2007年06月06日

SANDWORM(DUNE)

先日竜を調べていてwormという言葉と出会ったが、wormと聞いて真っ先に思い出したのが、フランク・ハーバートFrank Herbertの『DUNE』(デューン)という作品だ。この作品からは『風の谷のナウシカ』そして最近では『マトリックス』へと影響を受けた様々な物語の系譜が続いていく。壮大で緻密なこの『DUNE』という物語は僕にとって忘れられない作品となっている。『マトリックス』の最後の作品を見ているときもこの物語の救世主を思い出さずにはいられなかった。

そうか、これは竜だったんだ。

DUNEは遠い未来の、砂漠の惑星アラキスを舞台にした物語。DUNEを読み始めたのは、それが『風の谷のナウシカ』に影響を与えた作品だと知ったからで、結局フランク・ハーバートの書いたこのシリーズ全巻読むことになった。ナウシカに出てくる王蟲はまさに読みからしてこのDUNEのsandwormの公然としたオマージュだ。巨大な芋虫と巨大なワラジムシの違いはあるけれど、同じ役割を演じている。王蟲は当て字によって意味をずらしているが、厳密に言うとwormに由来している言葉なのに本来のwormが意味する範疇の外にある。「worm=虫」という日本語翻訳の単純な図式が元になっているがゆえの連想。

DUNEシリーズの英語版の表紙など、sandwormは巨大な芋虫かミミズのようなたくさんの節のある巨大な円筒形の姿で描かれている。まさしくworm。でもこれはwormの竜としての意味を知らない画家が間違って描いたわけではない。物語の中でちゃんとそのように描写されている。頭に顔はなく、巨大な口だけがある。デヴィッド・リンチDavid Lynchの映画では先が三つに開いて口が見えてくるが、原作では、口は内側の縁にぎっしりと歯の付いた大きな穴としてだけ描かれている。

このような姿に描かれるsandwormも、wormの古い意味を思って見てみると、物語の役割からも、その名にふさわしくまさしく竜と思えてくる。これは英雄と竜、皇帝と魔女、貴族とずるがしこい商人の出てくる中世的な復讐劇として見ることができる。この物語では、wormは退治すべき悪の化身としては描かれない。英雄は、死者の水分まで共有物として搾り取る砂漠の民とともに、このwormと共存し、自分の強力な味方としていく。やがてこのシリーズは英雄の一族とwormとの密接な関わりを描いていき、未来の人類の成熟した精神像さえも描き出してくれる。

容赦なく人の命を奪いさる巨大な存在は、砂漠の民フレーメンにとっては畏敬の対象となる。フレーメンの生活はsandwormとともにある。彼らはsandwormの背に乗って長距離を移動する。sandwormは人類の求めてやまない長寿薬メランジと深く関わっている。このメランジもフレーメンの生活に欠かすことのできない重要なスパイスだ。wormは砂漠に包まれた厳しい環境を象徴した存在でもある。sandwormの重要な特徴として、水と関わり深い本来の竜の属性とは逆に、砂漠に住むこの無敵な存在は水によって死ぬ。


■関連リンク集
DUNE 公式サイト(英語)
DUNEシリーズは、原作者Frank Herbertの死後も、息子のBrian HerbertとKevin J. Andersonによって、その世界観を踏まえた物語が作られ続けている。最新刊は、『SANDWORMS OF DUNE』で、英語原書版だがもうすぐ発売になるらしい。だけど僕は彼らの作品をまだどれも読んでいない。

en.Wikipedia
Dune(novel)

Category:Dune
英語版のWikipediaには『DUNE』について莫大な量の記事が書かれている。DUNEにインスパイアされた物語のリストもある。


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2008年07月03日

デューン・シリーズ

思い出したので、ちょっとリストアップ


オリジナルシリーズ:

Dune (1965)
Dune Messiah (1969)
Children of Dune (1976)
God Emperor of Dune (1981)
Heretics of Dune (1984)
Chapterhouse Dune (1985)

その矢野徹氏による翻訳本:

デューン/砂の惑星(全4巻)
砂漠の救世主(全1巻)
砂丘の子供達(全3巻)
砂漠の神皇帝(全3巻)
砂漠の異端者(全3巻)
砂丘の大聖堂(全3巻)

ここまで出版して、フランク・ハーバートは亡くなってしまった。

間は空くが、フランク・ハーバートの死後、息子のブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダースンによる新しいシリーズが執筆されている。

次の「デューンへの道」シリーズはブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダースンによる、先代のレトの時代の物語らしい。翻訳本あり(ただし現時点在庫無し、古本でどうぞ)

Prelude to Dune:
Brian Herbert
Kevin J. Anderson

Dune: House Atreides (1999)
Dune: House Harkonnen (2000)
Dune: House Corrino (2001)

翻訳タイトル:
デューンへの道/公家アトレイデ(全3巻)
デューンへの道/公家ハルコンネン(全3巻)
デューンへの道/公家コリノ(全3巻)


次の「Legends of Dune」三作品は、本編が始まる一万年前、思考機械が存在した頃の物語らしい。未翻訳。

Dune: The Butlerian Jihad (2002)
Dune: The Machine Crusade (2003)
Dune: The Battle of Corrin (2004)


そして、このシリーズは、フランク・ハーバートが構想した幻の第七作を復元したものとされるもの。

Hunters of Dune (2006)
Sandworms of Dune (2007)

さらにフランク・ハーバートの原典を補完する「Heroes of Dune」というシリーズが現在執筆中らしい。



実は新しいシリーズは一冊も読んでいない。本が出ていることを知ったときは、世界観を崩していないか心配した。本屋で背表紙を見つけたときは、ちょっと期待しながら手に取った。でも表紙絵で読む気が失せてしまった。加藤直之の機械絵と美人絵の印象が強すぎるから、それではないというだけで打ち砕かれてしまった。デビッド・リンチの映画をきっかけで読み始めたから、その映画の場面が使われたものか、加藤氏の表紙のものしか知らない。以前の石森章太郎の表紙絵は知らない。

でも、せっかく思い出したので、この機会に読んでみようかなと思ったら、日本語版は「デューンへの道」も含め、もう全部古本でなければ手に入らない状況。このシリーズを翻訳されてきた矢野徹さんも亡くなられているのを知った。この人の用語が身にしみてしまって、映画の台詞が違和感ありすぎて困ったくらい。とても残念だ。

英語本は息子の代になってから毎年のように活発に出版が続いているというのに、なんてことだろう。日本語のものは手に入らない。僕は小説を読むための語彙を持っていないので、原書は読むのは避けたいのだけど、それ以外に手はないみたいだ。特に「デューン7」はどうしても気になる。
追記:デューン7は、ブライアンとケヴィンの六作品からの伏線も重要になってくるので、全部読んでおかないといけないらしい。当然といえば当然。知的な父親フランクの文章に比べて、分かりやすい文章らしいそうなので、それが救いだ。


そういうわけで、同じく興味を持った人はどうぞ!
古本でよければ、日本語版も手に入ります。



オリジナルシリーズは、ハードカバーやペーパーバックなど何種類も出ているが、このリストは一番安いペーパーバックのもの。



新シリーズはハードカバー版、ペーパーバック版、マスマーケット版で出ているが、ここに並べたのは一番安いマスマーケット版。ただしマスマーケット版がまだ出版されていない「Sandworm of Dune」と、この8月に最初の出版予定の「Paul of Dune」はハードカバー版。また「Legned of Dune」はばら売りだと日本では手に入らないものがあるので、ボックスセットを紹介。


その他はこちらから
デューンシリーズ 翻訳本の検索結果
デューン関連(洋書)の検索結果


参考:
Artistic works in the Dune universe - Wikipedia(en)


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2008年07月11日

デューン オーディオブック

アメリカでは毎年デューンの新作本が出版されているというのに、日本では今まで翻訳されていたものも在庫がないという、とても残念な状況。仕方がないから原書を読む以外に道がない。

自分が翻訳版で読んでいない分の原書から手に入れて読もうかと考えていた。でもやっぱり難しくても、すべての始まりである「デューン/砂の惑星」から読むべきだと思い直した。このフランク・ハーバートの想創造した最初の言語世界に浸ることがまず最初にすべきことだ。

しかし、読み始めると語彙力のなさを痛感させられる。読み終わるのはいつになるのだろう。現在出版されているものにたどり着けるのだろうか。日本語版を読んでいるので展開は頭に入っていて楽なはずなのに。

そこで、たどり着いたのが、オーディーブック。言葉を知らないことの根本的な解決にはならないけれど、使ってみてこれはやっぱり必需品だと思った。原書を開いて、聞こえてくる英語の文字を必死に辿りながら読んでいる。中学の時の英語の勉強を思い出す。全部で21時間8分。これは長い、けれど、これは素晴らしい。効果音も入っていて、なかなか雰囲気も出てる。役柄に分けてドラマのように数人で朗読しているところもあったが、今読んでいるところは一人が声で演じ分けて朗読している。

それにしても知らない単語がいっぱいある。とくに人の仕草を表す言葉は全然分からなかった。でも難しいんだけれど、これは楽しい。

audible.comで購入した。ここでの標準価格は$41.97。割引サービスがあるので安く買うこともできる。ダウンロードしたデータはCDにも焼けるが、全部で20枚にもなってしまうので、焼かずにmp3音質のデータとして利用している。iTunesと連動させてiPodに入れられる。
(実はなかなかダウンロードできなかった。原因が分からずしばらく悩んだが、原因はaudibleのダウンロード専用ソフトがファイヤーウォールに邪魔されていたからだった。)

Dune (Unabridged) - audible.com
商品ページ。5分間の長いサンプルがある。これだけでも十分引き込まれる。
カード決済なので、慎重に。

iPod持っていてiTunesを入れている人は、次のリンクからでも買える。iTunesに束縛されるけど、注文が日本語でできるのでこちらが楽かも。
Dune (Unabridged)
icon

CDでよければ、Amazon.co.jpでも買える。



Duneについての日本語で読める最新の情報は、2chのスレッド「デューン4 砂漠の神皇帝」。この前の「デューン3 砂丘の子供たち」スレッドは情報いっぱいだったのに、落ちてしまった。


posted by takayan at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | DUNE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

ミステリチャンネルでテレビ版「デューン 砂の惑星」

今月はミステリチャンネルでテレビ版の「DUNE」があるというので、見てみた。

ミステリチャンネルの案内ページ
《ミステリシアター》 SF特集 「 デューン 砂の惑星 シリーズ 」

デューン 砂の惑星 シリーズ / DUNE

全世界で1200万冊の大ベストセラー、フランク・ハーバート原作のSF小説を完全映像化!

TVプログラムの最高峰 2000年エミー賞を2部門受賞した、壮大で緻密な作品!!


砂漠の星、アラキスは銀河系で格別に重要視される星である。アラキスは、人間の肉体の強化と維持に最強の威力を持つ“香料(スパイス)”と呼ばれる物質が採掘できる唯一の惑星であり、多くの利権を生み出しているからだ。しかし“香料”の発掘は危険な仕事でもあった。“香料”は砂漠に住む巨大生物“サンドウォーム”に守られており、採掘を試みる者を容赦なく攻撃してくるのだった。銀河系を支配する帝王・シャダム4世は、この惑星アラキスの統治を公爵レト(ウィリアム・ハート)に任せた。しかし、時のアラキスの統治者である男爵ハーコネンは、アラキスを手放すことを許さなかった。ハーコネンがアラキスの統治権を奪回するため、レト暗殺を企てる。ハーコネンによって父・レトを殺されたポール(アレック・ニューマン)は、母・ジェシカ(サスキア・リーブス)と共にアラキスの首都アルキーンから砂漠へと逃亡。そこでは砂漠の民・フルマンとの運命的な出会いが待っていた…。


まずは「上巻・大いなる砂漠の星」(次の上巻の放送は1/7 24:00、その次から中巻)。このブログに時々DUNEのことは書いていて、このドラマのことも知っていたけど、まだ見ていなかった。正月早々見れて良かった。内容は知っているんだけど、続きがはやく見たい。上中下が終わったら、「DUNE2」も放送するのだろうか。

デューンの映像作品としてはリンチの映画を思い出してしまうけれど、比較はよそう。ドラマは時間が長い分丁寧に物語が進んでいく。原作を知っている身としては、映像でデューンの世界を描き出してくれるだけでも、ありがたい。上巻は、ポールとジェシカが砂漠へ逃れるところで終わる。

それにしても、上の番組解説は内容的にちょっとあれだけど、本編はもちろん、解説の文章だけでも日本語版の翻訳者矢野徹さんの訳語との違いが目立つ。でもそれは原作好きの僕でも仕方がないと思う。矢野さんの独特な文章も愛着があるけど、是非ともオリジナル・シリーズの新訳を出してほしい。


内容とは関係ないけど、ちょっと変なところを気づいた。始まって10分ぐらい、アトレイデの人々が新しい領地、この物語の舞台となる惑星アラキスへと旅立つとき、航海士を乗せた船の背景に惑星カラダン(たぶん)の姿が映し出される。日本人ならすぐに分かるが、この地形は日本列島の衛星写真を加工したものだ。端の方は別な地形と合成されているみたいだが、中心には四国や大阪が映っている。中央構造線が美しいので選ばれたのだろうか。

caladan


googleMapでの付近の衛星画像:

大きな地図で見る




posted by takayan at 02:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | DUNE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

デューン 砂の惑星 中巻:呪われし砂漠の民

ミステリチャンネルで見た「デューン 砂の惑星」中巻のこと。
このシリーズはよくできていると思う。一度見ただけでは分からないところもあるけれど、丁寧に描写を見ていけば、原作を知らなくても、理解できるようにできている。かえって哲学的な原作を読むより、内容がつかみやすいかもしれない。原作の小難しさが好きなくせに、変な薦め方ではあるけれど。


中巻は、砂漠へ逃れたポールとジェシカが、砂漠の民フレーメン(ドラマではフレメン)に受け入れられて、二人がフレーメンの指導者となっていく話。ストイックで奇異な習俗を持つフレーメンと共に物語が進んでいく。それを補う形で、本筋とは違うところでイルーラン姫が密かに大活躍する。イルーランを通してこの世界の権力争いの裏側を分かりやすく示してくれたり、フレーメンと対極にある享楽的なハルコンネン家の描写を盛り上げたりしてくれる。

原作にイルーラン姫のこんな場面はあったかなと思ったが、Wikipediaによると、これはこのドラマ独自の展開らしい。イルーランは後の小説ではいろいろ暗躍し、かなり重要な役割を果たすことになるのだけど、原作小説ではほとんど出番がない。それを自然に描くために、監督が話を拡げたらしい。デューンシリーズの小説では、各章の頭にエピグラムとしてデューン世界の様々な文献からの引用が置かれている。イルーランの書いた文献が何度も使われている。そのため、小説を読んだ者にとっては、物語自体ではそれほど印象はなくても、存在感のある登場人物になっている。しかし、ドラマだとそうはいかない。ナレーションでエピグラムを読み上げるだけでなく、やっぱり物語の中でエピソードを積み重ねて描いてみせないと印象に残らない。いくら何でも皇帝の娘がそこまではしないだろうと思うような場面もあるけれど、イルーランだったら、若いときからこれくらいの行動力や情報収集能力は、あってもいいかもしれない。

日曜洋画劇場あたりは、映画の宣伝とは関係ないB級映画をときどき放送しているけど、B級映画を放送するぐらいならその枠でこのドラマシリーズを放送すればよかったのにと思う。上巻と中巻を見終わってそう思った。2000年のドラマなので今更ないだろうが、やってれば日本でもそれなりに評価されたんじゃないかと思った。ただ中巻は官能的な場面がいろいろ出てくる。このドラマがアトレイデ家の一族の物語なのでしっかり子作りの描写もあって、それ以外のサービスシーンもいろいろあって、今の日本の地上波では頻繁にカットされまくっただろうけど。


それはそうと、この中巻のタイトル「呪われし砂漠の民」は違うんじゃないかと思った。この砂漠の民とは、砂の惑星アラキスに住むフレーメン達のことなのだけど、原作読んでも実際このドラマを見ても彼らが呪われているなんて思わなかった。砂漠という過酷な環境を生きる彼らは畏敬の対象でこそあって、呪われたという言葉で形容するのは不適切に思う。なんでこんな言葉にしたのだろう。仲間の死体から水を絞りとったり、原始的な形に変質した信仰を持っているからなのだろうか。彼らの生き方が虐げられているように見えるからだろうか。この中巻のタイトルは、日本独自なのか、英語もそうなっているのだろうか。


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2009年01月17日

「デューン 砂の惑星  下巻:神獣・砂漠の守り神」

今回は、ミステリチャンネルで見たデューン下巻のこと。

中巻からいつのまにか数年が経っているが、ポールの妹エイリア(アリア)の大きさで、ポールと母ジェシカが砂漠の民と行動を共にした年月が分かるというもの。

砂丘もスタジオでの撮影で、背景が絵だったりするのを見るとちょっと残念。でもそこまで欲を言ってはいけないな。そこだけロケで灼熱の砂漠であっても違和感があるだろうし、これは映画ではなくテレビドラマなんだから。一貫した映像はとても美しい作品にできあがっている。舞台劇みたいな演出もいい。

ポールの予知する覇道はマイナス面が強調されている。戦う理由は明確に描かれながらも、勝利していくことが必ずしも善であるとは描かれない。スター・ウォーズのような脳天気なお祭り騒ぎでは終わらず、ラストは粛々と進む。上半身裸になってのナイフを使ったポールとフェイドの決闘の後、ムアドディブとイルーラン、シャッダムの三者三様の行動が一つの画面で象徴的に示されて、原作のようにレイディ・ジェシカの言葉で物語が終わる。

ちゃんと書いておかないといけないけれど、デューンでは、薬物による人の能力の拡大とか優生学とか、現実社会では取扱注意の話が物語の柱として出てきてしまう。ちゃんと空想と現実の区別がついてないと楽しめなくなるだろう。


さて、次は「デューン/砂の惑星II 」だ(原題:Frank Herbert's Children of Dune)。原作小説の「砂漠の救世主」、「砂丘の子供たち」を映像化した作品。今のところミステリチャンネルでは続きをしないようなので、自分で買うか借りるかしないといけない。

ネットでトレーラーなど見てみるととてもいい感じで期待できる。生まれながらに高い能力を持った、神秘的な双子の雰囲気がよく出ている。登場時のポールと同じで原作でイメージしていたよりも年齢設定が上のように感じるが、これもいい。フレーメン語の歌もいい。

Children of Dune - Inama Nushif



レト二世の顔はどこかで見たと思って調べてみたら、ナルニア国第一章で、馬の足をしている半神半獣のタムナスさんの人だった。


続編も三巻に別れている:






posted by takayan at 13:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | DUNE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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