2008年12月28日

平成21年正月は、恐竜SFドラマ「プライミーバル」

新年早々、2009年1月2日(金)〜4日(日) 午後4時20分〜6時00分、NHK総合で「プライミーバル」という恐竜SFドラマが放送される。恐竜SFドラマっていう括りがいい。恐竜好き、イギリスドラマ好きには、ちょっと楽しみな番組。原題はそのまま、Primeval。ちなみに単語 primeval は元々「太古の, 原始(時代)の」という意味の形容詞。

公式サイトから番組案内を引用すると、
イギリスで謎の“怪獣”が目撃される。動物学者のニック・カッターは目撃現場が“ディーンの森”だと聞いて助手のスティーブンらとともに調査を始める。そこは8年前、妻のヘレンが行方不明になった場所だった。やがて彼らの前に現れたのは、数億年前に絶滅したはずの恐竜と、古代に通じる“時空の亀裂”だった…。
NHKの番組公式ページより。このページでは、プレマップの映像も見られる。

各話のタイトルは次のとおり、今回は二話ずつ放送される。
第1話「太古への扉」
第2話「恐怖の巨大グモ」
第3話「海の怪物」
第4話「ドードーの悲劇」
第5話「空飛ぶ殺し屋」
第6話/最終回「未知なる獣」

制作が「Walking with ・・・」シリーズ、「プレヒストリック・パーク」のインポッシブル・ピクチャーズなので、映像的には大いに期待できる。ストーリーはどうだろう。プレマップの映像やあらすじを読む限り、シリアスな展開みたいだが。

この「Primeval」は、イギリス本国で2007年に放送された作品で、2008年には第2シリーズ7話が放送され、さらに2009年春には第3シリーズ10話の放送が予定されている。(参照 List of Primeval episodes


今回の放送に合わせて、「地球ドラマチック」で以前放送された「プレヒストリック・パーク」の前半三話の再放送が予定されている。
2009年1月07日(水) 第1回「ティラノサウルス」
2009年1月14日(水) 第2回「マンモス」
2009年1月21日(水) 第3回「ミクロラプトル」

参照:
海外ドラマ・スタッフブログ:NHKブログ | 欧米ドラマ | 『プライミーバル』の兄貴分ドキュメンタリーを1月に
地球ドラマチック NHK番組ホームページ

■関連ページ
プライミーバル ... NHKの番組公式ページ
Primeval ... en.Wikipedia(英語)
Primeval ... 公式サイト(英語)


■当サイト関連記事
takayanの雑記帳: 『プレヒストリック パーク〜絶滅動物を救え!〜』の情報


posted by takayan at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

恐竜SFドラマ「プライミーバル」面白かった。

この三日間、NHKで放送された「プライミーバル」6話全部見たけれど、予想していた以上に面白かった。
時空の亀裂をめぐる物語。その亀裂を通って、様々な時代の怪獣がやってくる。その現象に立ち向かう人々の姿を描いた物語。

基本は人が怪物に食われたりシリアスな展開なんだけど、恐竜オタの学生コナーがドラマ的にちょっとしたお笑い担当だったり、飼育員のお姉さんアビーが軽いお色気担当だったり、恋愛要素もあり、緩急があって飽きさせない話だった。例えば4話のドードーの話は、コミカルなドードーやコナーのオタ仲間が出てきたのでコメディー回かと思いきや、悲劇的な結末でコナーの人間味を描き出したり。主役の動物学者のニックが捜し求めていた妻に再会できたときの妻の態度とか。このシリーズ、見る前は多少ベタな展開をイメージしていたけれど、いろいろひねりがあって面白い。それにしても最終回、最後の10分間の展開が最終回では有り得ない展開で驚いた。今日で終わってしまうのは納得がいかないくらいの終わり方。是非とも、イギリスで既に放映されている第二シリーズも放送してほしい。もちろん第三シリーズも。


それはそうと、「恐竜SFドラマ」とタイトルにくっついているが、実際、恐竜が出ていない。初回と最終回で暴れ回った「ゴルゴノプス」は一見恐竜のように見えるけど、単弓類に属していて、哺乳類型爬虫類とも呼ばれるもので、恐竜ではない。詳しくは、日本版公式サイトの「古生物ファイル」の各生物の情報をみるといい(ネタバレ注意)。

英語だとタイトルだけでだいたい意味が分かるのだろうけど、訳さずに「プライミーバル」というカタカナのタイトルにしたものだから、それを説明する言葉が必要なのだろう。でも、古生物と言うより恐竜と言った方がインパクトはあるし、怪物や怪獣やモンスターじゃ別な路線のドラマに見えてしまう。恐竜以外の多様な古生物の進化の歴史については、世間での認知度はほとんどないから、いろいろ考えてこういう呼び名になったんじゃないかな。でも予備知識がないとみんな出てきた生き物が恐竜だと思ってしまうだろうけど。
(追記 いろんな記事読んでいたら、海外ドラマのスタッフブログにタイトルのいきさつ書いてありました。推測通り。恐竜SFドラマ『プライミーバル』に“恐竜”は出てこない!?


このドラマに興味を持ってしまって、もう少し科学的なことを知りたいなと思ったら、このドラマの制作会社が以前に作ったSFドキュメンタリーの「Walking With シリーズ」や「プレヒストリックパーク」のDVDを見るといい。ペルム紀とか石炭紀とか、いろんな言葉を覚えてから、このドラマをまた見直すともっと楽しめると思う。

とりあえず、第一シリーズでモデルになった生物の日本語版と英語版Wikipediaへのリンク。
そして、英語だけど、日本未放映の話も含めて、このドラマに出てくる生物のリスト
List of creatures in Primeval - en:Wikipedia



このドラマとは直接関係ないけれど、生命の進化の歴史に興味を持った人には、地球上の生命の繁栄や進化を扱った読み物として、「祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~ 上」あたりも参考になると思う。系譜的に様々な種の繁栄の歴史が見えてきて面白い。地球の生命の歴史を理解するにはとてもいい本だと思う。


このドラマに乗り遅れた人は、有料だけど放映日から一週間だけ、NHKのオンデマンドで見られます。
まだ予定はないみたいだけど、きっとこれは日本語版DVD出ますね。


追記 2009.7.22
8月にこの第一章の集中再放送と第二章の放送があります。
関連記事「『プライミーバル』集中再放送&第2章放送決定!

それから日本語版DVDは出ました。ただしNHK放送版とはタイトルと声優が変わっています。


posted by takayan at 20:22 | Comment(13) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

「プライミーバル」の続編を早く

もう「プライミーバル」の続きが気になってしょうがない。
頑張ってイギリス版か北米版のDVDを買おうか本気で考えている。

NHKの海外ドラマ・スタッフブログが唯一の正確な情報源だけど、これにプライミーバル関連の投稿があった。まず一つ。

恐竜SFドラマ『プライミーバル』 ご覧頂きありがとうございました!

そうですよね。ちゃんと意見を直接言わないと。
続編の感想と要望出してきました。

民放の商売相手はスポンサー様で視聴者はただの数字にすぎないけれど、NHKが向いてくれているのは受信料払っている視聴者ですよね!是非とも、要望聞き届けてください!
イギリスではそうだったからといって1年後なんて絶対嫌だ。作品はもう出来ているんですから、はやく日本語化して、できるだけ早く続編の放送、NHKさんお願いします。でもどうせ、シーズン2が放送されても、その最終回で続きを見せてくれえと、もだえ苦しむんだろうな。


そして、スタッフブログには、再放送、DVDについての記事があった。
恐竜SFドラマ『プライミーバル』の再放送、DVDについて

この記事によると、再放送も続編の放送もまだ分からないらしいが、DVDは4月に他の会社からの発売の計画があるらしい。英語版のDVD購入に二の足を踏ませる情報だ。このDVDは「シリーズ1」だけなのか、それとも「シリーズ1&シリーズ2」なのか、とても気になる。シリーズ1だけだと、火に油を注ぐような感じになるんだろうな。


posted by takayan at 21:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

プライミーバルのノベライズ本

プライミーバル日本語版DVDの予約開始はまだかなと思って、久しぶりにamazonで検索してみたら、プライミーバルの小説(英語)を日本のamazonでも扱っているのに気がついた。番組をやっているとき、いろいろ検索して存在は知っていたけれど、その頃はまだアマゾンではDVD(英語)だけしか扱っていなかったはずだ。プライミーバルの小説はドラマの内容をなぞってノベライズしたものと、ドラマでは描かれていない別のエピソードを扱ったものとがある。

次のリンク先は、英語だけど、英語Wikipediaのプライミーバル関連本のリスト
List of Primeval books and novelisations - Wikipedia, the free encyclopedia

特に、ノベライズ本は、子供向けの本を出版している Puffin Books から出ているので、対象年齢を8-12にしていて、とても易しい英語で書かれている。英語の本が苦手な人でも、なんとかなるレベルだろう。

アマゾンでは、このノベライズ本は「なか見!検索」にしてあるので、実際にクリックして、ページをめくって見ることができる。あの第一話冒頭の夜のスーパーのシーンが文章化してある。日本の高校生でも、もしかしたら中学生でも読めるんじゃないだろうか。ドラマで初めて見たときは、逃げまどう女性が最初誰だか分からなかったものだ。まだひと月たっていないのに、なんだかなつかしい。

気になるのは、あの第一シリーズのラスト、あの大人のドラマは子供向けのこのノベライズではどう表現されているかなのだけど、まだ手に入れていないので、わからない。

このシリーズで出ているのは、次の4冊。
  1. Primeval: A Rip in Time
  2. Primeval: Dangerous Dimension
  3. Primeval: The Lost Predator
  4. Primeval: Fight for Survival
リストの1、2、3は第1シリーズの各二話毎をノベライズしている。そして4番目の本は第2シリーズの最初の三話をベースにしているらしい。

ポンド安だけど、ペーパーバックは単価が安いから、Amazon UK から買っても恩恵はそれほど無いと思う。



posted by takayan at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

英国版『Primeval』買ったよ

待てずに買ってしまいました。
NHKでの続編放送の情報がなかなか出ないので、amazon.uk で注文した。昨日届いた。
もちろん、シリーズ1と2のボックスセット。13.90ポンドだった。

下はその写真。蛍光灯の具合でカラフルに映っているけど、普通に見ると中央の色。
PRIMEVAL


ヒアリングはあまり得意ではないけれど、古生物の名前とか用語もあることだし、聞き取れなかったらあとから英語字幕を見れば理解できるだろうと思って手に入れた。とはいっても字幕があるかどうか確認しないまま注文してちょっと不安だった。無いことはないだろうとは思っていたが、表示させるまではわからない。再生させるとちゃんと英語字幕があってほっとした。英語だと字幕のこともsubtitlesって言うのか。初めて知った。

英語の『PRIMEVAL』には、英国版と、北米版がある。ちなみに現在amazon.jpで扱っている英語版は、北米向け。英国版はリージョンコードが日本と同じだけど、映像形式が日本と違うPAL形式。北米版はリージョンコードが日本と違うけど、映像形式が日本と同じNTSC形式。基本的にリージョンコードと映像方式が合っていないと、デッキでは再生できない。何も考えずに普通に買ったDVDデッキでは、たいてい使えないので、対応する機器を買って再生する。ただパソコンで見る場合は、リージョンコードが合っていれば、PAL形式でも見ることができる。今回はパソコンの視聴だけでいいと思っていたので、英国版を購入した。イギリス制作の作品だから本国版がほしかったのもある。現在、VISTA の Windows Media Player で問題なく見れている。

買った時点では1ポンド139円だったけれど、クレジットカードの請求は計算したら143円換算だった。そういうものなんだろうな。滅多に海外からは買わないから、ついでに他にもボッティチェッリ関連の本も買ったので、かなりの買い物になってしまった。梱包料+送料は約22ポンド。到着はメールで送られてきた予定日通りで、注文してから10日で着いた。日本のamazonは箱の中でしっかりビニールで固定されてやって来るけど、二枚の新聞紙ぐらいの大きな紙をくしゃくしゃにしてクッションにしてあった。

ボッティチェッリ関連の記事がちょっと脇道にそれていたのは、実はそういうことで、折角だから、本が届くのを待っていた。


posted by takayan at 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

『プライミーバル』集中再放送&第2章放送決定!

待ちに待った英国ドラマ『プライミーバル』の第2シリーズ、NHKで放送決定。

今年の正月にNHKで放送された恐竜SFドラマ『プライミーバル』、その日本での続編の放送が決まった。放送は八月、まだ当分待たなければならないけれど、とにかくこれはいい知らせだ。どれほどこの知らせを待ったことか。第2章に先立って第1章の集中再放送もある。

NHKの『プライミーバル』公式番組ページ
恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ


続きが知りたくてわざわざ英国Amazonから1&2のDVDを買ってしまったけれど、やっぱり日本語でのこの放送は楽しみだ。面白い作品だから、この再放送で今まで見てなかった人たちにも人気が出るといいな。

この調子でいくと第3シリーズは来年正月に放送してくれるのかな?


放送予定日時は次の通り(あくまでも予定なので当日には番組表で確認を):
(予定時刻に変更があったので修正、2009.7.22)

第1章 集中再放送 【全6話】
NHK総合
2009年8月22日(土)午後5時00分〜 第1話「太古への扉」
2009年8月23日(日)午後5時00分〜 第2話「恐怖の巨大グモ」
2009年8月24日(月)午後5時05分〜 第3話「海の怪物」
2009年8月25日(火)午後5時05分〜 第4話「ドードーの悲劇」
2009年8月26日(水)午後5時05分〜 第5話「空飛ぶ殺し屋」
2009年8月27日(木)午後5時05分〜 第6話/最終回「未知なる獣」

BShi
8月8日(土) 午後1時00分〜6時00分 ※6話連続放送!!


第2章 8月27日(木)スタート 【全7話】
NHK総合
毎週木曜 午後8時00分〜

BShi
毎週木曜 午後6時00分〜


第2章が放送される時間は「ドラマ8」の時間だけど、この枠なくなってしまうのかな。もうすぐ始まる『ふたつのスピカ 』は原作の漫画が好きなんでちょっと期待している。


posted by takayan at 21:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

プライミーバル第一章、集中再放送開始

このブログで何度も紹介しているプライミーバル、その第一章の集中再放送が今日から開始です。

古生物好きには、たまらないドラマです。正月の放送を楽しんだ人も、全部見られなかった人も、そしてもちろん未見の人もどうぞ。
そしてこの六日間の再放送が終わると、その日のうちに第二章の放送が始まります。27日です。とても楽しみです。

恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ
このページには二種類の番組紹介映像が置いてあります。

今日の放送は午後5時からです。
日曜日も5時から、そして月曜からは5時5分。
ただし、上記ページにも書いてありますが、近畿地域では別の時間のようですので、ご注意ください。

スタッフブログの記事 ご注意ください。『プライミーバル』の再放送時間が 近畿地域では異なります。

それから、上の公式ページに特番の案内があります。
★特番決定! 『30分でわかる!プライミーバル』

総合 8月27日(木)午後7時30分〜8時00分(第2章第1話の放送直前)
第1章のポイントとみどころをギュッと凝縮してお見せします。
集中再放送を全部見ることができなかった人にも、第2章を見てもらえるようにする配慮ですね。
今回は特番まで作ってくれて、NHKはかなり本気ですね。ありがとうございます!


posted by takayan at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

プライミーバル第2章 第1話 「ラプトル襲撃」

昨夜は待ちに待ったプライミーバル第2章だった。待ち切れずに英国版のDVDを買ってしまったのだけど、やっぱり日本語版放映はとてもうれしい。内面を理解するには日本語で見ないと僕にはダメだ。

簡単にまとめると、第2章にしてようやく恐竜である「ラプトル」登場。亀裂の出現を予測できる方法の発見。そしてクローディアがいなくなったけれど、クローディアに似た(化粧が濃いけれど)ジェニーの登場。

見ていてあれっと思うところがあった。英国版のDVDであったはずの場面がなかった。時間を調べてみたら、3分20秒ぐらい短くなっている。確認したら、それほど重要じゃないところを五か所ほど削ってあった。残酷シーンだからというのではなく、きっと時間枠におさめるために削ったのだろう。たとえば亀裂調査センターからショッピングモールに出動するとき、カッターとコナーが二人だけで廊下を歩きながら話をするシーンが1分くらいカットされている。そこではカッターの言う変わってしまった世界についてコナーが訊いている。その前のシーンで、コナーが離れた所から、カッターの言動に注意を向けているところや、柱をぐるっとまわっている動作は、この廊下での会話に向けての前振りのようなものだけど、この会話が無いと、それらのコナーの態度はおかしくなった教授に疑念を抱いているだけに映ってしまうだろう。まあ終わりの方のラジオのシーンで二人の信頼が回復しているのが分かるのでいいのだけれど。

第一章のラストでヘレンに明らかにされた事実によって、カッターと親友スティーブンとの間の溝は今回何事もないということにはいかない。そういうわけで、銃を使う場面でわずかに躊躇しているように見えたり、ラプトルの存在だけで大変な緊張感をより盛り上げてくれる。第2章になって人間の方もアクションに力入れすぎてる感じになったけれど、人物の心理も意外にぬかりなく描いている。アビーがクローディアのことを残念だというシーンや、ラジオの前でコナーに後を頼んだりするシーン、そしてスティーブンを懸命に助け出そうとするシーン。そういうシーンを積み重ねて、この第一話は、第一章の終りにいろいろあったけれど、お互いに信頼を取り戻し、新しい技術も手に入れて、新しいシリーズが始まるぞという話になっている。

今回初めて、プライミーバルを見た人はきっと第1章を見たいときっと思うだろう。DVDもいいけど、声優が違っているのできっと違和感があると思う。そこでお勧めはNHKオンデマンド。第一章のNHK放映版を全話見ることができる。無料の会員手続きをすると、第一話だけ無料で見れる。残りは有料になっていて、NHKの思うつぼになってしまうけれど。無料の第一話を見るだけでも、この物語についてかなりの情報を得られると思う。僕もさっき見てみたけれど、いつ見てももうカッターのヘレンへの思いが可哀そうでみてられない。

恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ


それはそうと、英語のWikipediaの関連記事を読んでいたら、その第3章でナイジェル・マーヴェンが本人役でゲスト出演する話があるようだ。
この場面は是非とも見てみたい。NHKさん、第3章もお願いしますね。

当ブログ関連記事:
takayanの雑記帳: ナイジェル・マーヴェン氏緊急来日


posted by takayan at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

プライミーバル第2章 第2話「オフィス街の霧」 

今回は、巨大ミミズの登場。ニック・カッターは先カンブリアの生物だと推測したけど、確認のしようがない。
この生物は足元に漂う硫黄と二酸化炭素の黄色の霧の中に隠れている。酸素が毒になるらしい。
前回はちゃんと恐竜だったけれど、今回の生物は恐竜じゃない。「恐竜SFドラマ」というタイトルにおびき寄せられた人たちはがっかりしたかもしれないけれど、これは日本で勝手につけられた名前なので、恐竜に関しては期待しない方がいい。

第2話で特筆することは:
今日のヘレンの朝食は翼竜の卵。
ジェニーはクローディアとはまったくの別人。カッターは天才となんとかの見本。
コナーと話の合う女性(キャロライン)が出現。でもレックス警戒。
ヘレンはスティーブンの部屋に入室自由。
前回の清掃員に似た男。
赤靴下。着物秘書。日本刀。
足、斬れたかと思った。コナーは食われ役。アビーは意外に格闘家。
巨大ミミズの爆発はグロい。
カッター、ストーカー化。ジェニーには男。ヘレンが監視。

カッターとスティーブンが何が起きるかわからないビルの中に無防備で入っていくのは、突っ込まないでいいと思う。彼らなら何とかしてくれる、これはそれを楽しむドラマ。
ビルの中では消防隊員が身動きができなくなっていて、それを中に入った二人が見つけ、女性隊員を囲んでいた巨大ミミズと斧で戦う。そのあと、消防隊員に向かって自分たちを避難させろと言ったのだけど、最初そのセリフが理解できなかった。助けに来たのはカッターたちなのに、そんなこと言うかと。でもこれは隊員のプロ意識を刺激して、身動きができなかった彼女を行動させるための言葉だと気づいたら納得した。

さて、これで2話終了。来週は第1章で名前だけ出たサーベルタイガーが登場する。
人間関係や物語が大きく動き出すのはもう少ししてから。


posted by takayan at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

プライミーバル第2章 第3話 「森に潜む牙」

今回はサーベルタイガー(スミロドン Smilodon)。
冒頭、遊園地の森の中でペイントボール中のグループ、その一人の男が何かに襲われてしまう。
亀裂調査センター(ARC)では、第1話で発見された亀裂とラジオのノイズの現象を応用した亀裂探知装置が完成していた。ディスプレイがいくつも並んだ如何にもという装置、開発者はコナー。イギリス国内のどこに亀裂が発生しても数秒で知らせてくれるらしい。それとトランシーバーみたいな100m以内の亀裂を探知する小型の装置の試作機もみんなに配る。コナーはただの古生物マニアでないわけね。でも特にジェニーとリークはニヤニヤとちゃんと動作するのか疑いながらにコナーの説明を聞いている。そこにこの探知装置が働いていないのに、生物出現の報告が入る。コナーやっぱり駄目だったかという空気のまま、場面は遊園地へ。そして、いろいろあってサーベルタイガーが大暴れして、悲劇的な結末に。ニックはその動揺の中、スティーブンへの猜疑心をあらわにしてしまう。第一話で修復できたと思った二人の信頼関係は完全なものではなかったのかもしれない。

ジェニーの化粧が心なしか薄くなってきている。ただ慣れただけなのかもしれない。もみ消し担当の彼女は色仕掛けを二度も使う。それにしてもイギリスにも鉄オタがいるんだ。

コナーにできた彼女はやっぱり怪しい。彼女は携帯でどこかにレックスの画像を送っていた。レスターの部下のリークも怪しい。事件が終わって麻酔銃で撃たれたはずサーベルタイガーが輸送途中で死んでしまったとニックに報告する場面で様子が変だった。最後の場面も。路上に車が止まっていて、その中にリークが一人乗っているのだけど、そこに乗り込んできたのは、、、、、、 そういうことか。

と、先を知らないような白々しいことをいろいろ書いているけど、英語版DVDを買って見なければよかったとちょっと後悔している。でも英語の字幕を読みながら見てもやっぱり理解は完全にできていなくて、日本語版でやっと分かった場面がたくさんある。

公式サイトには書いてないけど、次回第4話のBS-hiでの放送は、プロ野球中継のため時間が変更になって、いつもより1時間早い17:00からなのでお忘れなく。総合での放送時間はいつも通り。NHK番組表 恐竜SFドラマ プライミーバル 第2章(4)「水底に響く声」


posted by takayan at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | プライミーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする