2006年03月11日

DelphiでiTunesをコントロール

Delphiを使ってiTunesを動かせないか作ってみたら、あっさり動きました。



uses ComObj;



var iTunesApp : Variant;



iTunesApp :=CreateOleObject('iTunes.Application');



上の三行を適切な場所に配置して、Variant型の変数を使っていろいろ書いていけばいいわけです。早速プレイリストを選んで、さらにその中のトラックを選んで、それをiTunesで再生させるというプログラムができました。



素直に普通のコンポーネントを使えばスクリーンリーダーでも読んでくれるので、iTunesでリストを読んでくれない問題に対して、これで万事解決しそうです。慣れ親しんだObjectPascalの文法で書けるので、楽に作れます。



それにしてもDelphiなどIDE部門はボーランド社からの売却が決まってしまったんですね。

・IDE事業売却は2006年6月目標、ボーランド

http://www.atmarkit.co.jp/news/200603/04/borland.html


2009年10月28日

ZEN Mozaic(1)

全盲でも使いやすいデジタル・オーディオプレイヤーを探してくれと頼まれたので、いろいろと調べてみた。その報告。

一番有名な携帯音楽プレイヤーといえばiPodだけど、iPodは基本的にiTunesという専用ソフトを使わないと音楽を転送できない。現在の iTunesは以前より使いやすくなったとはいっても、それでも視覚障害者が使うにはとても面倒なソフトであることには変わりない。

いろいろ話をきいたり、ネットで調べてみると、視覚障害者が利用しやすいデジタル・オーディオ・プレイヤーとしてクリエイティブ社のZEN Stoneというのがいいらしい。ディスプレイの無いとてもシンプルなもので、名前のとおり小さな小石のような形をしている。USBケーブルでパソコンにつなげれば、エクスプローラを使って音楽ファイルの管理ができる。つまりパソコンにスクリーンリーダを導入していれば、視覚障害者も普段のパソコン利用と同じようにして音楽ファイルを簡単にプレイヤーに転送し、パソコンに縛られず音楽や朗読ファイルを楽しむことができる。

他のプレイヤーとZEN Stoneとの大きな違いはZEN Stoneには小さいがスピーカーが内されているタイプがあるということだ。視覚障害者の方は周りの状況が判りづらくなるので耳をふさぐ場面は最小限にとどめたい。そういうわけで家の中での利用など気兼ねなく音が外に出せる状況では ZEN Stone のスピーカーはかなり重宝する。

なお、ZEN Stone の他にも本体にディスプレイを持たず、音楽ファイルをエクスプローラを使って転送できるタイプのプレーヤーはある。中にはUSBケーブルだけでなく、SDカード(miniSDやmicroSDも含む)を利用するものもあって、このタイプならばSDカードを何種類も用意して、昔のカセットプレイヤーの感覚でその日の気分で差し替えて聴くという使い方もできる。スピーカー内蔵にこだわらなければ、このようなプレイヤーも十分選択肢になるだろう。

さて、そういうわけで、Creative社ホームページのストアで ZEN Stone を購入しようとした。しかし残念なことにもう扱っていなかった。仕方が無いので他の機種にすることにした。
他の機種ではどれがいいのか、現在アウトレットも含めストアで扱っているのを調べてみた。
最新のZEN X-Fi2はスピーカー内蔵だけどタッチパネル操作なので除外する。
ZEN と ZEN MXは2.5インチの液晶画面、SDHCカード対応。しかしスピーカを内蔵していないのでこれも除外。

候補は次の二つのシリーズになる。
ZEN X-Fiは現在アウトレットでしか扱っていないが、とりあえず購入できる。X-Fiはオーディオテクノロジーを搭載した機種。2.5インチの液晶画面、SDHCカード対応。また無線LAN対応機種もある。画面右に並んでいる9個の丸いボタン他で操作する。
ZEN Mozaic と ZEN Mozaic EZ300 は、1.8インチの液晶画面が付いたプレイヤーで、タイル状に並んだ9個のボタンで操作する。

SDカードが利用できる機種も魅力的だけど、実際に使ってみないとどうかわからない。ここは無難に一番安く3980円で購入できるZEN Mozaic 2GBにしてみた。うまくいかないとき、自腹になっても痛みは少ない。ちなみに ZEN X-Fi 8GBはクリエイティブストアのアウトレットで、10800円。

しばらく数回に分けて、ZEN Mozaicについて書いていく。

関連リンク:
jp.creative.com - PCエンターテイメント製品のリーディングカンパニー


ZEN Mozaic(2)プレイヤーの説明

さて、ZEN MOZAIC は届いた。

まず、ZEN Mozaicの形状の説明。高さ約8センチ、幅4センチ、厚みが1センチちょっと。基本は縦に持つ。角は丸く、ざらざらとした手触り。縦型1.8インチのディスプレイがあって、その下にタイル状のボタンが3×3の9つ、左寄りに並んでいる。このタイルの色が濃さの違う色で作られていて、それが名前のとおりモザイクのようになっている。

下側面には二つの端子がある。液晶をこちらに向けて左側にあるのがUSBポート、右側にあるのがイヤフォンジャック。付属のUSBケーブルとステレオイヤフォンをそこにつなぐ。イヤフォンはFMラジオのアンテナを兼ねているので、スピーカーで聞く場合でもラジオを聴くときはつないでおく必要がある。このUSBケーブルは、A-ミニBタイプと呼ばれるもので、プレイヤー側のコネクタは小さな台形をしている。そのため逆には入れられない。コネクタの向きは台形の幅の狭いほうが液晶側になる。幅の広いほうのプラスチックの部分にUSBのマークが刻まれているので、それが下になるように持つと分かりやすい。

右側面の上のほうに、スライド式のスイッチがある。これをゆっくり下に下ろすと電源が入る。すでに電源が入っているときは反対に電源を切ることになる。このスイッチは真ん中から下に下ろしたときはすぐに真ん中に戻ってくるようになっている。すばやく手を離してしまうと、すぐに戻ってしまってスイッチが動作しないようになっている。一番下に来たとき、1つ数えてから手を離すようにするといい。このスイッチは上にも動く。これはロック用のもので、こちらに動かす場合は手を離しても真ん中には戻ってこない。これが上にスライドしている間、本体のどのボタンを押しても何も反応しない。ポケットの中に入れるときなど、間違ってボタンを幼いようにするとき、ここでロックする。

そのほかに、さっきのUSBポートとイヤフォンジャックの間にストラップを通すための穴がある。マイクが上側面の右側にある。スピーカーは裏面の上のほうにある。リセットホールが左側面の下のほうにある。リセットホールは指では操作できないようになっているので、ペンの先など尖ったものを使って押す。フリーズしたとき、つまりバッテリーがまだあるはずなのに、ロックもしていないのに、どのボタンを押しても反応が無いとき、ここをついてリセットをする。そのあと電源を入れなおすと、また利用できるようになる(はず)。

形が分かったところで、まず最初にすべきことは充電だ。充電はUSBケーブルで起動しているパソコンにつないで行う。小さいほうの端子をプレイヤーに繋いで、大きい平べったい端子をパソコン側に挿す。プレイヤーは軽いので、ぶら下がるかたちになっても簡単には抜けない。ぶら下げないことに越したことは無いけど。

パソコンに接続するとデバイスの認識が始まる。このときドライバを用意しなくても自動的に認識作業は進んでいく。箱には充電時間は3時間と書いてあるので、ゆったりと待つ。


2009年10月29日

ZEN Mozaic(3)音声ファイルの転送

折角、パソコンに繋いであるので、ここで曲の転送をしてみる。

この操作はパソコンのOSによっても、またそれぞれのパソコンの設定によっても違ってくるので、一般的だと思われる方法で書いてみる。もっと手数の少ない方法もあるだろうから、適宜自分の流儀で置き換えてもらいたい。とりあえずWindows7/VISTA/XPで動作の確認はしている。

Windowsキー+Eキーでエクスプローラを開く。VISTAと7の場合は何もせず、XPの場合はタブキーを押してリストビューに移動する。そのまま下矢印キーで、My ZENというデバイスを探す。My ZENまで来たら、エンターを押す。Storage Mediaというディスクがひとつ現れるので、下矢印を押し、さらにエンターを叩く。そうすると、Storage Media内のいろんなフォルダが現れる。

このときリストビューの表示が詳細になっていないと扱いにくい。しかしWindows7とWindows VISTAでは、フォルダの規定の表示の方法を詳細表示にしていてもポータブル・デバイス内のフォルダではそれが適用されていない。そのため、ALTキーでメニューに移動し、そのあと右矢印で表示まで行き、下矢印で詳細まで進んでエンターをして、フォルダごとに表示を切り替える必要がある。一度設定すれば設定は記憶されているようだ。

Storage Mediaの中には、次のフォルダが並んでいる。
Albums, Music, My Organizer, My playlists, My Recordings, My Slideshows, Pictures, TV, Video, ZENcast
役割は名前から推察できる。音声ファイルはMusicフォルダに入れるのが分かる。

Musicまで下矢印で進んで、エンターキーを押し、Musicフォルダを開く。ここには既にサンプル曲が入っている。同じようにここに音声ファイルを置くことで曲が追加される。このとき音声ファイルの詰まったフォルダを丸ごとこのMusicフォルダの中にコピーしても追加できる。

実は、わざわざMusicフォルダに入れなくても、Storage Mediaのルートに直接曲のファイルをコピーしても、音声ファイルの追加はできる。ただ今回問題が起きなかっただけかもしれないので、できればMusicフォルダに入れたほうがいいだろう。

コピーは次のようにする。エクスプローラで自分のパソコンの音声ファイルが入っているフォルダを開く。通常はミュージックフォルダ(XPだとマイミュージック)の中のどこか。そこで音声ファイルを選択する。1つだけでもいいし、SHIFTキーを使って範囲選択してもいい、CTRL+スペースで飛び飛びのファイルを選択してもいい。

選択が終わったら、ALTキーでメニューに移動して、右矢印で編集メニューに移動し、下矢印でフォルダへコピーまで進み、エンターキーを押す。するとフォルダ選択のウィンドウが開くので、タブキーを2回叩いて、ツリービューに移動する。直前に同じ操作をしていたならば、MUSICフォルダが選択されているはずなのでそのままエンターキーを押す。前回何をしたか分からないときはツリービューでHOMEキーを押してツリーの頂点であるデスクトップに移動する。そうして、開きすぎてるフォルダは左矢印で閉じ、開いていないフォルダは右矢印で開きながら、下矢印キーでMy ZEN、Storage Media、Musicの順で進み、Musicでエンターすればコピーが開始される。

上記の項目のコピーを使わずに、選択した時点でCTRL+Cでファイルをコピーし、先ほどの方法で、My ZENのMUSICフォルダを開き、CTRL+Vで貼り付ける方が簡単かもしれない。いやきっと簡単だ。

以上のようにして、曲をプレイヤーに転送する。

スクリーンリーダーPC-Talkerを使っている人は、My Fileというファイラーを使ったほうがコピーが便利だと思われるかもしれないが、残念なことにMy ZENもStorage Mediaもドライブとして認識されない。


ZEN Mozaic(4)音声ファイルのタイトル

今回は曲のプレイヤーでの表示名について。

全盲の場合、曲名が液晶に表示されていても分からない。最新のiPod shuffleのように曲名の読み上げ機能が付いてくれないとどうしようもない。そのため曲が思い通りの順序で並んでいない場合その理由が分からない。

プレイヤーでどのように名前が表示されているかを知っていると、曲順の問題を解決できるようになる。このような問題に出会うことは、かなり使い込んでからになるだろうが、ファイルの転送と合わせて覚えておくといい。

プレイヤーでの曲の名前はファイル名ではなくタイトル名である。タイトル名は基本的にファイル名と同じになっているが、ときたま違うことがある。音声ファイルは、音声データだけでなく、いくつかのテキストデータも保持している。この中にその音声のタイトルを示すタイトルという項目がある。これがタイトル名だ。

パソコンでの音声ファイルのタイトル名の確認は、エクスプローラでその音声ファイルを選択し、プロパティの詳細タブを開き、タブキーでリストに移動し、上下矢印キーでタイトル項目を探すことで行える。

プレイヤー内での曲は、このタイトル名を元にしてパソコンの名前順と同じように並ぶ。つまり、半角数字、半角英字、全角ひらがな、全角カタカナ、漢字の順になる。

転送した後に曲の順序が予想したものとは違ってしまうことがある。おそらくその原因はファイル名とタイトル名が違っているからだ。正しく並べるためには、転送元のファイルで詳細タブのタイトル項目の内容を削除し、もう一度転送しなおせばいい。こうすることでタイトル名をファイル名と同じにすることができる。タイトル項目が指定されていないファイルは転送後自動的にファイル名と同じになるからだ。逆にファイル名としては使えない記号などを曲のタイトルとして使いたいときは、転送前にファイルのプロパティを開き、タイトル項目に直接書き込めばいい。

具体的に、キーボードを使ってタイトルの編集するには次のようにすればいい。まずエクスプローラでパソコン上にあるそのファイルを選択し、アプリケーションキーを押してコンテクストメニューを開く。SHIFTを押しながらTABを3回叩くと全般タブに来るので、右矢印キーを何回か押して詳細タブに移動する。そのあと、タブを1回押すと項目リストに移動するので、上矢印キーでタイトルという項目を探す。タイトル項目まできたら、そこで文字入力すればそれがタイトルになる。空欄にしたいときはタイトルのところでスペースキーを押し空白を入力し、バックスペースでその空白を削除する。文字入力が終わってエンターキーを2回叩くと作業は完了する。


曲を思い通りに並べるためには、パソコンにあるファイルの先頭に 01、02といった番号をつけて、そのファイルを転送すればいい。しかし曲数が多くなるとそのような名前の書き換えも大変になってくる。また後から曲順を入れ替えたくなったときは大変な作業になる。そういうときはプレイリストを作ると便利だ。プレイリストの作り方は次回。


ZEN Mozaic(5)プレイリストの作り方

プレイリストは連続して再生する曲のリストで、これをいくつかを用意しておけば、そのときの気分で聴きたい曲の集まりを切り替えて聴くことができる。

プレイリストはどうやって作るのか。
Mozaic本体の機能を使ってプレイリストを作る方法もあるが、それだとディスプレイが見えない場合、作るのが面倒になる。ここではパソコンで作る方法を紹介する。

既にMozaic内にいくつもの音声ファイルが転送されているとする。まず以前示した方法で、エクスプローラでMozaic内のMusicフォルダを開く。そしてリストに入れたいファイルを選択する。SHIFTキーを使ったり、CTRLキー+スペースを使ったりして選択する。全部集まったらアプリケーションキーを押す。コンテキストメニューが表示されるので、その一番上にある「再生リストを作成」を選び、エンターする。するとMusicフォルダに「新しい再生リスト.pla」という名前のファイルが作成され、名前が変更できる状態になる。これがMozaicのプレイリスト。文字列の後ろの「.pla」を消さないように気をつけながら分かりやすい名前をつける。

プレイリストの名前は先頭に番号をつけて作る。プレイリストもプレイヤー内では名前順で並ぶので、先頭に番号をつけておけば、意図した通りに並べることができる。自分がどれを何番に決めたのか覚えておけば、見えなくても位置でそのプレイリストを指定することができるので便利だ。プレイリストを番号だけにしてもいいように思われるが、パソコンで編集するときはスクリーンリーダーで読み上げてくれるので、「1 朗読」、「2 クラシック」のような内容をイメージしやすい名前にしておいたほうがいいだろう。

出来上がったプレイリストはこのままMusicフォルダに入れておいてもプレイヤーで認識されるが、管理がしやすいように標準のプレイリストの格納場所であるStorage MediaのMy Playlistsフォルダに移動させる。具体的なキー操作は次の通り。プレイリストの上でCTRL+Xで切り取り、バックスペースで上に上がって、My Playlistsフォルダを矢印キーで探し、見つかったらそこでエンターキーを押して、中に入る。そしてそこでCTRL+Vで貼り付ける。これでプレイリストがMy Playlistsフォルダに移動した。

プレイヤーはプレイリスト内の並びの通りに曲を再生していく。この曲の順番は初期状態ではファイル名の名前順である。
プレイリストの内容は次のように確認する。
My ZEN内のMy Playlistsフォルダを開く。順序を変えたいプレイリストまで上下矢印キーでカーソルを移動させる。そこでエンターキーを押して開くと、このファイルのプロパティの参照タブが開く。下矢印キーを押すとリストビューにフォーカスが移る。これがプレイリストの内容である。並んでいる名前は、前回説明したタイトルではなくファイル名である。上端の項目が1曲目、下端の項目が最後の曲になる。下矢印で下端までいったらもうそれ以上進まない。上端も同様。

なお、目が見えない場合は問題にならないことだが、パソコンでプレイリストを表示するときはこのようにファイル名で表示されるが、Mozaicのディスプレイで確認するとタイトル名で表示される。ファイル名とタイトルにずれがある場合、パソコンで作ったプレイリストを表示すると、タイトルが名前順で並んでいないこともありえる。でもその順序はMozaicのディスプレイでは確認できないが、ファイル名ではちゃんと名前順になっている。

プレイリストの内容の順序を変えると、プレイヤーで再生される順序も変わる。指定項目の削除もできる。
順序の変え方は次のとおり。
上記のようにプレイリストを開き、順序を変えたい曲まで上下矢印でカーソルを移動させる。その曲まで来たら、タブキーでリストビューの次の配置されているプッシュボタンにフォーカスを移す。リストビューの後には5つのボタンが並んでいる。順番に、一番上に移動、1つ上に移動、削除、1つ下に移動、一番下である。目的のボタンの上でエンターを押すと、その動作を実行する。エンターを押しても参照タブは開いたままだ。残念ながらボタンの機能まではスクリーンリーダでは読み上げてくれないので、リストビューからの位置で覚えるしかない。また3番目の削除は確認無しで項目を削除してしまうので、このボタンの位置を間違えないようにしないといけない。もし間違えて削除してしまったら、エスケープキーを押せば取り消せる。その代わりいままでそのプレイリストに対して行った操作も失われてしまう。

曲の移動や削除が終わったあと、リストビューに戻って別の曲を選び移動操作を行ってもいい。リストビューに戻るにはタブキーを数回押す。リストビューは参照タブの次にある。ただし再度リストビューにやってきたときに気をつけることがある。それは、最初と違って前回操作した曲にカーソルがありその曲が選択された状態でリストビューがアクティブになっていることだ。これだと今何曲目を操作しているのかが分からなくなる。これを回避するために、リストビューに来たらHOMEキーを押すようにする。そうすることで曲リストの1曲目にカーソルが移動する。そこからリストの順番を確認しながら、次に移動させるファイルを選ぶようにする。

このようにして必要な移動操作が終わったら、タブキーを何回か押しOKボタンまで移動しそこでエンターキーを押せば、プレイリストの並び替えの作業が終了する。

プレイリストへの追加ができたら便利だと思われるだろう。実際マウスだとプレイリストを開いてそこに曲ファイルをマウスでドラッグして持ってくれば追加ができる。しかし残念ながらキーボード操作だけでは追加はできない。新しいプレイリストを作るしかない。

またキーボードだけだと同じファイルを複数回登録することができない。マウスでやる場合は、既に登録されている曲であっても何度でもドラッグで追加できる。Moazic本体で作るプレイリストでも同じファイルを複数回登録できる。パソコンのキーボードで同じことをしたい場合は、同じファイルをその場で転送して用意するしかない。

具体的に並べ方の例を示すとこんなふうになる。

例えば、5曲登録されているプレイリストの2番目にある曲を2つ下に移動させたいときは次のようにする。My Playlistsフォルダを開き、目的のプレイリストまで上下矢印キーでカーソルを移動させて、そのプレイリストまで来たらエンターキーを押す。参照タブが開くので、下矢印キーを2回押して、その曲までカーソルを移動させたあと、タブキーを4回押し、エンターを2回押す。これでその曲が2つ下に行く。そのあとタブキーを数回押してOKボタンまで行き、エンターして、作業を終了する。

1つや2つの移動では間に合わないぐらい複雑に順番を変えたいときは次のようにするといいだろう。
まずプレイリストを開く。下矢印でリストビューに移動し、上下矢印キーで1曲目を決める。決まったらタブキーを5回押しエンターを押す。そうやってこの曲をリストの1番下にする。この1曲目の名前をしっかり覚えておく。タブキーを数回押して、リストビューに戻り、HOMEキーでリストの一番上に行く。そこから上下矢印キーで次の曲を探し、やはりタブキーを5回押しエンターして、この曲を一番下にする。そしてまたタブキーでリストビューまで移動し、HOMEキーを押す。これを最初に選んだ曲が一番上になるまで繰り返す。1曲目に選んだ曲の名前さえしっかり覚えておけば、そこが未選択と選択済の境界になるので混乱はしないだろう。並べ終わったら、タブキーでOKボタンまで移動しエンターを押して、作業を終了する。


以上で、パソコンを使った作業の説明は終わり。次からは十分に充電できたMozaic本体で作業となる。


2009年10月30日

ZEN Mozaic(6)基本的な操作方法

3時間の充電が終わったら、Mozaic本体からUSBケーブルをはずしててみよう。もちろんファイルの転送中はまずいので、転送が終わったあとにケーブルをはずす。なお、充電の途中でケーブルをはずすと、スイッチを入れていなくても電源が付いたままになる。とはいっても、液晶画面を確認できないと動いているのかどうか分からない。簡単な動作確認の方法を示す。

でもその前に、操作を行うにはボタンの機能を知っておかないといけないので、9つの操作ボタンの使い方を次に示す。
操作ボタンは3×3でタイル状に並んでいる。これらのボタンの配置をイメージしやすいように、以後携帯電話でおなじみの順序で左上から順に番号を付けて呼ぶことにする。なお音楽再生に必要なことを中心に説明する。

1は、メニュー/戻るボタン。メニューを一階層戻る。長押しするとメインメニューに戻る。
3は、オプションボタン。パソコンの右クリックやアプリケーションキーに相当する。
2と8は、上下ボタン。リスト表示のときのカーソルを上下に動かしたり、再生中の音量を調整するのに使う。
4と6は、左右ボタン。ミュージックモードのとき前の曲や次の曲への移動になる。長押しすると巻き戻し、早送りになる。長押しのあとは再生が始まる。
5は、OKボタン。
7のボタンは、マイショートカットボタン。便利な機能を割り当てられる。初期設定はスピーカーのオン/オフ。長押しすると登録できる機能の選択メニューが現れるが、スピーカーのオン/オフはよく使うので、このままにしておいたほうが便利だろう。
9は、再生/一時停止ボタン。ミュージックモードのときは音声ファイルの再生と一時停止が行われる。ビデオ、ラジオの操作中はそのメディアの再生が行われる。マイクのときは、長押しすると録音開始になる。メインメニューの表示中などそれ以外のときは音楽モードと同じ動作になる。

ミュージックモードのときの4と6の細かな反応は次のようになる。やってるうちに感覚的に理解できることを文章にしてみた。
再生中のとき、6を押すと次の曲が再生される。曲の途中で4を押すとその曲の先頭に戻って再生する。ただし曲の始まり2秒以内ならば、前の曲に移動し再生する。最初の曲で4を押すと最後の曲を再生する。しかし最後の曲で6を押すと最初の曲に戻るが停止になる。
一時停止のときは、どちらを押しても一時停止中の曲が停止になる。
停止中のときは、4を押すと前の曲、6を押すと次の曲で停止になる。
(補足 最後の曲で6を押して停止するのは再生モードが標準のノーマルになっているときの反応。再生モードをオールリピートに変更していたときは停止しない)

さて、ボタンの役割が分かったので、動作確認をする。
標準設定では5分間何もしないと電源が切れるようになっているので、もう電源が切れているかもしれない。

初期状態ではちょっと面倒だが次のようにする。
まずイヤフォンジャックに付属のイヤフォンを繋ぐ。
1のメニューボタンを長押しする。これで、メインメニューが開く。
2の上ボタンを6回押す。これで、初期状態ではメインメニューには7つの項目があるので、メインメニューの一番上まで行く。
8の下ボタンを2回押す。これで、上から二番目の「ミュージック」項目になる。
5のOKボタンを押す。これで、ミュージックのサブメニューが開く。
8の下ボタンを5回押す。これで、上から5番目の「すべてのトラック」項目になる。
5のOKボタンを押す。これで、最初の音声ファイルが選択された状態になる。
9の再生ボタンを押す。これで、その曲の再生が始まる。

2と8の上下ボタンを使って、ボリュームの調整を行う。イヤフォンで音声が出ることが分かれば、7のマイショートカットボタンを押して初期設定の機能のスピーカーのオン/オフでスピーカーに音声を出力してみる。とりあえずうまくいったら、もう一度9の再生/一時停止ボタンを押して、再生を一時停止する。
音声が鳴らなかったら、電源が切れている可能性があるので、電源スイッチを下にスライドさせる。起動には3秒ぐらいかかる。ちょっと待って1のメニューボタンの操作からやり直す。

一度「すべてのトラック」の曲を再生させると、Mozaic内に転送された全ての曲が再生リストに登録される。以後、電源を入れて9の再生ボタンを押すと、この再生リストに登録された曲が再生されるようになる。6の右ボタンを押せば、次の曲に移動する。Mozaic内に転送した音声ファイルを4と6のボタンを使って探す。最低限これだけ知っていれば、Mozaicで音楽を楽しめる。

「再生リスト」とは現在再生させている曲のリストのことだが、この再生リストは他のミュージックのサブメニューを選択し再生させない限りずっと「すべてのトラック」のままになる。パソコンに繋いで、音声ファイルを追加したり削除しても再生リストは「すべてのトラック」のままで、曲の内容がそれに応じて変化するだけだ。


音声が再生されることが分かったら、マニュアルに書いてある初期設定をしておこう。
ZEN Mozaicはメニューが多言語で表示させることができる。初期設定は英語になっている。これを日本語にしよう。メニューが見えないのだから、このままでも問題ないけれど、目を貸してくれるボランティアの人にも使いやすいように、この設定をしておいたほうがいい。この設定自体そのボランティアの人にやってもらったほうがいいかもしれないけれど。

マニュアルにある方法をそのまま引用すると、
1.メインメニューで、System(システム)→Language(言語)を選択します。
2.利用する言後を選択して、[OK]を押します。

これを目を使わずに設定できるように書き換えるとこうなる。
1のメニューボタンを長押しする。これでメインメニューに移動する。
8の下ボタンを6回押す。これで一番下の「システム」項目にくる。
5のOKボタンを押す。これでシステムのサブメニューが開く。
2の上ボタンを2回押す。これで下から二番目にある「表示言語」項目にくる。
5のOKボタンを押す。これで言語リストが表示される。初期状態なので一番上の英語になっているはず。
2の上ボタンを2回押す。これで下から二番目にある「日本語」項目に来る。
5のOKボタンを押す。これで日本語が選択される。
最後に1のメニューボタンの長押しをしてメインメニューに戻しておく。

もうひとつやることとして、時刻合わせがあるが、これはどうしても目が見える人に手伝ってもらわないといけない。日時の情報はマイクで録音したときのファイル名などで使うので正確な時刻に合わせていたほうがいいのだけど、マイクを使わないのならば急いで設定することもない。なおこのとき日時の設定のときは表記法も日本式に設定しておく。操作はメインメニューのエクストラサブメニューで行う。

とりあえず、ここまで。
曲が再生されていれば9のボタンで一時停止にし、電源スイッチを下にスライドさせて、電源を落とす。
このとき曲を止めずに電源を落とすと、次回起動時直後から音楽が再生される。


ZEN Mozaic(7)メインメニューのカスタマイズ

ZEN Mozaicにはさまざまの機能があって、メニューからそれぞれの機能を選んで実行する。

全てを書き出してみる。なお、先頭にマイナス記号があるものは、その個数だけ階層が低いメニューの項目であることを示している。つまり、それより前にある一つ項目の高い項目に所属している項目ということになる。マイナスの無い項目はメインメニューに所属している項目である。例えば、マイナスが頭に一つある「プレイリスト」は「ミュージック」に所属する項目。つまり、「プレイリスト」は「メインメニュー」に所属している「ミュージック」サブメニューの項目ということになる。
以下、そのリスト。

マイク
フォト
-スライドショウ
-写真
ミュージック
-再生リスト
-プレイリスト
-アルバム
-アーティスト
-ジャンル
-すべてのトラック
-ブックマーク
-DJ
--本日のお勧めアルバム
--オールシャッフル再生
--よく再生するトラック
--未再生のトラック
--評価の高いトラック
--未評価のトラック
ビデオ
-ビデオ
-テレビ
-ZENcast
FMラジオ
エクストラ
-日付&時刻
-オーガナイザー
--予定表
--連絡先
--仕事
-ディスク
システム
-メディア情報
-オーディオ設定
-フォト設定
-ディスプレイ設定
-プレーヤー設定
-クロック設定

リストは以上

前回やった、1のメニューボタンを長押しして、2の上ボタンを6回押して、8の下ボタンを2回押して、5のOKボタンを押して、8の下ボタンを5回押した「すべてのトラック」に移動する操作は、上のリストを眺めてみると、その意味が分かると思う。メニューボタンの長押しはメインメニューに移動する操作で、その後の上ボタンの6回押しは、マイナス記号の無い項目は7つあるので、どこにいても6つ上に動けば一番上のマイクに行くためのもの。メインメニューの3番目にあるミュージックに行くために、下ボタンを2回押す。ここでサブメニューを開くために、OKのボタンを押した。このサブメニューの6番目の項目に行くために、下ボタンを5回押して、OKボタンで名前順に並んだ、Mozaicに入っている全ての曲のリストを開いた。

このメニューの項目の配列と、その機能のモードでの操作の仕方を覚えれば、Mozaicの機能をいろいろと活用できる。中には時刻合わせのようにどうしても画面を見ながら操作しないといけないものもあるが、記憶力さえあればかなりのことができる。でも世の中記憶力が優れた人ばかりではない。いくつもの操作がごっちゃになって、5回押すんだったかな、6回だったかなと迷うことはよくるだろう。次に押すのはオプションボタンだったかな、OKボタンだったかなということもあるだろう。でもその違いが大きく違った影響を与えてしまう。あまりにも機能が多いので、出鱈目に操作して解決法を見つけ出せるレベルではない。

解決策が一つある。それはメニューをカスタマイズする方法だ。メニューの項目数を必要最小限にし、また便利なようによく使う機能を上の方に配置する。こうすると記憶する量をいくらか少なくすることができる。ただ、メニューをカスタマイズしてしまうと、その配置を忘れてしまったときに困るだろう。また晴眼者の目と手を借りる必要も出てくる。


■ メインメニューのカスタマイズ

カスタマイズの方法を次に示す。以下は晴眼者向けのものだが、今まで通りの記述で説明する。
1のメニューボタンを長押しして、メインメニューを開く。
3のオプションボタンを押して、オプションメニューを開く。現在メニュー表示中なのでメニュー関連の操作が並んでいる。
5のOKボタンを押して、最初の項目の「メニュー設定」を実行する。
すると、上記のメニュー一覧と同じ内容が画面に現れる。
よく見ると項目の先頭に色のついたチェックマークが描かれている。色がついているのがメインメニューに表示されている項目、灰色のものが表示されていない項目となる。OKボタンを押すと、チェック有りとチェック無しが切り替わるので、必要な項目、不必要な項目を選んでいく。

一番シンプルな、次の構成をお勧めする。
・すべてのトラック
・プレイリスト
・システム

すべてのトラックは、このMozaic内にある全ての音声ファイルを表示する。
プレイリストは、このMozaic内にある全てのプレイリストを表示する。プレイリストを使わないときは、この項目は必要ない。
システムは、いろいろな設定を行う項目で、これはメインメニューからはずすことはできない。

メインメニューに表示する項目が決まったら、1のメニューボタンを戻るボタンとして押す。
そうすると、項目の減ったメインメニューが表示されるだろう。

今度はこのメニューの並べ替えをする。
並べ替えは、次のように行う。
現在メインメニューにいるとする。
2と8の上下ボタンを使って、移動させたい項目に移動する。
3のオプションボタンを押して、オプションメニューを表示する。
8の下ボタンを1回押して、2番目の項目の「並び替え」に移動する。
5のOKボタンを押して、並べ替え画面に移動する。
2と8の上下ボタンを使って、新しい位置に移動させる。
場所が決まったら、1のメニューボタンを押して、メインメニューに戻る。
これを、移動させたい項目がなくなるまで繰り返せば、並べ替えは完了する。

お勧めの並び順は:
・プレイリスト
・システム
・すべてのトラック

以上のようにメインメニューを晴眼者にカスタマイズしてもらう。
ここまでが晴眼者にしてもらうところ。

このメインメニューでの視覚障害者の操作は次のようになる。
「プレイリスト」項目を選ぶときは、1のメニューボタンを長押しして、2の上ボタンを2回押す。
「すべてのトラック」項目を選ぶときは、1のメニューボタンを長押しして、8の下ボタンを2回押す。
そして「システム」項目は設定が難しいので晴眼者に設定してもらう。


■ カスタマイズされたメインメニューでのプレイリストの再生

特定のプレイリストを選択して聴く方法は次のようになる。
プレイリストは、以前示した方法でパソコン上で「一桁の番号 名前」という形式の名前で作ってあるとする。またプレイリストの個数はちゃんと把握しているとする。

1のメニューボタンを長押しして、メインメニューを開く。
2の上ボタンを2回押して、メインメニューの先頭に移動する。
5のOKボタンを押して、プレイリストのリストを表示する。

1番目のプレイリストの再生を始めるには、そのまま9の再生ボタンを押す。
2番目のプレイリストの再生を始めるには、8の下ボタンを1回押して、9の再生ボタンを押す。
n番目のプレイリストの再生を始めるには、8の下ボタンを(n-1)回押して、9の再生ボタンを押す。

ただしプレイリストのリストの一番下でさらに下のボタンを押すと、一番上に戻ってしまう。そのためいくつのプレイリストを入れてあるのかはちゃんと覚えておかないと、下のほうに進んでいるつもりが一番上に戻ってしまい、今どこにいるのかが分からなくなる。現在何番目の項目か分からなくなったら、1のメニューボタンを押して、いったんプレイリストの画面から出て、また5のOKボタンを押して、入り直せばいい。こうするとカーソルは1番目のプレイリストを指した状態に戻る。

このようにしてプレイリストの一覧からプレイリストを選んで9の再生ボタンを押す。するとそのプレイリストの一番最初の曲の再生が始まる。このとき同時にこのプレイリストが現在の「再生リスト」として登録される。以後、再生操作はこのリストに対する操作になる。他のプレイリストや「すべてのトラック」の曲を再生しない限り、再生リストはこのプレイリストのままとなる。

何番目にどのプレイリストがあるのかを忘れてしまったら、次の方法で内容を確認していくことができる。
1のメニューボタンを長押しして、メインメニューを開く。
2の上ボタンを2回押して、メインメニューの先頭に移動する。
5のOKボタンを押して、プレイリストのリストを表示する。
つまり、現在プレイリスト一覧の一番目のプレイリストが選択されている。
そして、
9の再生ボタンを押して、そのプレイリストの1番目の曲を再生する。
1のメニューボタンを押して、プレイリストのリストに戻る。
8の下ボタンを押して、その下のプレイリストが選択される。
9の再生ボタンを押して、そのプレイリストの1番目の曲を再生する。
これを各プレイリストで繰り返す。
つまり、9を一番最初に押して、そのあとは1、8、9を一つ一つのプレイリストで繰り返す。目的の先頭の曲が見つかるまで繰り返す。

ただし、プレイリストの総数を忘れてしまったら、最後のプレイリストまで来たかどうかが分からない。というか数えながら曲を聴くのも難しい。一週回ってさっき聞いたことがあるかなと気づく以外にないだろう。アイデアとしては、「Z おわり」というプレイリストを作っておいて、そこにチャイムなど最終だと気づきやすい音声ファイルを1つだけ入れておくといい。その音声ファイルのタイトルも「龠」にしておくと「すべてのトラック」で一番最後に置かれるので邪魔にはならないだろう。

プレイリストの1曲目だけでは分からないときは、さらに6の右ボタンを押すことを繰り返し、プレイリストの曲を順に再生していく。6の右ボタンを押しても再生が始まらないときは、それは最後が終わったということ(補足 ここで停止するのは再生モードが標準のノーマルになっているときの反応。再生モードをオールリピートに変更していたときは停止しない)。

以上が、プレイリストの再生方法


■ カスタマイズされたメインメニューでの「すべてのトラック」の再生

プレイリストを使いこなすと「すべてのトラック」を使用することは少なくなるだろう。
それでも、Mozaic内の音声ファイル全体を聴きたいときもあるかもしれない。

その場合は次の通りにする。
1のメニューボタンを長押しして、メインメニューを開く。
8の下ボタンを2回押して、メインメニューの末尾に移動する。
5のOKボタンを押して、すべてのトラックのリストを表示する。
9の再生ボタンを押して、1番目の曲を再生する。
この操作をすると、「再生リスト」の内容が「すべてのトラック」になる。


最後に、数回にわたってZEN Mozaicで音楽再生の操作法を紹介したが、Mozaicには音楽再生の他にも動画再生、写真再生、予定表、FMラジオ、マイクなどさまざまな機能がある。特にFMラジオとマイクは視覚障害者も十分活用ができる機能だろう。ただ、これ以上操作を複雑にしてまで、活かすべき機能かどうかは使ってみないと分からない。マイクが本当に必要ならば、音声ガイドつきのICレコーダーを用意して本格的に利用したほうが、きっといいだろう。







2009年11月06日

ZEN Mozaic 関連記事の修正

先週は ZEN mozaic の記事を一気に書きましたが、ある方から、ボタンの配置をテンキーより電話のボタンの配置で呼んだ方がいいと指摘を受けたので、書き換えることにします。
視覚障害者の方も携帯電話は日常的に使われているので、そのほうがいいようです。

修正前:123789

修正後:789123

よく使うメニューボタンが7ではなく1になり、再生・一時停止ボタンが3ではなく9になるので、新しい方が覚えやすくなるんじゃないかと思います。
タグ:ZEN MOZAIC