単に私の周囲だけだったのかもしれませんが、私の知っている目の不自由な方たちは以前からスカイプを利用されていたのですが、昔のトップメニューからオンラインのコンタクトに発信ができるバージョンのものをずっと使い続けていました。それが最近になってまたたくまにスカイプ1.4へとアップグレードされています。
いくつもの要因があるのでしょうが、かなり大きな理由がスクリーンリーダーのcatwalkとの併用という手法が広がったためだと思われます。もちろんその手法の伝播もスカイプ上での情報交換が重量な役割を果たしています。
私の周りではスクリーンリーダー98Readerシリーズを使っている方がいないのでその読み具合は分かりませんが、スクリーンリーダーPC-talkerXPでのskypeの読みは完全ではありません。開発版のpc-talkerを入れると少しはよくなるらしいですが、それよりももっとよくskypeを読ませる方法がみなに広がってきました。それがスクリーンリーダーcatwalkを使うという方法です。
このブログでも以前catwalkについて触れたことがあります。その頃はあまり知られていなかったのですが、このskype対応の良さで(私の周りでは)かなり脚光を浴びています。
catwalkは他のスクリーンリーダーとの併用への配慮があって、必要な操作の時だけ機能させることができます。Windowsキー+CTRLキー+Sキーで、スクリーンリーダーモードのON/OFFをします。これで現行のスクリーンリーダーでは対応できない読みのところだけをcatawalkに任せるという使い方ができます。
・skype
http://www.skype.com/intl/ja/
・catwalk(現在試用版に付き無償)
http://www.kazusoft.com/simple_catwalk.html