.1.5.6です。

このソフトは唯一音声対応しているブログクライアントとして紹介しました。ただしそのときの機能ではキーボードだけではどうしてもできないことがあるという報告で、作者さんに対応できないかと相談していました。



今回のバージョンアップでこの問題が解決され、キーボードだけの操作で日記が書けるように改善されたようです。今実際キーボードだけを使って、記事編集のところまでたどり着き、あとは投稿ができるか調べるだけとなっています。

明日blogを書きたいと言っていた盲人の方のところに行きますので、本当に使えるかどうか試してもらおうと思います。

作者さん対応ありがとうございました。


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2005年07月23日

スクリーンリーダ Catwalk

とても野心的なスクリーンリーダの登場です(私が気づくのが遅いのですが)。KazusoftさんのCatwalkです。現在のバージョンはv0.0.6.0です。



現在試作段階で、無料でインストールできます。まだいくつか問題もあるようですが、従来のスクリーンリーダ以上の読みができ、言語の切り替えや、他のスクリーンリーダとの併用など、いままでのスクリーンリーダには見られない独自の機能が盛り込まれています。



インストールしただけで詳しく験してみたわけではありませんが、タスクトレイの青猫のアイコンが印象的で、このテキストエリアも丁寧に読んでくれたり、マウスを重ねたときのALT要素のポップアップも音声にしてくれたりと、うるさいくらいに読んでくれます。とても期待しています。



対象はWindowsXPやWindows2000などで使えるUNICODE版だけです。なお音声エンジンは自分で用意する必要があります。



・Kazusoft

http://www.kazusoft.com/



・視覚障害者向けトップページ

http://www.kazusoft.com/simple_top.shtml



・Catwalk

http://www.kazusoft.com/simple_catwalk.html


posted by takayan at 11:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする